産経新聞のコラム「鈍機翁のため息」(6月Ⅰ日付け首都圏版)の中で、老人のコンビニでの傲慢な態度を扱った動画”醜悪なクレーマー”がインターネットの掲示板サイトで話題になっている、と紹介していた。その書き込みの大半は”老害死ね”といった若者からの老人批判だという。コラムの見出しには”若者の憎惡が限界点に”とあった。
クレーマーとは苦情を意味する和製英語クレーム(claime)から来ていて苦情を言う人を指すものらしい。申し訳ないが、僕のPC技術ではこの掲示板サイトを見ることができなかったが、だいたいなところ、老人の”傲慢な醜悪な”言動が、どんなものだかは想像はつく。超高齢化時代、一概に老人といっても定年を終えたばかりの60歳代から、もう片足、がん箱に突っ込んだような僕みたいな者まで幅広い。
馬齢を重ねるとともにハラが立つことが多くなるものだ。しかし、精神衛生に悪いので出来るだけ、世の中にクレームはつけないようにしているが戦前”長幼序あり”の教育を受けた僕ら後期高齢者にとって、時には腹に据えかねないこともある。先日も杖をつきながら、バスに乗ったが、小学生の女の子を連れた若い女性が優先席を二人で占拠している。さすがに、僕を見て母親は席を譲ったが、子供はそのまま。同伴の老妻には譲ろうとはしない。よせばよいに僕は、孫を諭すように”この席はお年寄りが優先なのよ”と言ってしまった。
若者の老人批判の背景には、”裕福な”老人との間の世代間格差があるという。確かに一部の老人は働かずに,自分たちの給料より多い年金を貰っているように若者の目には映るかもしれない。しかし、僕ら世代の老人たちは、戦後、苦しい安月給の生活の中から、当時としては高額な年金を拠金してきた。数多い老人の中には”醜悪なクレーマー”もいるかもしれないが、これをもって、若者の憎悪が限界点に来た、とするのは、マスコミの行き過ぎだ。
クレーマーとは苦情を意味する和製英語クレーム(claime)から来ていて苦情を言う人を指すものらしい。申し訳ないが、僕のPC技術ではこの掲示板サイトを見ることができなかったが、だいたいなところ、老人の”傲慢な醜悪な”言動が、どんなものだかは想像はつく。超高齢化時代、一概に老人といっても定年を終えたばかりの60歳代から、もう片足、がん箱に突っ込んだような僕みたいな者まで幅広い。
馬齢を重ねるとともにハラが立つことが多くなるものだ。しかし、精神衛生に悪いので出来るだけ、世の中にクレームはつけないようにしているが戦前”長幼序あり”の教育を受けた僕ら後期高齢者にとって、時には腹に据えかねないこともある。先日も杖をつきながら、バスに乗ったが、小学生の女の子を連れた若い女性が優先席を二人で占拠している。さすがに、僕を見て母親は席を譲ったが、子供はそのまま。同伴の老妻には譲ろうとはしない。よせばよいに僕は、孫を諭すように”この席はお年寄りが優先なのよ”と言ってしまった。
若者の老人批判の背景には、”裕福な”老人との間の世代間格差があるという。確かに一部の老人は働かずに,自分たちの給料より多い年金を貰っているように若者の目には映るかもしれない。しかし、僕ら世代の老人たちは、戦後、苦しい安月給の生活の中から、当時としては高額な年金を拠金してきた。数多い老人の中には”醜悪なクレーマー”もいるかもしれないが、これをもって、若者の憎悪が限界点に来た、とするのは、マスコミの行き過ぎだ。