【公明党】:存在感アップに腐心 野党と協調「多方面外交」にジレンマ
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【公明党】:存在感アップに腐心 野党と協調「多方面外交」にジレンマ
自民党と公明党が少数与党となり、困難な政権運営が続く中、公明が存在感を出そうと腐心している。与党として野党の主張を取り入れることで、従来よりも公明党の主張が通りやすくなっているが、野党に「お株」を奪われかねないというジレンマも抱える。来年は公明が重視する東京都議選や参院選も控え、党は新たな目玉政策を打ち立てようと頭を悩ませている。
「野党の賛同が得られるように合意形成の要となってきた」。斉藤鉄夫代表は26日、記者団にこう語り、自負をのぞかせた。
公明党は10月の衆院選で公示前から8議席減の24議席にとどまった。自民も大幅に議席を減らし、少数与党に転落。今までのように与党の事前協議で政策を決められなくなり、公明党も「多方面外交」を強いられることとなった。
だが、思わぬ波及効果があった。2025年度の税制改正の議論では自公は国民民主党とも協議。防衛増税の所得税の増税時期について自民党は当初、予定通り法人税やたばこ税と同時に増税する方針だった。しかし、…
■この記事は有料記事です。残り892文字(全文1322文字)
■続きは、会員登録後、お読み下さい。
元稿:毎日新聞社 主要ニュース 政治 【政局・公明党・自民党と公明党が少数与党となり、困難な政権運営が続く中、公明が存在感を出そうと腐心している】 2024年12月31日 12:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます