昨日のハムフェアで購入したラディックスのバンザイダイポール、RDL-4015を使ってみました。
以前ハム交換室で譲っていただいたRDE-40の基部を使い、エレメントとマッチングボックスを置き換えて使います。
このエレメントはシリーズ最大の片側5.3m。中間に21MHzのトラップコイルも入っているのでシリーズ中一番ボリュームのあるエレメントです。
片側5.3mはかなり立派です。フルサイズの逆Vと比較すると、21MHzはフルサイズ、7MHzは約半分に短縮されているアンテナになります。
短縮のハンデがありますが、エレメント全体が逆Vよりも高いのでその分は有利に働くと思われます。
また、7MHzでもトラップコイルまでは短縮が無いわけで、給電部付近の電流腹も大きく出るため、同じ長さのベースローディングのバンザイダイポールよりも有利です。
すでにこのシリーズを使用しているので組立も分解も簡単でした。
立ててみるとなかなかのボリューム、立派なアンテナです。
21MHzは2段目のエレメントの伸縮で長さを決めます。
7MHzは先端の振り出しエレメントで調整します。
どちらもいいポジションが見つかりました。
さてSWRは・・・21MHzは広帯域でベタ落ちです。太いエレメントでフルサイズですからこれまで経験したこと無いくらいベタ落ちで広帯域です。7MHzは見た目の大きさよりは帯域が狭いです。SWRもベタ落ちではありませんが、1.5以下の部分もそこそこ。
ちなみに三脚にステーを取らなかったので、給電部の地上高は2m。(^^ゞ さらに周囲はアンテナより高いところに電線があって、思いっきり影響があるためあくまでこれは参考です。
広い河原、土手の上とかでしっかり設営してはたしてどうか、という感じですね。
FT100Mにつないで運用してみました。
7MHzは5割弱短縮ですが、モービルホイップの5倍も長いアンテナですからそりゃもうよく聞こえ、よく飛びました。十分満足です。
21MHzも文句なしです。
交信していただい各局ありがとうございました。