北朝鮮の共産党機関紙「労働新聞」が金正日総書記写真20枚を一挙に公開したと
いう。金正日の動静は8月14日以来、58日もはっきりしない。なぜ、この時期に大々
的に総書記の写真を特集するのか、僕らにはまったく理解できない。
北朝鮮の国花は李(すもも)だが、昔から中国の諺には”李下に冠を整さず”というのが
ある。李の木の下で、冠を整さなければ、果実泥棒と間違えられる。つまり他人か
ら疑われやすい行動はとるな、という譬である。20枚もの写真公開は総書記に何かあ
ったことの偽装かもしれない。
その昔、冷戦時代に「鉄のカーテン」「竹のカーテン」という言葉があった。「鉄のカー
テン」は英国のチャーチル首相が冷戦下、鉄のカーテンでシャットアウトされたソ連
圏を皮肉った言葉。「竹のカーテン」は毛沢東・元中国主席が”百家斉放百家争鳴”
を唱えながら外部からは、まったく中国内部の様子が窺いしれないことを言った言葉
である。
今の北朝鮮は「李のカーテン」(言葉は少しきれい過ぎるが)で、内部のことがわから
ない。ナンバー・ワンが生きているの死んでいるのかさえはっきりしない。李の花言葉は
忠誠、貞節、独立である。朝鮮人は本来、李の花のように白くて清楚な気持ちの持ち主だ。
金正日独裁下の北朝鮮は拉致問題を解決しない限り、テロ国家である。米国はテロ国家
指定を解除したが、これは彼らの倫理感かもしれない。”秋の終わりには調査を終える”
といったのは、どこの国だ。国内で何が起きているのか判らない国はテロ国家である。
いう。金正日の動静は8月14日以来、58日もはっきりしない。なぜ、この時期に大々
的に総書記の写真を特集するのか、僕らにはまったく理解できない。
北朝鮮の国花は李(すもも)だが、昔から中国の諺には”李下に冠を整さず”というのが
ある。李の木の下で、冠を整さなければ、果実泥棒と間違えられる。つまり他人か
ら疑われやすい行動はとるな、という譬である。20枚もの写真公開は総書記に何かあ
ったことの偽装かもしれない。
その昔、冷戦時代に「鉄のカーテン」「竹のカーテン」という言葉があった。「鉄のカー
テン」は英国のチャーチル首相が冷戦下、鉄のカーテンでシャットアウトされたソ連
圏を皮肉った言葉。「竹のカーテン」は毛沢東・元中国主席が”百家斉放百家争鳴”
を唱えながら外部からは、まったく中国内部の様子が窺いしれないことを言った言葉
である。
今の北朝鮮は「李のカーテン」(言葉は少しきれい過ぎるが)で、内部のことがわから
ない。ナンバー・ワンが生きているの死んでいるのかさえはっきりしない。李の花言葉は
忠誠、貞節、独立である。朝鮮人は本来、李の花のように白くて清楚な気持ちの持ち主だ。
金正日独裁下の北朝鮮は拉致問題を解決しない限り、テロ国家である。米国はテロ国家
指定を解除したが、これは彼らの倫理感かもしれない。”秋の終わりには調査を終える”
といったのは、どこの国だ。国内で何が起きているのか判らない国はテロ国家である。