「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

           お役所仕事のゴミ分別

2008-12-26 05:55:55 | Weblog
家の脇のゴミ出し場横の電柱に暮から新年にかけての分別カレンダーが張ってある
が、資源ゴミは、すでに24日で終わっている。正月まであと1週間もあるり、勤め人家
庭は、ほとんど、この週末に大掃除をしようと思っていたいたのではないだろうか。相
変わらずのお役所仕事である。

僕の住んでいる東京の区部では、この秋ごろからゴミの分別が細分化され、老人には
判り難くなった。資源、可燃、不燃程度なら分別できるが、資源ゴミをさらに細かく分け
包装、プラスチックetcとなるとなると判らない。プラスチックには"プラ"と印が押してある
そうだが,字が細かくて老人には読めない。何故か分別がうるさくなってから、一時姿
を消していたカラスの群れが、ゴミをかき回しにやってきた。

戦前、東京では年に二回、町会ごとに一斉に実施する大掃除の日があった。現在の保
健行政は警察が握っていたから強制的だったのだろう。どこの家でもこの日は畳を上げ
て出たゴミは道端にうず高く積まれ、収集車が忙しく集めに回った。師走の一行事だった。

今は集合住宅が増え、住民同士も疎遠になり、こういった町ぐるみの大掃除はなくなった。
その集合住宅の中には、老人ばかりの"限界集落”も出てきたという。高層の団地には
エレベーターもなく、老人の中にはゴミ出しが出来ず困っていると、テレビが伝えていた。
お役所サイドからみれば、ゴミの細分化は便利でよいかもしれないが、一般家庭とくに老
人だけの家庭には負担になる。