「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

提言 バリ島での危険な女性の一人暮らし

2019-11-27 04:45:23 | 2012・1・1
インドネシアの観光地バリ島の首都デンパサールで一人暮らしの日本人女性が襲われ、住んでいた二階の部屋から転落、病院に運ばれたが重体だという。またかという感じである。

十年一昔というが、2009年9月と12月にもバリ島では続けざまに日本人女性が殺されている小ブログは”バリ島殺人事件 懲りない日本人女性”(9月30日)と”またまたバリ島殺人事件 危険な女性一人暮らし”(12月28日)と一文を書き警告している。二つとも観光ビーチ、クタで起きた事件で、一人は観光客であった。

僕は半世紀前の1966年、初めてバリを訪れて以来、10回近くこの島に観光で出かけている。古いヒンズー教の文化と伝統、それに自然豊かで最初の頃は、”天国に近い国”という形容詞がピタリの地であった。”この島には泥棒がいない”と言われ、当時治安の悪かったジャカルタから来た僕を感激させたものだ。

僕が最後にバリを訪れたのは2006年11月で、その時の印象記を「バリ島への提言」として(1)自然への回帰(2)ジゴロの追放―二つにまとめ小ブログに書いている。{12月1日ー2日) ジゴロというのは観光ビーチにたむろするビーチボーイのことだ。今回の事件はジゴロには関係なさそうだが、バリには一人暮らしの日本人女性を狙った犯罪が多すぎる気がする。何故なのだろうか、どこかに観光ちとしての気の緩みがあるのではないか。