「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

民進党のヤジと品位と支持率の低下

2017-05-10 05:40:07 | 2012・1・1
連舫代表、小川敏夫元法相、といった民進党の大看板二人が、参院予算委の質疑に立つので、昨日NHKのテレビ中継放送をみた。民放の報道番組が面白おかしく、国会の「森友劇場」を伝えており、また新しい進展の場があるのかと思ったら、残念ながら連舫代表は、代表としての”品位”を気遣ったのであろう。一言も言及はなかった。これに代わって、小川氏が代役として演じたが、小川氏は過去のスキャンダルもあり、安倍総理の言う、民進党の支持率低下に役だっただけと、僕の目には映った。

それよりも、中継を見て目にあまるのは、民進党議員の議場でのヤジだ。答弁に立った安倍晋三総理が当惑し”おとなしくしてくれ、子供ではないだろう”といわれていたがその通りだ。そして、答弁の言葉じりをとらえて、チョロチョロ委員長席に駆け寄る。それも筆頭理事らしい顔なじみの議員である。小川氏の質疑の介添え役までヤジを飛ばしている。NHKは、中継のカメラをもう一台増やし、ヤジ議員の顔を写し、集音マイクで声を拾ったらどうか。

連舫代表は質疑を憲法改正論議に絞ったが、言葉は悪いが、安倍総理に軽くあしらわれてしまった。安倍総理の言うように行政府の長である内閣総理大臣としては答弁論議に限界がる。やはり憲法審査会の場で”深堀り”して検討すべきである。民進党は審査会に自党の案を提出していないのでは、話にもならない。たんに総理の言葉じりをとらえ、”佳境に入った”という言葉の辞書解釈を紹介している場合ではないのではないか。