「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

ヘイトされても仕方がない韓国人のマナー

2016-05-06 05:54:47 | 2012・1・1
戦前の双葉山時代から相撲を見ている僕だが、前から気になっていたのは、今場所関脇に昇進した琴勇輝の土俵上の最後の仕切りで「ほうっ」咳払いする仕草だったが、夏場所限りでこれを止めるときいて、ほ―っとした。大相撲の所作には古くからの神事に由来しているのものが多い。”塵(ちり)をきる”所作とか”塩をまく”行為など、その一つだが,琴勇輝の「ほうっ」の動物的な雄叫びはあまりにも神事にはほど遠い。

先日、埼玉スタジアムで行われたサッカーのアジア.チャンピン.リーグの浦和レーズと韓国の浦項との試合の後、両チームの選手がいり乱れて乱闘寸前になったのをテレビ画面で見た。原因は韓国の選手がピッチの上に自分たちの使ったテーピングを投げ捨て、これを浦和の選手が注意したことからであった。韓国では当たり前の行為なのかもしれないが、日本人からみれば、スポーツマン.シップにもとる汚い態度だ。

特定の人種や民族に対する差別的な言論が街頭でたびたび繰り返されていることに対して、これを取り締まる法案「ヘイト.スピーチ取締り法」案が今国会で与野党一致で可決される見通しだ。確かに一部の日本人の特定の人種民族(主として韓国.朝鮮人)に対するスピーチは過激すぎる。原則論から言えば僕も法案に賛成である。しかし、一方では何故、特定の外国人にだけ日本人が嫌悪するのか、その深因がわかれば、今回のサッカー選手のような行為はしないはずである。ヘイトされる原因も相手側にもある。