「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

       ジョン・ウエインや力道山と会った時代

2008-12-05 05:19:21 | Weblog
昨日、帝国ホテルでパーテイがあり、久しぶりにあの界隈を歩いてみた。日比谷公園
は昔のまま初冬のたたずまいを見せていたが、僕の青春時代の想い出の地「日活国
際会館」(日活パークビル)は姿を消し,24階建ての「ザ・ぺニュシュラホテル」に変わっ
ていた。

日活国際会館は映画産業が全盛時の昭和27年、戦後初の高層ビル(9階)として建て
られた。まだ数寄屋橋がありNHKのラジオドラマ「君の名」が人気を呼んでいた頃だ。
会館の9階には「日活国際ホテル」があって35年には石原裕次郎と北原三枝が、37年
には美空ひばりと小林旭がここで結婚式を挙げている。当時としては超セレブの会場の
一つだった。

このホテルでの僕の想い出は、確か32年だったと思う。来日中のジョン・ウエインとイン
タービュしたことだ。週刊誌の企画だったが、残念ながら今は、何を聞いたか忘れてしま
った。ただ僕の前に江利ちえみが会っていて、僕はなにか肩身のせまい思いをした記
憶がある。

ちょうどその時代だ。帝国ホテルに宿泊中の外国人プロレスラーがホテル内の宝石店で
強盗を働き、丸の内警察に捕まった。その男が力道山と試合したことを刑事から聞き、日
本橋にあった「リキジム」で力道山から談話を貰った。力道山は意外と背が低く、礼儀正し
い男だった。

あれから半世紀すぎ、ジョン・ウエインも力道山も今は亡く、一緒に仕事をした仲間もほとん
どこの世にはいない。時の流れだ。