「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

変な従軍世代の老害 たれ流し

2006-10-17 06:10:00 | Weblog
昨夕、ニューギニア関係のある会合に出た。まだ現地に残る遺骨収集に
献身しているNPOである。僕は請われて9月28日のブログで書いた厚労省
の慰霊碑問題に対する無知無礼な態度を中心に10分ほど話をした。この
NPOの支持者の中に特定の政党支持の方々がいるのをあらかじめ知ってい
たので、極力政治問題にはふれなかった。

案の定、僕のあとに発言した83歳の元軍人(自称船舶士官学校教官)で
戦後高校の教員をしていた男は、天皇の戦争責任から始まって、自分の関係
している毒ガス部隊の裁判の話、フィリッピンの”従軍慰安婦”問題、はて
はキューバの共産主義礼賛などなど、ニューギニアにも遺骨収集にも関係の
ない話をとうとうと始めた。まさに老害である。僕は中座して帰った。

かって僕が知り合った高教組の幹部だった男もそうである。この男と同様、
自分が最大の戦争被害者だと思っている。この世代は”従軍慰安婦”なる
言葉があの時代にはなかったことを知っているくせにわざわざ、これを使用
して日本軍を必要以上に悪者にする。高教組の幹部氏は夜間高校の教師
時代、朝鮮人民共和国礼賛を生徒に話をしていた、と自分でいっていが、10年
ほど前,自身、北朝鮮を訪れ初めて現実を知ったようである。

僕自身も70代の後半に入り、そろそろ老害を感じることがある。いわんや
80代の超老人は、己を知り老害をたれながすべきではない。このような
教師が日本の教育を破壊してきたのだ。