「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

総理のゴルフ友達

2017-05-23 06:27:00 | 2012・1・1
安倍総理はゴルフがお好きのようである。先般、渡米したさいにはトランプ大統領と話し合いの後、二人だけで27ホールもプレイされたという。その安倍総理が”第2の森友”と野党が騒いでいる、加計学園の理事長の主と一緒にゴルフをしている画面が最近、よくテレビ画面で拝見する。総理が休みにゴルフをするなと、ヤボなことはいわないが、2001年、当時の森喜朗首相は、ハワイ沖で四国の高校練習船が、米国の原潜にぶつけれた事故の一報を受けながらも、友人とゴルフを続けたのが、結局”命とり”となって辞任に追い込まれている。

安倍総理と疑惑の主とのゴルフ姿は、総理が否定しているように疑惑とは無関係な野党側の”印象”政略と思うが、わが国では、まだまだゴルフはお金持ちの遊び、おカネのやり取りがからむ印象が強い。インターネットの「東洋経済オンライン」によると、日本のゴルフ人口はここ20年ほどで最高時の三分の二に減り、それに伴って関連市場も一時の景気ではないようである。先日、札幌で昔のゴルフ仲間と会った時の話では、平日なら1日3000円でプレイできるゴルフ場もでてきたという。それでも東京ではまだ金持ちの遊びである。

現役から引退して20数年、僕は一度もゴルフをしたことがない。道具も古道具屋に売って手元にはない。周囲の友人たちと会ってもあまりゴルフの話をしたことはない。しかし、現役時代は仕事とも関係があって週に一回はプレイしていた。働き盛りの世代が、健康維持のため、週末の休みにゴルフするのは理解できる。しかし、真偽は別として、疑惑のネタにされるような、友人、知人とは公人はプレイを避けるべきである。