KX-3にHL-45Bの接続実験を行いました。
もちろんダミーロードを付けて、です。
PTT連動実験です。
ただアンテナ線をつないだだけではリニアは無反応。
このリニアアンプ、キャリコン入っていないので、ちゃんと送受信を切り替える操作をリグから行わなければいけません。
FT-817とは専用コードで繋げば簡単に連動します。
KX-3はACC2端子から KEY OUT (送信時に抵抗値が大きく下がる)端子があるので、ここにつないでみました。
KX-3のオプションコードがあると楽ですが、ミニミニのステレオプラグがあれば接続出来ます。
HL-45Bからのコードは、説明書にある通りスタンバイ端子とグランド端子を探して、これをKX-3のKEY OUTにつなぐようにします。
ヤエス系のACC端子はマルツなどでも手に入るそうですが、今回はHL-45Bに附属のFT-817用のコードをもう一本購入してそれをぶった切って使いました。(ちょっと高くつきましたが)
私が分解したケーブルでは青がスタンバイ、黄色がグランドでしたので、コードの途中を手術して分けてしまう手もありますね。そうすればもう一本買わずに済むかもです。(もしかすると逆のほうを活かすと色が異なるかも。その場合は白がスタンバイ、黒がGNDの可能性大です)
これでHL-45Bが有効に使える目処が立ちました。
ちなみに押し具合ですが、KX3 0.5W で CWだとHL-45Bのパワーバーが 5個のうちの3つ点きます。SSBで喋ると、時折フルスケール光る時があります。KX3 1Wだと、ちょっと喋ると5個全部フルスケール、CWだと4個点灯します。これ以上で押すとリニア動作では無くなって、リミッターアンプになってしまいそうです(歪も心配)。CWでフルスケールに届かすにはもう少し押す必要がありますが、CWならそんなにフルにパワーが出てなくても問題は無いでしょう。実際、25Wも45Wも差は殆どありませんので、25Wも出ていればフィールド運用としては充分です。
FT-817でも押してみましたが、2.5Wで押しても充分パワーメーターが触れまくりますので、1Wくらいが適当な押し具合かなと思いました。
さて、KX3ネタをもう一つ。
50MHzやハイバンドでメインダイヤルを回すと回している時だけノイズが出る、あれです。
KX3をアクティブに使用されている諸先輩方のブログで発見した対策がありました。エレクラフト社が発表しています。
とある基板のコネクタピンを三本ぶっ壊す、というもの。すでに今売っている新製品は対策済みだそうです。
ノイズが軽減できる設定メニューもあるようですが。
今回の改造は機械的な抜本的な改造です。
やってみると~最もノイズが発生する時と比べて・・・50分の1くらいに減りましたよ。もう気にしなくていいレベル。
これで28MHzや50MHzもとても使いやすくなります。