「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

国際人権高等弁務官の慰安婦批判 ”最後っ屁(ぺ)”

2018-08-05 06:42:51 | 2012・1・1
国連人権委員会(UNHRO)のサイト.フセイン高等弁務官が、またまた慰安婦問題について日本は2015年に日韓慰安婦合意について譲歩すべきだと批判した。何を譲歩すべきか、はっきりしないが、国と国とが合意した問題に口を出すのは余計な話だ。サイト高等弁務官は、これまでも「性奴隷」という言葉を使い、安倍晋三総理が元慰安婦たちにに直接会うのが問題解決の早道などと言っていた。サイト氏は8月末で高等弁務官の職を去るに当たり、記者会見でこの発言をした。表現は悪いがまるで”最後っ屁”である。

サイト氏はヨルダン王家の一員で、駐米大使を経て2014年、国連人権委員会の高等弁務官就任したが、慰安婦問題については偏見の持ち主だ。就任早々韓国を訪問、慰安婦たちと会ったり、偏った歴史観で展示されている「慰安婦博物館}を見学、ソウルにUNHRO出先機関を設置している。UNHROは慰安婦問題について1994年、クマラスワシ(当時の高等弁務官)特別報告書で、朝日新聞の誤報を取り入れたりしている。日本政府は何回か訂正を求めているがそのままだ。サイト氏は。この特別報告書をそのまま信じているようだ。

日本は、米国、中国についで3番目に国連分担金を出しているが、米国はイスラエル問題が不平等だとしてUNHROを脱退している。北朝鮮による拉致問題について、UNCHOは何かしたのか。高等弁務官を誰がどうして選ぶのか寡聞にして知らないが、場合によっては、日本も米国にならって脱退してはどだろか。