むかーしの古い金属製ボディの手回し式のフードカッター
これが壊れていてうまく動かない。
集まった面々が修理を試みる。
まず分解に苦労した。
工具が必要だがその辺りは得意分野。車から使えそうな工具を持ち出し提供する。
長い六角レンチが必要だった。
回せるところは全部手持ちの工具で対応できた。
最後にどうしても分解したいところは叩かなければならない。
そこはテント用のペグ打ちハンマーの出番
あれこれ工夫して分解に成功。
刃の回転軸のベアリングが無くなっていた。
だからガタガタで歯車も噛み合わなかった。
交換するベアリングは無い。
軸がブレないように何かを入れて、滑り良く回転させれば取り合えず使えるようになる。
何を挟もうか。
軸にその辺りのスズランテープでもぐるぐる巻き付けて肉厚にして油挿してみようか、あれこれ考える。
糸ハンダ持っている人が居たのでそれを巻いてみる。おしいところまでいくのだが組み直して動かすと軟らかすぎて変形しうまくいかない。火で炙って鋳造っぽくしてみようとしたけど玉になってダメ。
カセットガスの蓋に穴を空けて大きなワッシャーみたいのを作り、これでブレ留めにしようと加工する。
穴あけ工具は無いけれどペグを火で熱して穴を空け、嵌め込んでみた。
なんとか組みあがったけれど動きが悪い。
最後はゴマ油を注油。
馴染んでくるといい感じに動いた。
なんとか明日まで使えるかな?
くらいまでにはなった。
私は工具とアイデア出したりしただけで作業はほとんどやらなかった(やったように書いてるけど)けど、三人集まりゃ文殊の知恵と言うやつで、アレコレ試しながらなんとかしてしまうところはマニアックで楽しかった。
リストアと言うやつかな。
アポロ13号みたいに手持ちのものでなんとかしてしまう、さすがマニアが集まるキャンプだけの事はあった。
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