「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

               選挙まで一週間切ったがー

2012-12-11 06:48:22 | Weblog
16日の総選挙まで一週間切ったが、外出機会の減った老人には一向に選挙への盛り上りが伝わってこない。たまに買い物に駅前商店街へ出かけても小さい駅前では立会い演説会もなく、候補者の名前を連呼する車が走ってゆくだけだ。自分の選挙区から誰が立候補しているのかさえ、はっきりわからない。昔は「選挙公報」が早く配達されたような気がするが、わが家にはまだ届かない。今年は前回に比べて事前投票率が低いと伝えられるが、選挙への関心が上滑りしているのではないだろうかー。

選挙活動はラジオ、テレビが中心なのであろうか。しかし、自分の選挙区の候補がいつ政見放送するのか判らない。たまたまスイッチを入れて当たればみるが、他の選挙区ならば消してしまう。何か事前にわかる方法はないのだろうかー。今のラジオ、テレビによる政見放送は昭和43年、当時参院議員だった青島幸男氏(故人)の佐藤栄作首相への提案で実施されたそうだが、それからすでに43年も経っている。選挙管理委員会も、そろそろ有権者に対する投票事前PRについて改善する時期にきているように思うのだが。

インターネットがこれだけ普及したのだから、ネットによる政見発表もあってもと思ったが、内容が改竄される恐れがあるので選挙施行法によって禁止されているという。「選挙公報」は、選挙施行法で投票2日前までに宅配されることになっているそうだが、事前投票をPRするなら、もっと早く有権者に配るべきではないだろうか。

今朝の「産経新聞」には”自公300議席超す勢い、民主激減80割れも”とFNNとの合同世論調査の結果が載っていた。僕個人は大歓迎の予想だが、逆の立場の人もいる。マスコミは「産経」に限らず軽軽と事前予想すべきではないと思うのだが。