「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

気になる血液検査の結果と”健康”の基準

2014-04-07 06:00:49 | Weblog
”健康”体だかどうかの基準の一つは血液検査の結果のようだ。数年前までかかっていた医者は1か月に1度は採血していた。しかし、その結果が出ても僕には詳しく教えなかった。教えても理解できないと思ったのかもしれないが。しかし、高齢になると、素人は素人なりに採血結果に関心が出てくるものだ。最近の新聞で、僕は二つの記事にとくに関心をもった

一つは日本人間ドック学会などで血液検査による”健康”基準の範囲を広げる動きがあることだ。例として従来、中性脂肪の健康基準値(男性)は30~149mg/dlだったが、179mg/dlまで健康とみなすとあった。今、僕の中性脂肪値は110mg/dlだから問題はないのだが、若い時は200mg/dlを超すこともあった。

もう一つは日本血液学会がHbAIC値を従来の日本基準値(JPS)=4.3~5.8=を国際基準値(NGSP)=4.6~6.2=に統一することになったというニュースだ。僕はこの10年来、HBAIC値が時々6を超えることがあり、糖尿病予備軍とされ、膀胱ガンと関係があるとされ欧米では禁止されている薬を投薬され、事実膀胱ガンが再発したことがあった。それだけHbAIC値には関心がある。昨年暮、膝の人工関節置換手術の際、僕の血糖値では手術に問題があるとのことで、手術に先立ち1週間、入院インシュリン注射で血糖値をさげた。

今かかっている内科医は僕のHaAIC値が常時6以下なので糖尿病ではないと診断している。しかし食後の血糖値が150を超すので、それに対応した薬は出している。素人で判断してはいけないが、日本の場合、医療ばかりではない。すべてに基準、規制値が高すぎるのではないのだろうか。それが医療費の高騰に影響していなければよいのだが。