「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

        改竄(かいざん)された僕の年金記録

2008-10-09 06:35:16 | Weblog
昨日、郵便屋さんが”速達ですよ”とポストに入れていった郵便の一つに社会保険業務
センターからの「年金加入記録照合票」の書類があった。瞬間、僕はなんの書類か判ら
なかったが、どうやら僕が今年三月に「ねんきん特別便」に回答した年金記録に対する
問合せのようである。書類には”いま、あなたの記録票を居住地の社会保険事務所で調
査確認しているから待て”といった内容だ。「ねんきん特別便」に回答してから、すでに半
年、それに調査確認だっていつのことか判らない。それなのに、なぜ速達便で送る必要
があるのだろうかー。

僕の年金記録には昭和56年12月勤務したこともない商事会社の年金記録が1か月記載
されていて、数か月勤務した別の会社の分の記載がない。僕の全体の年金記録からみれ
ば、支給額には影響ないが、そのことを書いて業務センターに送った。返事がないのでどう
なったのかとは思っていた。

ところがである。最近、オンライン化された昭和61年3月以後改竄された記録がなんと6万
9千件もあることが発覚、オンライン以前にも同じようなケースもあると報道されていた。か
んぐるわけではないが、僕への通知も放置しようと思っていたが、厚労省の動きに慌てて
とった措置なのかもしれない。

社会保険庁の過去の杜撰さは、まさに泥沼である。徹底的に追及してもらいたい。と同時に
僕は厚労省の対応も後手後手のようにみえて仕方がない。やっていることは第三者委員会
とか調査委員会とか組織いじりばかりのようにみえる。役人OBのような共済年金者を集めて
も実態は判らないし対策にもならない。