「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

政治にも”浄化装置”を! 松岡農水相

2007-03-12 07:03:00 | Weblog
安倍総理は参院選前に内閣改造はないと公言している。しかし
国民が改造を望んでいるのは、選挙とは関係ない。今の内閣が
あまりにも問題がありすぎるからだ。中でも松岡利勝・農水相は
ひどすぎる。そのまま大臣のイスにすえるのは国民に対して失礼
である。

松岡農水相は政治資金収支報告書をめぐる議員宿舎の光熱
費に500万余を計上していたが、もともと宿舎の光熱費はタダ
とのこと。野党議員の追及にあって”なんとかいう還元水装置
だ”と強弁、さらにこれに関連して”今どき水道の水をそのまま
飲む家庭はない”と記者団に語ったと言う。

わが家でも数年前から安い簡単な蒸留装置を使っている。装置
本体が3千円、年に3回ぐらい変えるカートリッジ3本が3千円ほ
どである。老妻はこまめに水道水を浄水装置に入れて使っている
が、僕は蛇口からそのままコップに入れて飲んでいる。水道法で
”次亜塩素酸”処理していて安全だからである。

”なんとかいう還元水装置”などに500万円、”水道水は使用して
いない”-といった大臣の発言は僕らの庶民感覚ではとうてい理
解出来ない。今週から野党は参議院予算委員会で、この問題を
追及、場合によっては松岡農水相の証人喚問を要求するという。
こんな問題でまた国会が空転するのは国民にとって大迷惑だ。水
道だけでなく政治にも”浄化装置”が必要である。松岡農水相殿。