BAR CROSSの銘酒事典

BAR CROSSでこれまでに開封してきたお酒達を紹介しています。
豊島区西池袋3-29-3 梅本ビルB1F

HENNESSY three star 700ml,40%

2018年10月19日 | B-ブランデー

「ヘネシー・スリースター」
 700ml、40%
開栓日:2018年10月3日 1ショット:1800円

輸入者が
ジャーディン マセソン アンド カンパニー
(ジャパン) リミテッド
で住所が港区西新橋1丁目3番12号日石本館
となっていますので、1970年代から1980年
代初頭の流通品と思われます。
1984-85年の銘酒辞典では住所がハリファッ
クス御成門ビルに代わっていて、ラベルも
VERY SPECIALの表記があり、ブラスアー
ムの位置もHennesyの左横に変更されてい
ます。

正確な流通年代はさておき、このヘネシーは
かなり旨いです!
ヘネシーらしい濃厚な香りで、干しブドウや
カカオ、焦がしたカラメル、黒蜜などを感じ
ます。
味わいはドライレーズンをそのまま含んだか
のような錯覚に捉われ、スリースターでこれ
か!と唸らされます。
余韻も長く力強く、飲み終えてからもなお、
しばらくの間は口の中にヘネシーの存在を感
じ続けます。
開けて間もないですが残りは既に半分程。
コニャックファンの方はお早めにどうぞ!


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Boulard XO Grande Fine 700ml,40%

2018年10月19日 | B-ブランデー

「ブラー・XO・グランフィーヌ」
 700ml,40%
開栓日:2018年10月2日 1ショット:1600円

このラベルは1980年代後半から1990年代半ば
まで流通していたものですが、このボトルに
関しては外箱の底にロットナンバー的なもの
が印刷されていて、1989年に出荷されたもの
ではないかと思われます。
銘酒辞典を見るとフィーヌ表記となっていま
すが、このラベルはグランフィーヌ表記で、
ACカルヴァドス・ペイ・ドージュとなって
います。
この辺の表記の差はなんなのか、何か違いが
あるのか、私もまだ把握しておりません。

肝心の中身ですが、香りは思いの他フレッシュ
なリンゴ感が強く、古酒特有の枯れた印象を
与えません。
口に含むと甘みが強く、煮詰めたリンゴやフ
ルーツタルト、水飴などを感じ、余韻にかけ
てリンゴの皮付近の苦味と混ざり合いながら
ゆっくりと消えていきます。

カルヴァドスの古いボトリングはあまり経験
がありませんでしたが、これはかなり良いボ
トルに出会えたのではないでしょうか。


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