その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

ザルツブルグ旅行記⑧ モーツァルト縁の地(その2)

2009-09-09 05:25:48 | 旅行 海外
 もうザルツブルグから帰って、一週間以上も経っていますが、もう少しネタが残っているので・・・

 モーツアルト縁の地を更に幾つか訪ねた記録をご紹介します。

<セントペーター教会>
 ドイツ語圏で現存する最古の修道院の一つ(地球の歩き方)。


 モーツアルトは、友人ドミニークスのここでの初ミサの際に、「ドミニークス ミサ」(K66)を作曲している。 また、その後も「ミサ ハ短調」をここで作曲している、とのこと。


 隣接するザンクト・ペーター墓地。


 「世界で一番美しい墓地」とも言われており、モーツアルトの姉ナンネルもここで眠っているとか。


 たしかに至るところに花が飾ってあり、鉄細工の墓碑とあわせて、とても美しいです。


 もうひとつ、ここには岸壁をくり抜いて作った初期キリスト教のカタコンペがあります。


 中に入り、岩の階段を登ります。


 礼拝堂でしょうか?6畳ぐらいの大きさの部屋に、これも岩を削ってできている十字架がありました。


<ザルツブルグ大聖堂>
 モーツアルトの活躍の場です。


 モーツアルトはここで洗礼を受け、オルガン奏者を務めていました。


 派手すぎず、質素すぎない落ち着く教会です。


 モーツアルトが引いていたオルガン。中央祭壇の右隣にあります。


 教会に隣接して、ドーム博物館があり、大聖堂の宝物が展示してあります。


<モーツアルト銅像>
 モーツアルト広場に立つ、モーツアルト銅像。当時はまだ鉛筆は発明されていないのに、右手に鉛筆を持っているなど、いろいろ話題の多い銅像だそうです。


<パパゲーノ(オペラ「魔笛」の登場人物)の像>
 モーツアルト広場の奥にある、パパゲーノ広場にあるパパゲーノの銅像。オペラのキャラクターの銅像というのも、面白いですね。


 ザルツブルグ地元では、あまりのモーツアルトの商品化に反対運動があると聞きましたが、まあ確かに、モーツアルトの濫用ではと思うところもあります。まあ、ご愛嬌で良いのではないでしょうか。
コメント
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