高齢者や”交通弱者”が車を運転しなくとも暮らせる社会を目指す平成27年版「交通政策白書」が閣議決定された。新聞報道によると、ここ10数年地方では採算性の悪い路面バスが廃止され、過疎地域に住む老人たちの「買い物」や「通院」を困らせる事態になっている。
僕も先日義弟の葬儀で長野市に2泊3日滞在しそれを実感した。長野市は過疎ではないが、昔に比べれば、バスの本数は減っており、旅行者が限られた時間で用事を済ませるにはタクシーを利用しなくてはならなかった。葬儀で老妻の実家に立ち寄ったが、義兄(86)は、すでに運転免許証を返上しており車もない。昔は頻繁にあった近くのバス路線は1時間に1本あるかないかである。折角の機会なので、旧友に再会したいと電話したところ、彼も家族に言われて免許を返上、車がなくて会えないという返事だ。
その点、僕の住む東京では公共交通網が発達している上、さらに有り難いのは70歳以上の老人には、年に1千円ほど払えば、都内のバスと都営地下鉄が“タダ”で乗車できる”シルバー.パス“が貰える。これはとかく出不精がちの老人のために大変役立っているが、先日、僕はこのパスをどこかで紛失してしまった。早速、再発行の手続気を取ったが10日間はかかるという。”無料”パスがあれば、時には遠出も楽しめたが、当分家に引篭りだ。
「交通政策白書」によると、将来、こういった”交通弱者”救済のためにLRT{次世代型路面電車)を建設する案があるという。結構な話だが、地方に住む老人たちにとっては当面の問題として、コミュニテイ.バスの増発を希望しているのではないだろうか。都会の老人は、地下鉄の各駅に下りのエスカレーターを設置して貰いたい。
僕も先日義弟の葬儀で長野市に2泊3日滞在しそれを実感した。長野市は過疎ではないが、昔に比べれば、バスの本数は減っており、旅行者が限られた時間で用事を済ませるにはタクシーを利用しなくてはならなかった。葬儀で老妻の実家に立ち寄ったが、義兄(86)は、すでに運転免許証を返上しており車もない。昔は頻繁にあった近くのバス路線は1時間に1本あるかないかである。折角の機会なので、旧友に再会したいと電話したところ、彼も家族に言われて免許を返上、車がなくて会えないという返事だ。
その点、僕の住む東京では公共交通網が発達している上、さらに有り難いのは70歳以上の老人には、年に1千円ほど払えば、都内のバスと都営地下鉄が“タダ”で乗車できる”シルバー.パス“が貰える。これはとかく出不精がちの老人のために大変役立っているが、先日、僕はこのパスをどこかで紛失してしまった。早速、再発行の手続気を取ったが10日間はかかるという。”無料”パスがあれば、時には遠出も楽しめたが、当分家に引篭りだ。
「交通政策白書」によると、将来、こういった”交通弱者”救済のためにLRT{次世代型路面電車)を建設する案があるという。結構な話だが、地方に住む老人たちにとっては当面の問題として、コミュニテイ.バスの増発を希望しているのではないだろうか。都会の老人は、地下鉄の各駅に下りのエスカレーターを設置して貰いたい。