「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

左膝を人工関節に置換して5年

2018-08-28 04:52:08 | 2012・1・1
左膝(ひざ)の人工関節置換手術を終えてから5年になる。毎年、年に4回、レントゲンを撮り、事後チェックを受けてきたが、昨日の診断で、次回は来年でよいといわれ、事実上の”完癒”宣言を承った。80歳を過ぎてからの置換手術は危険だという声もあったが、こうして自分の足で元気に通院できるのは結果的には手術は"正解”だったのであろう。

僕が左ひざに痛みを感じるようになったのは10年ほど前からだ。2008年の日記とブログを振り返ってみると、近所の整形クリニックで初めてレントゲンを受け、半月板が摩耗していると診断された。しかし、大した症状ではなかったのであろう。クリニックでマッサージと、ゴムまりを使ったエクササイスに励んだが、一向に良くならない、それでも痛みはそうひどくなく、海外旅行に二回も出かけている。しかし、80歳を越えた2011年になると、痛みはひどくなり、医者を変えて電気をかけたり、連続的な注射治療などもしたり、並行してグレコサミンなどのサプリのお世話にもなった。

2012年、シンガポール、インドネシアへ本の出版で出かけることになったが、さすがに家人の勧めもあって杖を持参した。帰国後、痛みが治まらないで、近所で名医と評判の病院へ行き、相談したところ人工関節を置換する以外に完癒はないという診断。この年、僕は膀胱がん摘出手術を受けており、医者もこれを配慮して、手術前に予備入院してMRIなどで身体全体をチェックしたあと手術した。

僕の周囲にも足腰の痛みに悩んでいる60歳、70歳台の後輩のお年寄りが多くなってきた。相談を求められることもあるが、それぞれ人によって症状は違うが、医師から人工関節を勧めれたら、若い体力があるうちに手術をしたほうがよい。