【玉川徹氏】:裏金問題解明は「政権交代しかない」野党に「憲法観は置いておいてもいいから共闘を」
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【玉川徹氏】:裏金問題解明は「政権交代しかない」野党に「憲法観は置いておいてもいいから共闘を」
元テレビ朝日社員の玉川徹氏は27日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた衆院政治倫理審査会を公開するかどうかで与野党が折り合っていないことをめぐり「これを解明する唯一の方法は、政権交代しかないと思う」と持論を述べた。玉川徹氏(2019年7月撮影)
政倫審は原則非公開とされ、公開か非公開かは本人の意向を尊重するよう定められている。出席を申し入れた5議員は、政倫審所属外の議員やメディアは傍聴できない「完全非公開」での審査を求めているとされる。
玉川氏は「政倫審くらい公開してやりゃあいいじゃないですかね。(発言内容次第で)偽証(罪)に問われるわけでもないし」と、偽証罪に問われる証人喚問と異なり、政倫審には罰則もないことに触れた上で「このままの流れで行くと、自民党には解明する力はないということになってしまうのではないか。こんなところで抵抗していて、結果、公開になると思うんですけど、最終的には」と、最終的には自民党が公開に追い込まれる可能性にも触れながら「それでも足りないということになって証人喚問になれば偽証が問われるから、今度は『記憶にございません』になっちゃうでしょ」と、指摘した。
その上で「国民は、一体何があったのか解明を求めている。そのためには、本当は国会の中に委員会みたいなものをつくって、第三者に権限を与えて調べるということをしないと、無理だと思います。民間だって第三者委員会をつくってやる。不祥事なんですから、別の権限の委員会をつくらないといけないが、やらないでしょ。政倫審すら公開しないと言っているんだから(自民党は第三者委員会も)やりません」とした上で「ということは、これを解明する唯一のは政権交代しかないと思う。政権が代わって新しい政権が、委員会をつくるということなら全部明らかになりますから」と、私見を述べた。
「野党はその点で一致して共闘して(衆院)選挙をやるということくらい、やらないとダメだと思う。憲法観が合わないとか言っていることをやめて。憲法は何十年たっても変わっていないのだから、この1点(裏金事件の解明)に関して、そこ(野党各党の憲法観)は置いといてもいいから(共闘を)やったほうがいいのではないか」と、野党に提言。「たった1つでもいいから、しっかり前に進みましたという内閣を、国民が求めるということはあると思う」とも訴えた。
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・国会・衆院政治倫理審査会・自民党派閥の政治資金パーティー】 2024年02月27日 13:32:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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