今日も寒いのに、朝から沢山の水着のおじさん、おばさん達が居ました(8月14日 午前8:00頃 ハイドパークの池)・
とっても楽しそうですが、何を見ているのでしょう?
|
|
|
|
|
↓
チーム対抗リレーをやってました。
かなりマジです。
しかし、池の水はこんな水です。
|
|
↓
やっぱり、イギリス人はすごい。
2010年8月14日
2日目。
口の悪い同僚によると、「ああ、あの偽モンサンミッシェル(フランス)ですね〜」となるのだが、まだモンサンミッシェルに行ったことのない私には、本物も偽者もない。 West Cornwallに行ったら、行かないわけには行かないところ。それがセント・マイケルズ・マウントである。
結局、ここには8月1日の日曜日に2回足を運ぶこととなった。まずは、旅先での恒例の朝の観光ジョギング。昼間に行く予定であっても、海岸沿いのB&Bから海を越えて遠く見える目標物を見つけてしまうと、それに向かって走らざる得ないのが、アマチュア市民ランナーと言えどもランナーの性なのである。
(真ん中に小さく見えるのがセント・マイケルズ・マウント)
6時30分スタート。見た目ほど遠くなく、片道40分弱の丁度ほどよい距離だった。海岸線を走るので気分の良いこともこの得ない。曇り空から、多少朝日が見え隠れするのも美しい。野うさぎがたくさん生息しているようで、私の足音を聞いてか、あわてて走り出すのでこちらもびっくりだ。
セント・マイケル・マウントの渡し舟の船着場まで走った。まだ7時半なので、船はでていない。近くで見る、島と城は思ったより小ぶり振りだったが、曇り空の中神秘的な雰囲気が漂っていた。島に渡るのは、後のお楽しみということで、とりあえず、復路を再び走り出す。
昨日一日動き回ったので、出発はゆっくりめのスタートで、ホテルを10時半過ぎにチェックアウト。今度はバスで今一度、セント・マイケル・マウントへ向かう。
渡し舟に乗り(£1.5)、島へわたる。間近で見る城は迫力ある。城への道には紫陽花が咲いていた。この日は小雨が降っていたので、紫陽花が良く似合った。紫陽花に雨を組み合わせるのは日本人だけだろうか?
城の上から見るペンザンスの街並みは、曇り空、それを反射したグレー色の海、白っぽい建物が、調和して美しい。城の中にも入ることができるが、どちらかといえばお決まりの、いろんな部屋。食堂、ベッドルーム、図書室とかがある。今でもここには子孫の当主が六人家族で住んでいるとのことで、歴代当主の肖像画が飾ってある。何かすごい。
中にある教会が、小さいが素敵だった。百年戦争まではフランスのモンサンミッシェルの末寺?だったらしい。丁度日曜日のミサをやっていた。
そのまま島で昼飯を取り、「さあ、そろそろ帰路に着くか」と思ったら、すっかり潮が引いていた。船で渡ったところが歩いて渡れる。潮の満ち引きで言えば当たり前のことだが、目前に体験すると結構驚く。地球ってほんと不思議だ。潮の引いた岩や砂浜を掘り越しては、貝や魚を救う。楽しい雰囲気にあふれている。ここに来たら是非、ボートとあるきの両方を試してみるべきだと思う。
2日間、急ぎ足であったが、十ニ分West Cornwallを楽しんだ。素朴で飾らない雰囲気、観光地でありながらやや寂れた感があり、時間がゆっくりと流れている雰囲気がとても好みだった。是非、また訪れたいと思って、帰路に着いた。
(復路の車窓から。イングランド中部)
※明日は番外編で、食事について書きたいと思います。