5月4日と5日は東京.白金の清正公(せいしょうこう)様の年に1回の大祭である。清正公様は正式には日蓮宗最正山覚林寺という日蓮上人が生まれた房州小湊の誕生寺の末寺だが、江戸時代から境内にある加藤清正の像を祀ったお堂が市民の間で”せいしょうこう”さんの愛称で親しまれている。とくに大祭には季節の菖蒲の名にかけた”勝負”の勝ち守りが売られ、江戸っ子の人気を集めている。
勝ち守りは加藤清正の勝負運の強さと”人生の苦難に打ち勝つ”という意味を込めているが、今年は先月來続いている熊本大地震もあってか大祭の人出は例年より多い感じだ。熊本城は幸い倒壊は免れたが、重要文化財の長塀が崩れたり被害が出ている。それにいまだに数万人の人が避難生活を送っている。僕も熊本の人たちが苦難に打ち勝って復興されることを願って参詣してきた。
地震といえば”地震の加藤”という言葉がある。ちょうど400年前の1596年の慶長伏見の大地震の際、石田三成の諫言で清正が豊臣秀吉から閉門中だったのにもかかわらず、、地震直後いち早く城へ駆けつけ秀吉を救出したという故事に題材をとった歌舞伎の狂言から来ている。真偽のほどは解からないが、清正は熊本城築城の際、伏見での経験を生かしたとも言われている。
ここ数年、僕も入院が続いている。あまり縁起にはこだわらないのだが、”病魔に打ち勝つ”ため,菖蒲の勝ち守りを一体求めて帰宅した。
勝ち守りは加藤清正の勝負運の強さと”人生の苦難に打ち勝つ”という意味を込めているが、今年は先月來続いている熊本大地震もあってか大祭の人出は例年より多い感じだ。熊本城は幸い倒壊は免れたが、重要文化財の長塀が崩れたり被害が出ている。それにいまだに数万人の人が避難生活を送っている。僕も熊本の人たちが苦難に打ち勝って復興されることを願って参詣してきた。
地震といえば”地震の加藤”という言葉がある。ちょうど400年前の1596年の慶長伏見の大地震の際、石田三成の諫言で清正が豊臣秀吉から閉門中だったのにもかかわらず、、地震直後いち早く城へ駆けつけ秀吉を救出したという故事に題材をとった歌舞伎の狂言から来ている。真偽のほどは解からないが、清正は熊本城築城の際、伏見での経験を生かしたとも言われている。
ここ数年、僕も入院が続いている。あまり縁起にはこだわらないのだが、”病魔に打ち勝つ”ため,菖蒲の勝ち守りを一体求めて帰宅した。