東京首都圏は昨日梅雨が明け、いよいよ夏本番だが、今年はカラ梅雨気味で真夏日が多かったせいか、老人にはこれから夏本番だと思うと”やれやれ”という気持ちだ。暑さには強いと自負していたのだが、やはり歳には勝てない。
戦前、東京の小学校では7月21日から8月31日までが夏休み(夏期休業)であった。80年前(昭和12年)の通信表をみると「学校歴」にはっきりと書いてある。今はどうなのか知らないが、この時代に育った僕らにとって7月21日は、胸がワクワクした想い出の日だ。夏休みは地方によって違い、40年前、子供たちがお世話になった札幌では、始まりが7月25日で終わりが8月15日と短かったが、そレなりに楽しい想い出があるようである。
孫も成長して最近の教育事情にはうといが、先日の新聞に静岡県吉田町で来年度から、夏休みの期間を24日から16日間に短縮する町独自の案を実施する予定だと出ていた。年間を通じての授業日数を210日から220日に増やす全体の教育改革の一環のようだが、改革の狙いの一つは教員の多忙化の解消だという。
戦前に教育を受けた僕らは、地域によって季節の違いからくる夏休み、冬休みの期間差は理解できるが、町が独自に「学校歴」を作成して、休みを短縮するのには、今一つ理解できない。戦前のように国家主義に基づいて画一的な教育をせよ、とまではいわないが、町ごとに「学校歴」が違うのは。国の教育行政にも影響してくるのでは。ちなみに、吉田町は人口3万人足らずだが、東名高速ICに近く企業誘致が盛んで、財政的には地方交付税不可布の町である。
戦前、東京の小学校では7月21日から8月31日までが夏休み(夏期休業)であった。80年前(昭和12年)の通信表をみると「学校歴」にはっきりと書いてある。今はどうなのか知らないが、この時代に育った僕らにとって7月21日は、胸がワクワクした想い出の日だ。夏休みは地方によって違い、40年前、子供たちがお世話になった札幌では、始まりが7月25日で終わりが8月15日と短かったが、そレなりに楽しい想い出があるようである。
孫も成長して最近の教育事情にはうといが、先日の新聞に静岡県吉田町で来年度から、夏休みの期間を24日から16日間に短縮する町独自の案を実施する予定だと出ていた。年間を通じての授業日数を210日から220日に増やす全体の教育改革の一環のようだが、改革の狙いの一つは教員の多忙化の解消だという。
戦前に教育を受けた僕らは、地域によって季節の違いからくる夏休み、冬休みの期間差は理解できるが、町が独自に「学校歴」を作成して、休みを短縮するのには、今一つ理解できない。戦前のように国家主義に基づいて画一的な教育をせよ、とまではいわないが、町ごとに「学校歴」が違うのは。国の教育行政にも影響してくるのでは。ちなみに、吉田町は人口3万人足らずだが、東名高速ICに近く企業誘致が盛んで、財政的には地方交付税不可布の町である。