「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

       ”80の手習い” スペイン語への挑戦

2009-10-04 05:03:06 | Weblog
超高齢化社会。昔から"60の手習い”という言葉があったが、今はインターネットで
調べると”80からの手習い”の時代である。僕もそれにならって昨日から近所の高校
で開催された「スペイン語初級」公開講座で勉強を始めた。主催者の挨拶だと参加
希望者が多くて、参加者を選ぶのは、都立の高校より難関だったとのことだ。

僕らの世代は一般的に語学に弱い。戦争で英語の勉強が中断され、戦後の大學受
験も「赤尾の”マメ単"」とか「小野啓の英文解釈」といった参考書で勉強していた時
代である。だから発音は悪いしリスニングも会話も出来ない。当時学校には視聴覚
教室もなかったしLL教材などなかった。

講座は毎週土曜日の午後2時間、7週だけ、どこまで上達するか疑問だが、頭の訓練、
ボケ防止の予防にはなろう。子供や孫の若い人に混じって”ABC"から始めた。今の
語学の勉強法は、僕らの時代の読書き偏重ではばい。いきなり”Hola Buenotardes.
Yo soy ○○.Encantado"(やあ、今日は ○○です はじめまして)で始まる。それも
受講者同士が向き合い声を出して言い合う

僕の体験から語学の学習は短期集中,声を出すのが一番だ。50歳からインドネシア語
を始めて約1年,リンガフォーンで集中的に学習して一応これで生活できるまでに上達
した。スペイン語の教材にはネーティーブが発音したCDまでついている。とにかく挑戦
してみよう。出来ればスペイン語を使った旅に出たいものだ。