支持率急落を受けての内閣改造が8月上旬に行なわれるらしいが、早くもマスコミは、その話題で賑わっている。ネットで朝日新聞デジタルの報道を読んだら、安倍総理が19日の夜、麻生副総理らと会食したさい、何故か15年も前、小泉政権時代、国民的人気のあった田中真知子外相を更迭したため、内閣支持率が72%から34%に急落した話が話題になった、と書いてあった。
安倍総理が何故、田中真知子さんの古い話を持ち出したのか解らないが、頭のどこかには稲田朋美防衛大臣をめぐるPKO日報隠ぺい問題を初め幾つかの不安定な国会答弁があったのは間違いない。閣僚を任命した総理として責任はある。任命権者としての自分の責任を回避するため、稲田更迭は田中真知子さんのケースとは異なる、と言いたかったのかもしれない。
産經新聞の記事(21日首都圏版1面)によれば、稲田大臣の”奇抜な服装での外遊”が制服組に不信感が出てきているという。こんなことまで新聞が報じるようになれば、多分内閣改造での稲田大臣の解任は間違いないだろう。でも、稲田氏の更迭だけで、安倍内閣の人気が上がるとは思えない。先日の都議会議員選挙で大敗を喫した”戦犯”の一人、石原伸晃経済再建相が総理の隣に座っているのは僕には理解に苦しむ。都議会議員選挙支援演説で”おヤジ(石原慎太郎氏)をいじめるな”と訴えたそうだが、大方の都民は自民党の敗因は、石原慎太郎親子の”年増の厚化粧”発言だと思っている。
15年も前の、国民が忘れかけていた話題を、いくら個人的な会食とはいえ話題にするとは、さすがの安倍総理の風を読む力も弱まわってきたのかもしれない。
安倍総理が何故、田中真知子さんの古い話を持ち出したのか解らないが、頭のどこかには稲田朋美防衛大臣をめぐるPKO日報隠ぺい問題を初め幾つかの不安定な国会答弁があったのは間違いない。閣僚を任命した総理として責任はある。任命権者としての自分の責任を回避するため、稲田更迭は田中真知子さんのケースとは異なる、と言いたかったのかもしれない。
産經新聞の記事(21日首都圏版1面)によれば、稲田大臣の”奇抜な服装での外遊”が制服組に不信感が出てきているという。こんなことまで新聞が報じるようになれば、多分内閣改造での稲田大臣の解任は間違いないだろう。でも、稲田氏の更迭だけで、安倍内閣の人気が上がるとは思えない。先日の都議会議員選挙で大敗を喫した”戦犯”の一人、石原伸晃経済再建相が総理の隣に座っているのは僕には理解に苦しむ。都議会議員選挙支援演説で”おヤジ(石原慎太郎氏)をいじめるな”と訴えたそうだが、大方の都民は自民党の敗因は、石原慎太郎親子の”年増の厚化粧”発言だと思っている。
15年も前の、国民が忘れかけていた話題を、いくら個人的な会食とはいえ話題にするとは、さすがの安倍総理の風を読む力も弱まわってきたのかもしれない。