「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

10年前の自民党の大敗退廃

2017-07-23 05:50:45 | 2012・1・1
”現在の政治情勢は10年前に似ている”と産經新聞のコラム「産経抄」(7月22日)が書いていた。十年一昔、すっかり忘れていたが、早速、小ブログ「老人タイムス」が当時何を書いていたのか調べてみた。

10年前の7月30日、小ブログは参院選挙の自民党の大敗を受けて「自民党の大敗自民党の退廃」という題で、当時の松岡利勝農水相の”架空事務所費”をめぐる山本拓副大臣の”芸者の玉代”の失言を取り上げていた。山本副大臣がが事務所費を芸者遊びの玉代に使っていたと失言?した問題である。”芸者の玉代”問題は26日のブログでも書いている。

10年前の安倍内閣は”消えた年金問題”で野党民主党から揺さぶりをかけられ評判が悪かった。12日の小ブログも”大山鳴動消えた年金問題”というタイトルで、安倍総理の年金問題の無策を批判している。これが結局、参院選の自民党の大敗の因になった。

政治情勢には直接関係ないが、7日のブログには”女の大将に期待”というタイトルで、安倍総理が久間章生防衛大臣の”原爆投下は当然”の失言を受けて、その後任に小池百合子氏(現東京都知事)を任命した話題を扱い、女性として初の防衛大臣に期待していると書いている。

山本拓元農林副大臣の名前を久しぶりに新聞で見た。夫人の高市早苗総務大臣と”政治スタンスの違い”から離婚された。8月3日の内閣改造に関係があるのかどうか。十年一昔、政治情勢が似ているという指摘もまんざらではない。