愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

翁長雄志前知事県民葬 玉城デニー知事の式辞【全文】・安倍晋三首相の追悼の辞、未だ公開されず!?21:16

2018-10-09 | 沖縄

「イデオロギーよりアイデンティティー」

「本土」でも同じだな!

琉球新報 翁長雄志前知事県民葬 玉城デニー知事の式辞【全文】 2018年10月9日 14:40

翁長雄志県民葬

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-815993.html

本日、菅義偉内閣官房長官をはじめ、御来賓の方々のご臨席を賜り、御遺族ならびに県民多数のご列席を得て、ここに故翁長雄志元沖縄県知事の県民葬を執り行うに当たり、145万県民に代わり謹んで哀悼の意を表します。

 生ある者は必ず滅するとは申しましても、このたびの突然の卦報に、私たち県民一同、いまだに信じられない気持ちであります。まだ67歳とお若く、県知事としてさらなる御活躍が期待されていた翁長雄志さんを、今ここに御霊としてお迎えしなければならなくなったことは、誠に残念でなりません。

 『芯や天冠(てぃんか)みてい、枝や國廣(くにふぃる)ぎ、根(ふぃじ)や地(じ)の底(すく)に、果てぃん無(ねぇ)らむ(幹は天にも達し、枝は国中に広がり、根は地の底に果てしなく張り巡らされている)』

 生前、翁長雄志さんは、毎朝、知事公舎にあるガジュマルの木の前で、根元に置かれた石板に刻まれたこの琉歌を口ずさみながら、深呼吸することを日課とされていました。「この琉歌の木のように、誇りある豊かな沖縄にしたい。そして、自分自身も、この木のような存在でありたい」。そう、胸に刻みながら、県庁に向かわれていました。

 翁長雄志さん。あなたは本当に、この木のように大きな、大きな存在でした。

 翁長雄志さんは、終戦から5年後の昭和25年に、旧真和志村、現在の那覇市大道でお生まれになりました。元真和志村長の翁長助静氏を父に持ち、兄の助裕氏も県議会議員を務めるなど、政治家一家に育ったこともあって、幼い頃から政治家になることを志し、那覇市議会議員に初当選した昭和60年から、本格的に政治の道を歩み始めました。

 那覇市議会議員、県議会議員を歴任された後、那覇市長として14年間、市民との対話を重視し、人と人とが支え合う「協働のまちづくり」に御尽力なされました。また、市長在任中、沖縄の歴史認識に係る教科書検定問題など、沖縄が断じて容認できないことについては、県民の心を一つにして国に訴えるため、多くの県民が参加した県民大会の先頭に立たれました。

 私も国会議員として参加したオスプレイの配備撤回を求める東京要請行動においては、沖縄県内の全ての市町村長と議会議長をはじめ、超党派の沖縄選出国会議員、県議会議員が参加しました。これらのオール沖縄の取り組みは、翁長雄志さんがいなければ、実現することはなかったでしょう。

 その後、沖縄県知事に就任してからは「経済」「幸せ」「平和」の三つの視点から、沖縄の未来を切りひらくためのさまざまな取り組みを行いました。

 基地問題では、辺野古に新基地を造らせないことを県政運営の柱に掲げ、埋め立て承認の取り消しなど、あらゆる手法を駆使して新基地建設の阻止に取り組まれ、国と対峙しながらも沖縄の民意を強く訴え続け、多くの県民の共感を得ました。

 一方で、米国や国連に足を運び、沖縄に米軍基地が集中している現状を国際社会に訴えるとともに、全国知事会を通じて日米地位協定の改定を国に求めるなど、基地負担の軽減にご尽力なさいました。

 また、沖縄振興基本方針にもあるように、沖縄はアジア・太平洋地域への玄関口として大きな潜在力を秘めており、沖縄の持つ潜在力を存分に引き出すことが、日本再生の原動力となることから、「沖縄県アジア経済戦略構想推進計画」を策定し、アジアのダイナミズムを取り込むことで、入域観光客数の大幅な増加や、完全失業率および有効求人倍率の改善など、経済面でも多くの成果を挙げました。

 さらに、「沖縄子どもの未来県民会議」を設立するなど、貧困の連鎖を断ち切るのは大人の責任であるとして、子どもの貧困問題の解消に心血を注がれました。

 翁長雄志さんは、県民が自ら持ってきたわけではない「基地」を挟んで、「経済」か「平和」かと、常に厳しい二者択一を迫られてきた沖縄の現状に終止符を打ち、県民が心を一つにしてさまざまな困難を乗り越えるため、イデオロギーよりアイデンティティーを大切にしていこうと訴え続けました。そして、県民一人ひとりが誇りある豊かさを手に入れることを真剣に考え続けていました。

 その強い思いは、私たちの胸の奥に、深く刻まれています。

 沖縄は、今まさに、東アジアの中心として世界に枝を広げ、人々を魅了してやまない伝統文化と多様な個性が輝く場所として根を張ろうとしており、翁長雄志さんの目指した大きな木になるため、一歩一歩着実に発展を続けています。

 我々沖縄県民は、翁長雄志さんの遺志を引き継いで、ウヤファーフジを敬い、自然を愛し、他者の痛みに寄り添うチムグクルをもって自立と共生と多様性の沖縄を創りあげ、生まれてくる子どもたち、明日を担う若者たちに、平和で豊かな誇りある沖縄を託せるよう、一丸となって努力し続けることをお誓い申し上げ、式辞といたします

 うまんちゅぬちゃーが ちばとーみしぇーるしがた みーまんとーてぃ くぃみそーりよーさい(引用ここまで)

総理の指示・談話など

https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/discourse/index.html

https://www.kantei.go.jp/

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「21世紀の万国津梁として世界の架け橋になる日が現実となっている」(安倍首相)というのであれば沖縄の米軍基地は全て撤去だな!違うというのであれば「万国津梁」を勉強すべし!

2018-10-09 | 沖縄

県民・国民を愚弄する安倍首相の追悼の辞!

「万国津梁」思想こそ、憲法9条平和主義だろう

沖縄タイムス 翁長前知事に最後の別れ 沖縄県民葬に内外から参列 菅長官に抗議の声も 2018年10月9日 14:49

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/326934

沖縄県議や那覇市長を歴任し、知事在任中に膵臓(すいぞう)がんで亡くなった故翁長雄志さん(享年67)の県民葬が9日午前2時から、那覇市奥武山の県立武道館で執り行われている。県内外から多くの参列者が、最後の別れに訪れている。実行委員長の玉城デニー知事は式辞で「若者たちに平和で豊かな誇りある沖縄を託せるよう、一丸となって努力し続ける」と誓った。

翁長雄志前知事の県民葬で式辞を述べる玉城デニー知事=9日午後2時20分、那覇市・県立武道館

菅義偉官房長官が安倍晋三首相の追悼の辞を代読し、沖縄の基地負担軽減に取り組む決意を示した際、参列者から「うそつき」「いつまで沖縄に基地負担を押しつけるんだ」などと批判や抗議の声が相次いだ。

菅義氏は「翁長知事は文字通り命懸けで沖縄の発展に尽くされた」と功績に敬意を表した。さらに、翁長さんが沖縄に米軍基地が集中する状況を打破しようと力を注いだことに理解を示し「沖縄に大きな負担を担っていただいていることは到底是認できない。政府として基地負担軽減に向け、一つずつ成果を出す」と語った。

翁長さんが沖縄に米軍基地が集中することの不条理を全国に訴え続けた一方、沖縄の基地負担は軽減するどころか、沖縄が反対の民意を示しても名護市辺野古での新基地建設を強行しているというのが実感だ。

菅氏が追悼の辞を読み終える前から、会場の四方八方から「うそつき」といった声が相次いだ。

県民葬の祭壇では知事時代の翁長さんの笑顔の写真が掲げられ、青い海に穏やかな波が駆ける様子を青と白の花々で表現した。

妻樹子さんや長男雄一郎さんらが遺影と遺骨を手に入場。県立芸大音楽学部の学生が沖縄県民の歌を合唱した。

玉城知事は翁長さんが毎朝口ずさんでいた琉歌を披露。「芯や天冠みてぃ、枝や國廣ぎ、根や地の底に、果てぃん無らむ」。幹は天にも達し、枝は国中に広がり、根は地の底に張り巡らされているという意味を紹介し、「翁長雄志さん。あなたは本当に、この木のように大きな大きな存在でした」とたたえた。

大島理森衆院議長、伊達忠一参院議長らも出席。城間幹子那覇市長、石嶺伝一郎県経済団体会議議長、友人代表で金秀グループの呉屋守將会長らが追悼の辞を述べる。県民葬は屋良朝苗氏、西銘順治氏、大田昌秀氏に次ぎ4回目。(引用ここまで)

菅官房長弔辞「基地負担の軽減へ結果を出す」 一般参列者から怒声 翁長前知事県民葬

琉球新報 2018年10月9日 15:03

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-815994.html

翁長雄志県民葬

9日の翁長雄志前知事の県民葬に出席した菅義偉官房長官は、安倍晋三首相の弔辞を代読した。菅義偉官房長官は、沖縄の過重な基地負担を全国に訴えてきた翁長氏の政治姿勢に触れ、「沖縄県に大きな負担を担ってもらっている現状はとうてい是認できるものではない。政府としてもできることは全て行う、目に見える形で実現するという方針の下、基地負担の軽減へ向けて一つ一つ確実に結果を出していく」と述べた。

一方で、普天間飛行場の移設に伴う辺野古新基地建設阻止を掲げた翁長県政と激しく対立してきた菅氏の言葉に対し、一般参列者の席から「帰れ」など激しい怒声が飛び交え、騒然となった。

首相の弔辞では「沖縄が日本を牽引し、21世紀の万国津梁として世界の架け橋になる日が現実になっている。政府としても翁長知事の沖縄にかける思いをしっかりと受け止め、沖縄の振興をさらに前に進めることを誓う」と沖縄振興の取り組みなどにも触れた。【琉球新報電子版】

 琉球新報 「遺志を継ぐ」 県民葬前に翁長さん悼み黙とう 辺野古キャンプシュワブ前 2018年10月9日 12:15

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-815951.html

翁長雄志辺野古

県民葬を前に、翁長雄志さんの死を悼んで黙とうする市民=9日午前11時すぎ、名護市辺野古

【辺野古問題取材班】翁長雄志前知事の県民葬が開かれる9日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前には午前中から約50人の市民が集まり、翁長さんに黙とうをささげると同時に、翁長さんの遺志である辺野古新基地建設阻止に向け、抗議行動を続けていくことを誓った。
午前8時に始まった抗議集会では、ゲート前の歩道に設置されたフェンスと車道の細い空間に並んだ市民が黙とうをささげるなどして改めて翁長さんの死を悼んだ。午前11時すぎには那覇市から駆け付けた市民も一緒になり、ゲート前のテントで再び黙とうをささげた。平和センター九州ブロックのメンバーら25人も参加した。市民らは「新基地建設をやめろ」「沖縄を返せ」などと声を上げた。
抗議集会であいさつした沖縄平和運動センターの山城博治議長は「県民同士が対立させられ、日本政府が後ろで高笑いしている。『ウチナーンチュとして団結しよう』と訴えた翁長さんの遺志を引き継ごう」と呼び掛けた。
平和センター九州ブロックの前海満広さん(63)は「『イデオロギーよりアイデンティティーを』と団結して呼び掛けた翁長さんの言葉に共鳴した。沖縄の人と連携してこれからも新基地建設に反対していきたい」と話した。
テントは台風24、25号の影響で一部破損したため、市民らが補修していた。ゲートから資材の搬入や海上での作業などは確認されなかった。【琉球新報電子版】

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翁長前知事の県民葬で、安倍総理大臣の追悼の辞をほど、最悪最低の詭弁はナシ!嘘も方便か!?ここでも当時者意識全くナシ!沖縄県民・国民を愚弄する首相は退場!

2018-10-09 | 安倍語録

翁長知事に命を懸けさせたのは

一体全体誰だ!

「辺野古」の「辺」文字も語らず!?

沖縄に「負担」を課しているのは

一体全体誰だ!

辺野古基地建設で沖縄の「負担」は「ゼロ」になるか!

翁長前知事は沖縄に基地が集中する状況を打開しなければならないという強い思いをお持ちだった。

命懸けで沖縄の発展のために尽くしてきた功績に心から敬意を表する

沖縄県に大きな負担を担って頂いている現状は、到底、是認できるものではない

何としても変えていく。できることはすべて行う。

『目に見える形で実現する』という方針のもと、基地負担の軽減に向けて、一つ一つ確実に結果を出していく決意だ。

 NHK 翁長前知事の県民葬で基地負担軽減の考えを強調 官房長官  2018年10月9日 16時21分

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181009/k10011664631000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_004

菅官房長官は那覇市で開かれた沖縄県の翁長前知事の県民葬で、安倍総理大臣の追悼の辞を代読し、これまでの功績に敬意を表したうえで、引き続き沖縄の基地負担の軽減に努める考えを強調しました。

菅官房長官は9日、那覇市を訪れ、ことし8月に死去した翁長雄志前知事の県民葬に参列し、安倍総理大臣の追悼の辞を代読しました。
この中で菅官房長官は、これまでの功績に敬意を表したうえで、「翁長前知事は沖縄に基地が集中する状況を打開しなければならないという強い思いをお持ちだった。沖縄県に大きな負担を担って頂いている現状は、到底、是認できるものではない」と述べました。
そして、「『何としても変えていく。できることはすべて行う。目に見える形で実現する』という方針のもと、基地負担の軽減に向けて、一つ一つ確実に結果を出していく決意だ」と述べ、引き続き、基地負担の軽減に努める考えを強調しました。

共産 志位委員長「偉大なリーダー」

共産党の志位委員長は、那覇市で開かれた沖縄県の翁長前知事の県民葬に参列したあと、記者団に対し、「4年間、1ミリもぶれなかった姿勢に心から敬意を持っており、『偉大なリーダーだ』という思いを強くした。先の知事選挙で、辺野古の基地問題が争点になり、『ノー』という審判と普天間基地の即時閉鎖・撤去という民意が出た。民意を受け止め、対米交渉をやるのが政府の責任で、これまでの問答無用の態度を改め、真摯(しんし)に県民の審判に向き合う必要がある」と述べました。(引用ここまで)
 官房長官 翁長前沖縄県知事の県民葬に参列へ  2018年10月5日 11時51分おくやみ

今月9日に実施される沖縄県の翁長前知事の県民葬について、菅官房長官は閣議の後の記者会見で、長年にわたる功績をしのび、哀悼の意を表すために参列する考えを示しました。

沖縄県は翁長前知事がことし8月8日にすい臓がんで死去したことを受けて、今月9日に那覇市で県民葬を行うことにしていて、安倍総理大臣や衆参両院の議長などに案内を出していました。菅官房長官は記者会見で「天候等が許せば、翁長元知事の長年にわたるご功績をしのび、哀悼の意を表するとともにご冥福をお祈りして参りたいと思っている」と述べ、県民葬に参列する考えを示しました。

 
事通信 「沖縄の民意訴え続けた」=翁長前知事しのび県民葬 2018/10/09-18:35
 

8月に亡くなった翁長雄志前沖縄県知事をしのび、県民葬で献花を行う参列者=9日午後、那覇市の県立武道館

 8月に死去した沖縄県の翁長雄志前知事の県民葬が9日、那覇市の県立武道館で営まれ、約3000人が参列した。実行委員長の玉城デニー知事は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設反対を掲げた故人について「国と対峙(たいじ)しながら沖縄の民意を強く訴え続け、多くの県民の共感を得た」とたたえた。
 実行委員会は県や県議会などで構成。祭壇には沖縄の青い海をイメージした花が飾られた。

沖縄県の翁長雄志前知事の県民葬で式辞を述べる玉城デニー知事=9日午後、那覇市の県立武道館(代表撮影)

 玉城氏は式辞で「遺志を引き継ぎ、子どもたちや若者に平和で豊かな誇りある沖縄を託せるよう、一丸となって努力し続ける」と表明した。
 菅義偉官房長官は安倍晋三首相の追悼の辞を代読。「命懸けで沖縄の発展のために尽くしてきた功績に心から敬意を表する」と述べる一方、基地負担軽減に関し、「できることは全て行い、目に見える形で実現する」と強調した。一般参列者からは「民意を尊重して」とのやじが相次いだ。 
 友人代表は、かつて「オール沖縄会議」の共同代表として故人を支えた企業経営の呉屋守将氏。「辺野古新基地をめぐる心労があなたの体を徐々にむしばんだと思うと、本当に申し訳ない」とわびた。(引用ここまで)

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