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その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

コッツウォルズ 一日バスツアー (2/2)

2009-09-21 00:14:40 | 旅行 海外
 続いて、ボートン・オン・ザ・ウォーターへ。ガイドブックによると「コッツウォルズのべネティァ」と呼ばれているそうですが、ロンドンの「リトル・ベニス」も確かに運河はあるものの、べネティァには程遠いので、過大な期待は抱かずに。

 街の中心部外れでバスを降りて、石垣の道を通って中心部へ向かいます。


 バイブリーはでしたが、ここは小さいながら町でした。コッツウォルズの町の中でも、かなり有名どころなので、観光客と思われる人たちであふれるています。ウインドライッシュ川沿いにレストランやアクセサリーなどのお店が並び、観光地な雰囲気(下手をすると軽井沢銀座とも言えなくもない)と、落ち着いた町並みが微妙なバランスです。人気のない時のほうが良いかもしれません。


 ランチ休憩も兼ねているのでここでは1時間半の自由時間。どのレストランも観光客で一杯だし、マナーハウスで食べた2個のスコーンのおかげでお腹も減っていない。買い物をする気は毛頭無いので、どうしたものかと思っていたところに、見つけました。はい、パブです。


 パブでご当地エールとポテトチップスを買って、川辺で、子供が遊ぶのを見ながら、のんびり1時間あまりを過ごしました。


 紅葉した葉とランプと建物の壁の色がマッチしていてきれいだったので、なんとなく撮った一枚。


 ツアーの旅程表では、ここを最後にロンドンに変える予定なのですが、「今日は道路も空いていて、予定より早いので、帰り途中にもう一つ町に立ち寄りましょう。」とガイドさんからご提案があり、バーフォード(Burford)という町によることになりました。

 車窓から見るコッツウォルズは、北海道の富良野近辺をドライブした風景と似ている気がします。


 バーフォードもこじんまりした美しい町です。ただ、ここもどちらかと言うと買い物、主体の町のようでしたので、そそくさとパブを見つけ、ビール休憩。今日は一日暖かく(とはいっても20度前後ですが)、野外で飲む生暖かいイギリスのエールは格別です。


 初めてのコッツウォルズは期待通りの田舎でした。ただ、ちょっと1日、それも1時間や1時間半で通り過ぎるのはもったいない感じがしました。どこか気に入った村を拠点に、ゆっくりとした時間を過ごした方が、このエリアの良さと言うのは更に実感できると思います。
コメント
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