今日の「朝日」社会面とNHKニュースを見て、「やっぱりな」と思った。
1.今報道されているのは、自殺した子どもの親を弁護する立場から、学校や市教委、大津市、警察の対応をめぐってバッシング報道が行われているのが特徴だ。ここにあるのは、マスコミは「正義の味方」、学校などは「悪者」だ。国民の反応をみれば、判る。
2.こういう構造は日常茶飯事だ。日本国民は、こういう報道の嵐のなかで、いつも自分は「正義の味方」の側に立って、「悪者」をやっつける気分で憤懣を解消している。だが、自分が被害者になる場合もあることは、すっかり忘れているのだ。
3.このことは、自殺後実施した全校アンケート結果を報道した「毎日」「朝日」を見れば、よく判る。「15人の生徒が『自殺の練習をさせられていた』と回答していた」「毎日」の報道だ。衝撃的だ。だが、ここには重大な落とし穴があった。こういう事実を見てみぬふりをしていたのは他ならぬ生徒のなかにあったことだ。「朝日」はこうした事実を生徒の声としてあげている。
4.友達として付き合ってきた生徒が、「遊び」として、「いじめごっこ」をやることは、結構ある。小学生が下校中にカバンを一人のこどもに背負わせている後景を良く見かける。ジャンケンで負けたほうが数人のランドセルを背負っていく「ゲーム」だ。
もう一つ紹介しよう。「鬼束ちひろがTwitterで大暴れ! 『あ~和田アキコ殺してえ。』と大胆発言」の記事が、その典型だ。「しかし『殺してえ』は少々危ないのではないだろうか」という「少々」程度の「評価」がある。こういうムードはマスコミが、テレビが結構流しているのではないか。
5.被害を受けている事実を見て見ぬふりをする。そうして事実上の加害者が仕立て上げられるのだ。だが、見てみぬふりをしている自分は加害者になったとは自覚しないのだ。自分はいつも安全なところに身を置いているのだ。
6.こういう構造は、社会の中にたくさんある。
NHKスペシャル「日本海軍400時間の証言―軍令部・参謀たちが語った敗戦」に象徴的にみられる。
もう一つ指摘しよう。原発の加害と被害の関係だ。
「大飯原発の3号機と4号機以外の原発で、国による安全性の確認が行われた場合、運転を再開することについて賛否を尋ねたところ、「賛成」が25%、「反対」が27%、「どちらともいえない」が43%でした」という世論調査と内容だ。
「大飯原発の3号機と4号機以外の原発」の運転の是非についての世論調査で、「どちらともいえない」が「43%」という。フクシマ原発による放射能被害は収束どころか、これからも眼に見える形で被害が国民に及ぶ可能性は大であることは明瞭だ。だが「どちらともいえない」=「判断不能」が43%もあるのだ。これこそ「知らぬふり」なのだ。
だが、こういう世論が出てくるのには、NHKをはじめとしたマスコミにも責任がある。それは「国による安全性の確認が行われた場合、運転を再開する」という設問だ。非常に意図的だ。
忍び寄る放射能汚染の現実を想像することよりも、電話で「安全性が確認されたらどうですか」という言葉だけで、選択させる手法なのだ。これが「世論」となって政策の作成と実行に反映されるのだ。
フクシマ県民が放射能にいじめられている現実に対して、他の地域の国民は「気付かなかった」「もっと真剣に受け止めて心配してあげればよかった」では済まないだろうし、原発再稼動が全国に広がれば、いじめられる国民は、もっと拡大するのだ。それがフクシマの教訓だ。
まだある。生活保護バッシングに象徴されるマスコミのバッシングだ。これについては、キリがないので、これだけにする。
7.以上のように、マスコミ報道は、加害者・被害者をごちゃごちゃにして判らなくさせ、本質から眼を逸らせる報道する。このことを正していかなければならない。
8.最後に、
子どもらが安心して暮らせない社会がある。自分の「ストレス」を発散させるために、友達を「遊び」感覚で「いじめる」ことも、ままある。大人社会も同じだ。またこの「いじめ」に加わらなければ、今度は自分がいじめられる可能性もある。またいじめを発見して注意をすれば、今度は自分がいじめられることもある。だから見てみぬふりをする。こういう社会構造を変革していくことは容易ではない。
だが、この大元である構造にこそ、メスをいれていかねばなるまい。
この病魔にメスをいれていくためには、病魔そのものを暴露することだ。一つだけのメスでは病魔を退治することはできない。
そこで、あらゆる側面からメスを入れていくことを考えなければならない。
そこで、今回の事例を見て思うことをまとめてみた。「いじめ」をなくしていくためには、子どもらが日常的に友達を大事にする関係が築かれている必要がある。そのためには何が必要か。
学校の教育内容の改善を言えば、現在の教育行政全般を見直さなければならない。例えば、学校の規模はどうか、子どもや先生たちの人数はどうか、受験競争はどうか、教科書の内容はどうか、考える力を付ける授業はどうか、などなどがある。
社会の風潮を言えば、人間を大切にする報道、人権を尊重する報道は行われているか、マスコミ報道の仕方を総点検しなければならない。
現在の国民の暮らしの満足度のことも言わねばならない。労働者はどのような労働実態に置かれているか、政治はどうか。などなどがある。
警察が被害届を受け取る場合のことが問題になっているが、警察に行く前に、悩みを相談する場所はどうか、学校や地域にそのような窓口は置いてないのか。今公務員バッシングが流行っている。公務員削減の被害の一つが、こうした子どもに及んでいることを国民は自覚すべきだ。
サイクルを悪魔に変へるシステムの大本糺す眼ひろげむ
以下「朝日」の記事、他の記事をみてみよう。
「朝日」 「いじめ気付けなかった自分」「見て見ぬふりしていた自分」「悔いる生徒」
学校は生徒の死の背景を探るため、自殺6日後の昨年10月17日から3日間、全校生徒にアンケートを実施した。多くは無記名だが、8割の生徒が回答した。
自由に記述できる設問は3問あり、「自身のことで相談したいこと」「亡くなった生徒についての気持ち」を尋ねた記入欄には、回答者の2割以上の約150人が自責の念や葛藤する思いをつづっていた。
いじめに気づいていた生徒は「自分も見て見ぬふりをしていて、これも立派ないじめと気づいたときは、本当に申し訳なかった」と書いた。別の生徒も「今になって、『あの時、もっと真剣に受け止めて心配してあげればよかった』と後悔しています」と記した。
小学校で4年間、クラスが一緒だったという同級生は「気持ちに気づいていれば」と後悔の念をつづり、別の生徒は「こんなに思い詰めてる人が近くにいたのに、気づかなかった自分が情けない」と記した。
自らの悩みを告白する記述もあった。ある生徒は「このごろ、ある友達に悩まされています。仲が良かったのに、急に避けられたり……」と打ち明けた。思い詰める前に「相談できる人はいなかったのか」という問いかけも目立った。
一方、回答には「二度とこのようなことが起きないように、少しずつ身近なところから考えたい」「友達の異変には気づいてあげられるように努力します」と、いじめを繰り返さない決意も多くつづられた。
小学校時代にいじめられた経験があるという生徒はアンケートに「『生きてはいけないのか、死ぬべきか』と同じ経験をしたことがありました。(自殺した)生徒の気持ちはよくわかります。私たちができることを考えていきたい」と再発防止を誓った。
中学校では生徒の死後、生徒会を中心にいじめをなくすための活動が始まった。生徒同士で問題を解決しようと悩みを書いたカードを内に掲示。それを見た生徒が、自由に書き込むという「アドバイスカード」を取り入れた。いじめを受け止める思いは、今でも生徒に残つているようだ。(引用ここまで)
大津の中2自殺:生前に自殺練習強要
毎日新聞 2012年07月04日 02時30分(最終更新 07月04日 09時55分)
(略)
大津市で昨年10月、同級生からいじめを受けていた市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が自宅マンションから飛び降り自殺した問題で、学校が全校生徒に実施したアンケートに対し、15人の生徒が「自殺の練習をさせられていた」と回答していたことが3日、関係者への取材で分かった。市教委は昨年11月の記者会見でこの事実を明らかにしていなかった。
男子生徒の両親が今年2月、大津市や加害生徒3人と保護者を相手取り、約7720万円の損害賠償を求めて大津地裁に提訴。5月の第1回口頭弁論で市はいじめがあったと認めたが、「いじめを苦にしての自殺と断じることはできない」と主張していた。両親の代理人はアンケートの回答について、17日に開かれる第2回口頭弁論に提出する準備書面で主張する。
アンケートは男子生徒の自殺後にいじめについて実施し、約320人が回答した。15人の生徒は「自殺の練習とか、トイレで殴られていたとか、死んだスズメを口の中に入れろと言われていた」「何回も自殺の練習をさせられていた。先生に相談したけど何もしてくれなかった」などと回答。「昼休みに毎日自殺の練習をさせられていた」「がんの友達に自分の命をあげるなどと言っていたらしい」との回答もあった。
また、13人が「友達なのにお金を恐喝されていた」「脅して銀行の番号を聞き出し、その銀行からとったお金を使っていた」と回答、15人が「万引きを強要されていた」と書いた。(略)
http://mainichi.jp/select/news/20120704k0000m040112000c.html
鬼束ちひろがTwitterで大暴れ! 「あ~和田アキコ殺してえ。」と大胆発言
・あ~和田アキコ殺してえ。
・なんとか紳助も殺してえ。
・躁とか鬱とかいっちいちうるせぇなぁ。 その前に自分をなんとかしろって(笑)。
(鬼束ちひろさんのツイートより引用)
上記以外のツイートも「いぃぃ!えぇぇぇぇえ!!!!」といったテンションの高い表現が多く使われており、元気満々なツイートを繰り広げている彼女。しかし「殺してえ」は少々危ないのではないだろうか。
そのツイートには多くの人が興味を引いたようで、各ツイート共に2000リツイート、3000リツイートを越えている。フォロワーは既に1万フォロワーを越えており一躍にして人気『Twitter』民だ。
http://getnews.jp/archives/227344
原発割合 「15%程度」の回答最多 NHKニュース 7月10日 7時57分
K10034648011_1207100803_1207100808.mp4
NHKが行った世論調査で、震災の前の年には、国内の電力のおよそ26%をまかなっていた原子力発電について、2030年の時点で望ましいと考える割合を、政府が示している3つの選択肢の中から選んでもらったところ、「15%程度」が最も多く、40%でした。
NHKは、今月6日から3日間、全国の20歳以上の男女を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行い、調査対象の65%に当たる1089人から回答を得ました。
この中で、関西電力大飯原子力発電所の3号機と4号機の運転再開を決めた政府の判断を評価するかどうか聞いたところ、「大いに評価する」が8%、「ある程度評価する」が34%、「あまり評価しない」が29%、「まったく評価しない」が23%でした。
また、大飯原発の3号機と4号機以外の原発で、国による安全性の確認が行われた場合、運転を再開することについて賛否を尋ねたところ、「賛成」が25%、「反対」が27%、「どちらともいえない」が43%でした。
そして、東日本大震災の前の年には、国内の電力のおよそ26%をまかなっていた原子力発電について、18年後の2030年の時点で望ましいと考える割合を、政府が示している3つの選択肢の中から選んでもらったところ、「0%」と答えた人が34%、「15%程度」が40%、「20%から25%程度」が12%でした。
一方、政権の枠組みが今後どのようになるのが望ましいと思うか聞いたところ、「民主党中心の政権」が4%、「自民党中心の政権」が12%、「民主党と自民党による大連立政権」が21%、「政界再編による新たな枠組みの政権」が49%でした。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120710/t10013464801000.html
1.今報道されているのは、自殺した子どもの親を弁護する立場から、学校や市教委、大津市、警察の対応をめぐってバッシング報道が行われているのが特徴だ。ここにあるのは、マスコミは「正義の味方」、学校などは「悪者」だ。国民の反応をみれば、判る。
2.こういう構造は日常茶飯事だ。日本国民は、こういう報道の嵐のなかで、いつも自分は「正義の味方」の側に立って、「悪者」をやっつける気分で憤懣を解消している。だが、自分が被害者になる場合もあることは、すっかり忘れているのだ。
3.このことは、自殺後実施した全校アンケート結果を報道した「毎日」「朝日」を見れば、よく判る。「15人の生徒が『自殺の練習をさせられていた』と回答していた」「毎日」の報道だ。衝撃的だ。だが、ここには重大な落とし穴があった。こういう事実を見てみぬふりをしていたのは他ならぬ生徒のなかにあったことだ。「朝日」はこうした事実を生徒の声としてあげている。
4.友達として付き合ってきた生徒が、「遊び」として、「いじめごっこ」をやることは、結構ある。小学生が下校中にカバンを一人のこどもに背負わせている後景を良く見かける。ジャンケンで負けたほうが数人のランドセルを背負っていく「ゲーム」だ。
もう一つ紹介しよう。「鬼束ちひろがTwitterで大暴れ! 『あ~和田アキコ殺してえ。』と大胆発言」の記事が、その典型だ。「しかし『殺してえ』は少々危ないのではないだろうか」という「少々」程度の「評価」がある。こういうムードはマスコミが、テレビが結構流しているのではないか。
5.被害を受けている事実を見て見ぬふりをする。そうして事実上の加害者が仕立て上げられるのだ。だが、見てみぬふりをしている自分は加害者になったとは自覚しないのだ。自分はいつも安全なところに身を置いているのだ。
6.こういう構造は、社会の中にたくさんある。
NHKスペシャル「日本海軍400時間の証言―軍令部・参謀たちが語った敗戦」に象徴的にみられる。
もう一つ指摘しよう。原発の加害と被害の関係だ。
「大飯原発の3号機と4号機以外の原発で、国による安全性の確認が行われた場合、運転を再開することについて賛否を尋ねたところ、「賛成」が25%、「反対」が27%、「どちらともいえない」が43%でした」という世論調査と内容だ。
「大飯原発の3号機と4号機以外の原発」の運転の是非についての世論調査で、「どちらともいえない」が「43%」という。フクシマ原発による放射能被害は収束どころか、これからも眼に見える形で被害が国民に及ぶ可能性は大であることは明瞭だ。だが「どちらともいえない」=「判断不能」が43%もあるのだ。これこそ「知らぬふり」なのだ。
だが、こういう世論が出てくるのには、NHKをはじめとしたマスコミにも責任がある。それは「国による安全性の確認が行われた場合、運転を再開する」という設問だ。非常に意図的だ。
忍び寄る放射能汚染の現実を想像することよりも、電話で「安全性が確認されたらどうですか」という言葉だけで、選択させる手法なのだ。これが「世論」となって政策の作成と実行に反映されるのだ。
フクシマ県民が放射能にいじめられている現実に対して、他の地域の国民は「気付かなかった」「もっと真剣に受け止めて心配してあげればよかった」では済まないだろうし、原発再稼動が全国に広がれば、いじめられる国民は、もっと拡大するのだ。それがフクシマの教訓だ。
まだある。生活保護バッシングに象徴されるマスコミのバッシングだ。これについては、キリがないので、これだけにする。
7.以上のように、マスコミ報道は、加害者・被害者をごちゃごちゃにして判らなくさせ、本質から眼を逸らせる報道する。このことを正していかなければならない。
8.最後に、
子どもらが安心して暮らせない社会がある。自分の「ストレス」を発散させるために、友達を「遊び」感覚で「いじめる」ことも、ままある。大人社会も同じだ。またこの「いじめ」に加わらなければ、今度は自分がいじめられる可能性もある。またいじめを発見して注意をすれば、今度は自分がいじめられることもある。だから見てみぬふりをする。こういう社会構造を変革していくことは容易ではない。
だが、この大元である構造にこそ、メスをいれていかねばなるまい。
この病魔にメスをいれていくためには、病魔そのものを暴露することだ。一つだけのメスでは病魔を退治することはできない。
そこで、あらゆる側面からメスを入れていくことを考えなければならない。
そこで、今回の事例を見て思うことをまとめてみた。「いじめ」をなくしていくためには、子どもらが日常的に友達を大事にする関係が築かれている必要がある。そのためには何が必要か。
学校の教育内容の改善を言えば、現在の教育行政全般を見直さなければならない。例えば、学校の規模はどうか、子どもや先生たちの人数はどうか、受験競争はどうか、教科書の内容はどうか、考える力を付ける授業はどうか、などなどがある。
社会の風潮を言えば、人間を大切にする報道、人権を尊重する報道は行われているか、マスコミ報道の仕方を総点検しなければならない。
現在の国民の暮らしの満足度のことも言わねばならない。労働者はどのような労働実態に置かれているか、政治はどうか。などなどがある。
警察が被害届を受け取る場合のことが問題になっているが、警察に行く前に、悩みを相談する場所はどうか、学校や地域にそのような窓口は置いてないのか。今公務員バッシングが流行っている。公務員削減の被害の一つが、こうした子どもに及んでいることを国民は自覚すべきだ。
サイクルを悪魔に変へるシステムの大本糺す眼ひろげむ
以下「朝日」の記事、他の記事をみてみよう。
「朝日」 「いじめ気付けなかった自分」「見て見ぬふりしていた自分」「悔いる生徒」
学校は生徒の死の背景を探るため、自殺6日後の昨年10月17日から3日間、全校生徒にアンケートを実施した。多くは無記名だが、8割の生徒が回答した。
自由に記述できる設問は3問あり、「自身のことで相談したいこと」「亡くなった生徒についての気持ち」を尋ねた記入欄には、回答者の2割以上の約150人が自責の念や葛藤する思いをつづっていた。
いじめに気づいていた生徒は「自分も見て見ぬふりをしていて、これも立派ないじめと気づいたときは、本当に申し訳なかった」と書いた。別の生徒も「今になって、『あの時、もっと真剣に受け止めて心配してあげればよかった』と後悔しています」と記した。
小学校で4年間、クラスが一緒だったという同級生は「気持ちに気づいていれば」と後悔の念をつづり、別の生徒は「こんなに思い詰めてる人が近くにいたのに、気づかなかった自分が情けない」と記した。
自らの悩みを告白する記述もあった。ある生徒は「このごろ、ある友達に悩まされています。仲が良かったのに、急に避けられたり……」と打ち明けた。思い詰める前に「相談できる人はいなかったのか」という問いかけも目立った。
一方、回答には「二度とこのようなことが起きないように、少しずつ身近なところから考えたい」「友達の異変には気づいてあげられるように努力します」と、いじめを繰り返さない決意も多くつづられた。
小学校時代にいじめられた経験があるという生徒はアンケートに「『生きてはいけないのか、死ぬべきか』と同じ経験をしたことがありました。(自殺した)生徒の気持ちはよくわかります。私たちができることを考えていきたい」と再発防止を誓った。
中学校では生徒の死後、生徒会を中心にいじめをなくすための活動が始まった。生徒同士で問題を解決しようと悩みを書いたカードを内に掲示。それを見た生徒が、自由に書き込むという「アドバイスカード」を取り入れた。いじめを受け止める思いは、今でも生徒に残つているようだ。(引用ここまで)
大津の中2自殺:生前に自殺練習強要
毎日新聞 2012年07月04日 02時30分(最終更新 07月04日 09時55分)
(略)
大津市で昨年10月、同級生からいじめを受けていた市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が自宅マンションから飛び降り自殺した問題で、学校が全校生徒に実施したアンケートに対し、15人の生徒が「自殺の練習をさせられていた」と回答していたことが3日、関係者への取材で分かった。市教委は昨年11月の記者会見でこの事実を明らかにしていなかった。
男子生徒の両親が今年2月、大津市や加害生徒3人と保護者を相手取り、約7720万円の損害賠償を求めて大津地裁に提訴。5月の第1回口頭弁論で市はいじめがあったと認めたが、「いじめを苦にしての自殺と断じることはできない」と主張していた。両親の代理人はアンケートの回答について、17日に開かれる第2回口頭弁論に提出する準備書面で主張する。
アンケートは男子生徒の自殺後にいじめについて実施し、約320人が回答した。15人の生徒は「自殺の練習とか、トイレで殴られていたとか、死んだスズメを口の中に入れろと言われていた」「何回も自殺の練習をさせられていた。先生に相談したけど何もしてくれなかった」などと回答。「昼休みに毎日自殺の練習をさせられていた」「がんの友達に自分の命をあげるなどと言っていたらしい」との回答もあった。
また、13人が「友達なのにお金を恐喝されていた」「脅して銀行の番号を聞き出し、その銀行からとったお金を使っていた」と回答、15人が「万引きを強要されていた」と書いた。(略)
http://mainichi.jp/select/news/20120704k0000m040112000c.html
鬼束ちひろがTwitterで大暴れ! 「あ~和田アキコ殺してえ。」と大胆発言
・あ~和田アキコ殺してえ。
・なんとか紳助も殺してえ。
・躁とか鬱とかいっちいちうるせぇなぁ。 その前に自分をなんとかしろって(笑)。
(鬼束ちひろさんのツイートより引用)
上記以外のツイートも「いぃぃ!えぇぇぇぇえ!!!!」といったテンションの高い表現が多く使われており、元気満々なツイートを繰り広げている彼女。しかし「殺してえ」は少々危ないのではないだろうか。
そのツイートには多くの人が興味を引いたようで、各ツイート共に2000リツイート、3000リツイートを越えている。フォロワーは既に1万フォロワーを越えており一躍にして人気『Twitter』民だ。
http://getnews.jp/archives/227344
原発割合 「15%程度」の回答最多 NHKニュース 7月10日 7時57分
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NHKが行った世論調査で、震災の前の年には、国内の電力のおよそ26%をまかなっていた原子力発電について、2030年の時点で望ましいと考える割合を、政府が示している3つの選択肢の中から選んでもらったところ、「15%程度」が最も多く、40%でした。
NHKは、今月6日から3日間、全国の20歳以上の男女を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行い、調査対象の65%に当たる1089人から回答を得ました。
この中で、関西電力大飯原子力発電所の3号機と4号機の運転再開を決めた政府の判断を評価するかどうか聞いたところ、「大いに評価する」が8%、「ある程度評価する」が34%、「あまり評価しない」が29%、「まったく評価しない」が23%でした。
また、大飯原発の3号機と4号機以外の原発で、国による安全性の確認が行われた場合、運転を再開することについて賛否を尋ねたところ、「賛成」が25%、「反対」が27%、「どちらともいえない」が43%でした。
そして、東日本大震災の前の年には、国内の電力のおよそ26%をまかなっていた原子力発電について、18年後の2030年の時点で望ましいと考える割合を、政府が示している3つの選択肢の中から選んでもらったところ、「0%」と答えた人が34%、「15%程度」が40%、「20%から25%程度」が12%でした。
一方、政権の枠組みが今後どのようになるのが望ましいと思うか聞いたところ、「民主党中心の政権」が4%、「自民党中心の政権」が12%、「民主党と自民党による大連立政権」が21%、「政界再編による新たな枠組みの政権」が49%でした。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120710/t10013464801000.html