BAR CROSSの銘酒事典

BAR CROSSでこれまでに開封してきたお酒達を紹介しています。
豊島区西池袋3-29-3 梅本ビルB1F

Glenfiddich Pure Malt(1990's) 750ml,43%

2014年03月19日 | グレンフィディック

Glenfiddichpuremalt1990s「グレンフィディック

  ピュアモルト表記(1990年代半ば流通)」

 開栓日:2014年3月14日 ワンショット価格:1,200円

 

 Special Reserve表記に切り替わったのが1998年頃で、それよりも少し前

 の1990年代半ばに流通していたと思われるボトルです。

 この頃は瓶の形も現在よりはだいぶエラが張っていて三角▲です。

 現行品と違って香りで感じるのは強い穀物感で、挽いたばかりの麦を連想

 させます。ただ、口にするとアタックでは現行品よりも甘いくらいのとろっと

 したハチミツ系の甘さを感じます。そして中盤からは香り同様シリアル感が

 前面に出てドライで短く、キレのあるフィニッシュで仕上がります。

 現行品とどちらがいいかと問われると、意見が分かれるところだと思います。

 飲みやすさでは現行品の方がやや上、モルト感は旧瓶が上といったところでしょう。是非、ハーフショットずつで飲み

 比べてみて下さい。


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Glenfiddich12YEARS(2014) 700ml.40%

2014年03月19日 | グレンフィディック

Glenfiddich12y2014「グレンフィディック12年(2014年購入)」

 開栓日:2014年3月14日 ワンショット価格:1,000円

 

 1990年代のピュアモルト表記を開けたので、比較用にスタンダードな

 オフィシャルボトルをひっさびさに購入してみました。

 香りを嗅いで、極めて華やかでフローラルに仕上がっていることに驚きました!

 もっとこう、穀物っぽさが前面に出ているのがフィディックのイメージでしたから。

 飲んでみてもアタックはハチミツ系の甘みがあり極めてスムース。最後の方で

 わずかに麦芽感が出てすぅーっと消えていきます。

 穀物系から、万人に支持されやすいフルーティ、フローラル系へとシフトを移行

 したのが良く分かりました。これからはこの路線を貫くのでしょうね。

 


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J.W.Dant SPECIAL RESERVE (Bottled in 2003) 750ml,40%

2014年03月19日 | W-ウイスキー(ブレンデッド、バーボン等)

Jwdant2003「J.W.ダント スペシャルリザーヴ(2003年詰め)」

 開栓日:2014年3月14日 ワンショット価格:1,000円

 

 当店としては珍しく、ちょい古バーボンのご紹介です。

 J.W.ダントはサワー・マッシュ製法の発明者と言われている人物の名で、

 現在はヘブンヒル系列となっています。

 甘さとともに酸を帯びた香りですっきりとした印象。

 メープル様の甘みがあり、アタックでは舌先にそれを強く感じますが、

 フィニッシュはキレがあり、スッと抜けていきます。

 肩肘張らずに気軽に飲むお酒ですね。


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