海の向こうのトランプ米大統領を真似たわけではないと思うが、最近、自民党の大物閣僚や議員の新聞への風当たりが強い。麻生太郎副総理が都議会議員へ応援演説で”マスコミのかなりの部分の情報は間違っている。書かれる側だからよく解っている。こんなものにおカネを支払い読む気にはならない。新聞は部数が減ってきているが、自分が撒いた種だ”と暴言したそうだ。トランプ大統領の新聞はみな”Fake"(ガセネタ”だというのと軌を同じくしている。麻生副総理と同様、方言癖のある自民党の二階俊博幹事長も”(新聞は)買って貰っていることを忘れるな”と発言、その後訂正している。
昔、新聞社で16年間”ろく”を食ませて貰った一人として、一言言いたくなる。たしかに僕の現役時代にも一連の慰安婦問題の誤報や共産党幹部、伊藤律架空会見記などのFakeもあったが希である。最近の記者たちも、意識してFake記事を書くとは思えない。むしろ逆に僕が心配なのは、「加計」問題で政府に不利な証言をした文科省事務次官の事件には無関係なプライベートな面を報道した読売の報道姿勢である。政府に”一ぷく盛られた”と誤解されても仕方がない。それでなくと読売は国会審議の中で安倍総理から名指しで購読を勧められた新聞である。
今、わが国で問題なのは同じ活字メディアであっても新聞ではなくて週刊誌ではないだろうか、すべてがすべて悪いとは言わないが、昨日、テレビの”報道番組”を見ていたら、都議会議員選挙で大敗した自民党の下村博文都連会長の、選挙直前の「加計」から不正な政治資金を得ていたとの報道は、今回「都民ファーストの会」から出て当選した、下村氏の元秘書の週刊誌への売り込みだとケンケンガクガクやっていた。麻生さん、二階さん、新聞を攻撃する前に「週刊誌報道規正法」の議員立法でも考えれたらいかが。何でも反対の民進党のお歴々も賛成するかもしれない。
昔、新聞社で16年間”ろく”を食ませて貰った一人として、一言言いたくなる。たしかに僕の現役時代にも一連の慰安婦問題の誤報や共産党幹部、伊藤律架空会見記などのFakeもあったが希である。最近の記者たちも、意識してFake記事を書くとは思えない。むしろ逆に僕が心配なのは、「加計」問題で政府に不利な証言をした文科省事務次官の事件には無関係なプライベートな面を報道した読売の報道姿勢である。政府に”一ぷく盛られた”と誤解されても仕方がない。それでなくと読売は国会審議の中で安倍総理から名指しで購読を勧められた新聞である。
今、わが国で問題なのは同じ活字メディアであっても新聞ではなくて週刊誌ではないだろうか、すべてがすべて悪いとは言わないが、昨日、テレビの”報道番組”を見ていたら、都議会議員選挙で大敗した自民党の下村博文都連会長の、選挙直前の「加計」から不正な政治資金を得ていたとの報道は、今回「都民ファーストの会」から出て当選した、下村氏の元秘書の週刊誌への売り込みだとケンケンガクガクやっていた。麻生さん、二階さん、新聞を攻撃する前に「週刊誌報道規正法」の議員立法でも考えれたらいかが。何でも反対の民進党のお歴々も賛成するかもしれない。