「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

          前期高齢者と後期高齢者

2008-12-01 05:38:13 | Weblog
毎年12月8日に同期入社の会をやっている。特に開戦記念日とは関係ない。僕らは
「28組」といって昭和28年の入社だが、この年は大学の旧制と新制とが同時に卒業
したこともあって大変な就職難であった。あれから55年、定年退職してからでも20余
年は経つ。みな後期高齢者である。

早生まれで新制卒の僕は同期の中でも一番若く、元気なのでここ数年会の世話役
を買って出ているが、今年はちょっと異変が出てきている。昨日が出欠日の締切り
日だったのだが、出席の返事を寄越した4人が、電話で欠席を申しいれてきた。僕が
思うのには、会に出たい気持ちがあるのだが、身体がいう事をきかないのだろう。

先日、麻生総理が”テレテレ飲み食いして薬を飲んでいるヤツの保険料など払いたく
ない”といったそうだ。僕は総理の言わんとすることはよく解る。朝が明けぬうちに起き
てラジオ体操に励む者と、いまだにタバコを吸つて降圧剤を飲んでいる者とは違う。
総理はそんなところを言いたかったのだろう。

だが、前期高齢者の麻生総理には後期高齢者の”身体”についての理解がたりない
みたいだ。後期高齢者の同じ世代と話し合うと、食事に人一倍、気を使ったり、ジム
通いをしている連中でも75歳を過ぎると、どこか身体に変調をきたす。”テレテレ飲んだ
り食ったり”も出来なくなる。後期高齢者の会は、飲み放題食べ放題の店は避けて
とおる。出来るだけ会費を安く抑え、静かに長居が出来るお店を選ぶ。麻生総理も
”ホッケの煮付け”だけでなく年寄りの精進料理もいかがですかー。