「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

シルバー人材センター 真夏の垣根の剪(せん)定

2017-08-05 04:59:04 | 2012・1・1
季節はずれで申し訳ないが、童謡「たき火」の始りの歌詞”かきねだ かきねだ曲がり角”の垣根が東京では最近めっきり少なくなってきた。戦前、東京の山の手ではどこにでも見られた風景だったのだが。わが家の裏側には、その名残が生き垣として残っているが、手入れをしていないので写真(左)のような状態。あまりみっともないので、区のシルバー人材センターに頼んんで、昨日、思い切って剪定して貰った(写真右)

シルバー人材センターから二人のシルバーが派遣されてきて、手際よくハサミを入れてくれた。シルバーといっても杖突き老人の僕とは違い、まだ梯子にも自由に乗り降りできる”お年寄り”である。改めて65歳以上高齢者という定義に疑問をもった。それにしても定年を終えた後も、自分の趣味を生かし、こうして小遣い稼ぎできる人生は幸せだ。

戦前昭和の初めに開発された住宅街で、昔はどこの家のも広い庭があった。駅前には庭木を扱う造園業の植木溜めまであった。近所にも何軒か植木屋さんもあったが今はない。庭木が少なくなり、商売にならないのだろう。この季節、うるさくまで感じたセミの声も聞こえなくなったのも当然だが寂しい。