「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

        バナナとバターの品不足は今?

2008-12-18 07:43:55 | Weblog
10月6日の小ブログで”青いバナナ”について書いた。朝バナナ一本に水だけ
飲めばやせられるとの民放番組の影響でスーパーからバナナが消え、青いバ
ナナまで売っていたという内容。あれから2か月、今はどうか。どこの店にも
バナナはうづ高く積まれている。最近の円高なのに、値段は品薄時の高値の
ままだ。

春先にはバターやチーズの乳製品が売り場から消えた。4月25日の小ブログ
は”バターがなくても困らない”と書いた。原因は生産地が生乳あまり現象か
ら酪農家がバターなどの原材料を生産調整したからだという。が、直接の原因
は、大新聞がこれを煽ったという説もある。この騒ぎも今は嘘みたい。全国どこ
へいってもある。ただし値段は高くなり、牛乳まで値上がりしている。


幸い世界的な不況に見舞われているが、今のところ消費者物価は安定してい
る。安定というより今、値上げすれば消費者が買わなくなるからだろう。あの
大騒ぎしたガソリン高も、原油の値下がりで昔の値段に戻ってきた。厳寒地で
の灯油の値段はどうなのだろうか。

師走も押し迫ってきたが、正月用品の値段はどうなのか。値上がりは消費者を
直撃する。マスコミも不用意な報道だけは慎んでもらいたい。不況で職を失った
家庭は正月どころではない。暮になると、恒例のアメ横(東京)風景も今年は僕
でもあまり見たくない。