今日、お昼の休憩時間にイギリス人の同僚とイギリスにおける愛国心について、興味深い話をしました。
「イギリスは、プレミアリーグの試合前も国歌の演奏は無いけど、イギリスではいつ国歌を演奏する?アメリカじゃ、スポーツの試合前はもちろん、オーケストラのシーズン・オープニング・コンサートでもプログラムの前に国歌を演奏してたよ」と聞いたところ、
同僚曰く、「昔はTVでも夜の番組終了前に放送したし(そう言えばNHKもやってたなあ~)、卒業式とかにもやったけど、行き過ぎということで、今は殆どやっていない。今やるのはプロムスの最終日ぐらい。滅多にやらないから、あんなにおじさん、おばさんはプロムスの最終日は盛り上がるんだよ。移民が増えたイギリスでは愛国心はいつも論争の種さ」とのこと。
アメリカと違い、イギリスは外国人在住者にイギリス、イギリスと押し付けることが全く無いのが、外国人の私たちにとってはとっても気楽で住みやすいところであります。米国はどこへ行っても星条旗と国家だから、なんかアメリカ人になることを洗脳されているような気がしたからです。そんなイギリスは、「さすが大人の国。寛容の精神を持ち合わせていると」と感じていました。
ただ、今日同僚と世間話の中で一面を見せてくれたように、イギリスも多民族化が進むなかで、国歌としてのアイデンティティをどう作っていくのかというのが、論点の一つというのは興味深い発見でした。
2009年9月28日
「イギリスは、プレミアリーグの試合前も国歌の演奏は無いけど、イギリスではいつ国歌を演奏する?アメリカじゃ、スポーツの試合前はもちろん、オーケストラのシーズン・オープニング・コンサートでもプログラムの前に国歌を演奏してたよ」と聞いたところ、
同僚曰く、「昔はTVでも夜の番組終了前に放送したし(そう言えばNHKもやってたなあ~)、卒業式とかにもやったけど、行き過ぎということで、今は殆どやっていない。今やるのはプロムスの最終日ぐらい。滅多にやらないから、あんなにおじさん、おばさんはプロムスの最終日は盛り上がるんだよ。移民が増えたイギリスでは愛国心はいつも論争の種さ」とのこと。
アメリカと違い、イギリスは外国人在住者にイギリス、イギリスと押し付けることが全く無いのが、外国人の私たちにとってはとっても気楽で住みやすいところであります。米国はどこへ行っても星条旗と国家だから、なんかアメリカ人になることを洗脳されているような気がしたからです。そんなイギリスは、「さすが大人の国。寛容の精神を持ち合わせていると」と感じていました。
ただ、今日同僚と世間話の中で一面を見せてくれたように、イギリスも多民族化が進むなかで、国歌としてのアイデンティティをどう作っていくのかというのが、論点の一つというのは興味深い発見でした。
2009年9月28日