日本年金機構がウィルスによる不正アクセスを受け、年金の個人情報約125万件が外部流出したという。細かいことは、僕には解らないが「標的型攻撃」といって、政治家や大手企業を狙ったもので、直接、僕ら市井の人間の年金を標的にしたものではなく、いわんや、これによって、年金が奪われるわけではないが、日本年金機構には、一日で15万8千人もの人から問合せがあったという。いかに、国民の年金問題についての関心の強さがうかがえる。
年金問題というと、8年前の第一次安倍内閣(2007年)の時の”宙に浮いた5000万人”を想い出す。きしくも、あの内閣当時の内閣官房長官、塩崎恭久氏が、まわりまわって、日本年金機構の監督官庁の厚生労働大臣である。早くも民主党では、塩崎大臣の監督責任を国会で問う姿勢に出ている。高木義明国会対策委員長は”消えた年金”ではなく”漏れた年金”問題だとして、徹底的に追及する構えをみせている。折りしも国会にはマイナンバー法改正や派遣法改正法案など重要法案が目白押しである。
〝宙に浮いた5000万人”問題の結末はどうだったのかー。問題を起こした厚労省の外局、社会保険局は解体し、民間の日本年金機構に変っだけた。僕個人の”消えた年金”は、何回か問合せしたが、要領が得られず、結局”宙に浮いた”ままになっている。5000万人といっても、ほとんどの人が僕と同じようなウヤムヤの状態か、あるいは実態のない数字かもしれない。
国会中継で、あの”ミスター年金”氏が,渋っつら顔して”漏れた年金”問題を「政局」にして質問する姿を想像しただけでもイヤになる。日本年金機構がなぜ、今回のような問題を起こしたのか徹底的に追及すべきだが、これを「政局」にして、政治が停滞することを国民は望んでいない。
年金問題というと、8年前の第一次安倍内閣(2007年)の時の”宙に浮いた5000万人”を想い出す。きしくも、あの内閣当時の内閣官房長官、塩崎恭久氏が、まわりまわって、日本年金機構の監督官庁の厚生労働大臣である。早くも民主党では、塩崎大臣の監督責任を国会で問う姿勢に出ている。高木義明国会対策委員長は”消えた年金”ではなく”漏れた年金”問題だとして、徹底的に追及する構えをみせている。折りしも国会にはマイナンバー法改正や派遣法改正法案など重要法案が目白押しである。
〝宙に浮いた5000万人”問題の結末はどうだったのかー。問題を起こした厚労省の外局、社会保険局は解体し、民間の日本年金機構に変っだけた。僕個人の”消えた年金”は、何回か問合せしたが、要領が得られず、結局”宙に浮いた”ままになっている。5000万人といっても、ほとんどの人が僕と同じようなウヤムヤの状態か、あるいは実態のない数字かもしれない。
国会中継で、あの”ミスター年金”氏が,渋っつら顔して”漏れた年金”問題を「政局」にして質問する姿を想像しただけでもイヤになる。日本年金機構がなぜ、今回のような問題を起こしたのか徹底的に追及すべきだが、これを「政局」にして、政治が停滞することを国民は望んでいない。