「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

総理在任記録更新まであと20日 ”晋ちゃん”内閣頑張って

2019-11-01 05:33:42 | 2012・1・1
河井克行法相が妻の案里参院議員のさきの選挙の際の公職選挙法違反容疑に絡み責任をとり辞任した。25日にやはり公職選挙法違反容疑で帰任した菅原一秀経済産業相についでこの1週間に二人目である。極めて異例で安倍晋三総理の任命責任は重い。

安倍総理には同じような苦い経験がある。12年前の第一次安倍内閣(2006年9月―内閣07年8月の末期、閣僚の”女性は産む器械”とか”原爆投下は当然”といった失言が続出、内閣支持率は26.0%まで低下し、内閣改造したが、短期間に農相が二人更迭され自殺者まで出している。

安倍総理はこの時の苦い経験をもとに、第二次。第三次、第四次と回を重ね、通算総理在位日数は大叔父の佐藤栄作をぬき、今月20日には、わが国憲政史上最長の桂太郎の2886日をこえることになる。

第一次内閣当時は”晋ちゃん内閣”とも”お仲間内閣”ともあだ名されていが、今は違う。今回二人の大臣の辞任で支持率は低下するとはは思うが、極端に支持を失うとは思えない。内外に問題が山積している今、逆に長期政権を利して、気を引き締め頑張って貰いたい。