民進党の蓮舫代表が昨日辞意を表明した。先日の野田佳彦幹事長に次ぐものだ。野党第一党はいったい、どうなっているのか。連舫.野田体制が出来たのは、昨年9月だから一年足らずでの短命である。この間、民進党は10月の総選挙で大敗、今年7月の都議会議員選挙でも惨敗した。代表、蓮舫氏個人も”二重国籍”問題が浮上して評判が悪く極論をいえば、この10月間の”連舫丸”の航跡は支持率の低下だけにすぎない。NHKの調査では昨年7月の支持率、10.6%が現在は5.8%に半減している。
政治家の間では”政治は水物、一寸先は闇だ”と言われているが、この蓮舫氏の辞任を喜んだのは安倍政権ではないだろうか。「加計」問題や稲田防衛相の「PKO秘密漏洩」で、窮地に立っていた安倍政権は、風向きが変り、ひょっとすると8月の内閣改造後の秋には総選挙に打って出るかもしれない。蓮舫氏は早急に次期代表の選出に入るといっているが、”ドロ舟”状態の代表に誰が選ばれてもその舵取りは難しい。最高顧問の一人に菅直人氏の名前がある限り、3年間の民主党政権の失政がついてまわる。
それにしても民進党は無責任な政党である。たった1年足らずで人気が悪いからといって代表が辞められては困る。これでは、かりに政権の座につかれても思いやられる。何か僕には「社民党」の先例が、「民進党」の将来を予測するように見えてきた。二大政党下での「民主党」の活躍を期待していたこともあったが、残念ながら日本の政治風土にはなじまないのであろうか。
政治家の間では”政治は水物、一寸先は闇だ”と言われているが、この蓮舫氏の辞任を喜んだのは安倍政権ではないだろうか。「加計」問題や稲田防衛相の「PKO秘密漏洩」で、窮地に立っていた安倍政権は、風向きが変り、ひょっとすると8月の内閣改造後の秋には総選挙に打って出るかもしれない。蓮舫氏は早急に次期代表の選出に入るといっているが、”ドロ舟”状態の代表に誰が選ばれてもその舵取りは難しい。最高顧問の一人に菅直人氏の名前がある限り、3年間の民主党政権の失政がついてまわる。
それにしても民進党は無責任な政党である。たった1年足らずで人気が悪いからといって代表が辞められては困る。これでは、かりに政権の座につかれても思いやられる。何か僕には「社民党」の先例が、「民進党」の将来を予測するように見えてきた。二大政党下での「民主党」の活躍を期待していたこともあったが、残念ながら日本の政治風土にはなじまないのであろうか。