その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

ザルツブルグ旅行記⑪完 イタリアレストラン Bella Vitaとホテル

2009-09-12 18:12:32 | 旅行 海外
 最終日の夜。ザルツブルグ音楽祭の最終日ということでベルリンフィルのコンサートがあるので、ダフ屋頼みで祝祭劇場へ出撃するかどうか迷ったが、この日は一日出歩いていて、体力的にも疲れていたので断念。ホテル近くのレストランで飯も軽く済ませようと出かけた、イタリアレストラン。


 中は、各テーブルには蝋燭を使っているなど、高級感はないけども落ち着いた雰囲気の店だった。


 ただ、メニューを見るとイタリア料理となぜかパキスタン料理の2つを出すお店であることを発見。「これは失敗だったか」と一瞬怯んだが、市街地から少し離れているせいか、値段もお手頃なので、ワインにサラダ、フランスパンにチーズやオリーブやトマトが乗ったオードブルとペパロンチーノを頼んで、最終夜の夕食とすることにした。

 するとしょっぱなのサラダから、野菜が非常に新鮮で美味しい。続く、オードブルもとってもいけており、さらにハウスワインも非常においしく、幸せ気分。


 極めつけはこのペパロンチーノ。なんとアルデンテで茹で上がっている。こんなスパゲティはイタリアと日本でしか食べたことがない!量もたっぷりで、大満足。


 料理3品にハウスワインで20€。結果大オーライでした。

 ※お店のHPをみつけました


 続いて、今回3泊もお世話になったホテルです。家族経営のアットホームなホテルで、音楽祭中のホテルはどこも高いと聞いていたにもかかわらず、朝食付きで一泊€65は十分お値打ちです。
 

 朝の食堂はいつも満員でした。


 朝食はいわゆる普通のブッフェスタイルのコンチネンタルブレックファーストですが、十分な種類でした。

 街の中心部からは若干外れていますが、近くにバス停もあるし、バス停からは街中まで5分ちょっとですから、二重丸なホテルです。
今度来るチャンスがあったら、またチャレンジしたいです。


 夏の最後を飾るに相応しい旅行でした。
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ザルツブルグ旅行記⑪ Kapuzienerberg山

2009-09-12 08:53:40 | 旅行 海外
ザルツブルグの要塞の丁度対面に小さな山(標高636m)があります。現地で購入したガイドブックに「静かで良いところ」という紹介があったので、最終日は10時半には空港行のバスに乗らなくてはいけないので、朝食後、駆け足で登ってみました。下の写真に写っている山です。


ちょうど、登山口には何の門だかわかりませんが、立派な門があります。


登山口からすぐのところに教会があるらしいのですが、そこに至るまでの道沿いに祠のような祭壇らしきものが10メートルから20メートルおきに並んでいて、聖書に出てくるエピソードが木造彫刻で語られています。


続いて現れた石段を登っていくと、3つの十字架が並んだ祭壇(?)に行き当たります。その奥に、小さな教会がありました。




教会の中はまだ朝早いこともあってか、誰もおらず静寂そのものでした。観光地の教会というのはどこも人が一杯なので、こんな山の入り口にある小さな教会に一人で佇むというのは、なかなか雰囲気があります


入り口脇には、マリア様がいます。


教会を出て、さあいよいよ軽登山と思ったら、ここにもモーツアルトの像が。ここにもモーツアルトがいる由縁は良く分かりません。


山は石段だったり、普通の山道だったりです。一人、二人ぐらい途中で人を見かけましたが、下界は観光客にあふれていたので、これほど静かで、清らかな空気が吸えるところがこんな近くにあったとは驚きでした。


30分も登ると、頂上というか展望台にでます。お城のある山とは場所が違うので、見える風景も違っています。


この方向のずーっと先にウイーンがあるはずです。


ちょっとした小登山が楽しめました。
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