「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

アメリカン.インデイアンの精力野菜 「アピオス」

2019-11-14 05:23:06 | 2012・1・1
老妻が歯医者に行った際、自由が丘の有機野菜専門店で「アピオス」という初めて聞く野菜を大枚200円を投じて買ってきた。僕ら卒寿に近い老夫婦とも食べたことがない。

ネット情報によると、「アピオス」という名称は形が西洋梨に似ているからだそうだ。よく見ると、確かに似ている。生産地は青森県が中心だそうで、7月から9月にかけて紫色のきれいな花を咲かせるが、食べるのはこの塊根の部分である。ネックレス状に3センチから5センチの芋をつける。これが「アピオス」である。

明治の初め、青森地方が米国からリンゴ苗を輸入したさい一緒についてきたものらしい。北米では原住民のアメリカン.インデイアンが昔からスタミナ食として食べていたそううだ。栄養分析によると、ジャガイモに比べてカルシウムが30倍、鉄分が4倍,タンパク質が6倍だという。ポパイのホウレンソウみたいだ。

早速、夕食に電子レンジでチンして食べたが美味である。老人食としてはもってこいだ。ポパイのように筋力もりもりになるのは期待しないが、長生きしたお陰で色々美味しいものが食べられる。感謝。