当局のモービルはバッ直で、主電源スイッチを運転席に装着(貼り付けてあるだけだけど)しています。
主電源を通った後は2つに分岐して、DC-DCアップバータ-を通して無線機につないでいます。
DC-DCアップバーターは2台使っています。
これ自身、無負荷でも多少電気を食うので無線機の電源をオフにしておいても一週間で車のバッテリーがやばいことになります。
これを繰り返すとバッテリーがダメになってしまうので、しばらくはパワーポールを抜く、という作業をして車を降りていました。
当然乗る時はパワーポールを挿す、という動作をしないと無線機は使えません。
これでは不便なので主電源をつけているわけです。
これで特に移動運用の時に不便も無く、20~30分くらいはエンジン切ったまま、ACCもオフのまま運用しちゃうのですが、これで再始動失敗したことはありません。
危ないのはACCオンのままの時です。これはかなり電気を食うので、これで再始動出来なくなったことはあります。無線機は別のバッテリーで運用していたので逆に気が付かなかった・・・。
そんな事があっても自力で帰ってこれるようにジャンプスターターを装備しています。軽くて小さいリチウム系の充電池ですが、これは本当にエンジンかかります。すごいです。
話が逸れましたが、知り合いの局がどうやらサブバッテリーシステムを導入してうまくいっているようなのです。
サブバッテリーシステムというのは、メインバッテリーと並列にもう一つバッテリーを積むのではありません。メインバッテリーの充電を妨げず、消耗を極力抑えるシステムです。
エンジンが動いている時に、メインバッテリーの充電が十分で、車の発電に余力がある時にだけサブバッテリーを充電するシステム。
アイソレーターという機器を使います。
ただ、アイソレーターにダイオードが使われているため、メインバッテリーは14V以上の電圧で充電されるのに、サブバッテリーにはダイオードによる電圧降下で少し下回る電圧しかかからず、常にサブバッテリーは満タンに達しない、という現象がよく起こっていました。
ここにDC-DCアップバーターを入れちゃえばいいじゃん、と思ってもうまくいきません。アイソレーターは常に2つのバッテリーの電圧を監視するのでアップバーターを通過した後の電圧では不味いんですね。
(゜~ ゜)うーん、うまくいかないか・・・。
と思っていたら、知り合いの局の使っているアイソレーターはサブバッテリーにもしっかり14V以上の電圧がかかるらしい。つまりフル充電出来るらしい。
これなら文句無し。
大容量の鉛バッテリーをつなぐとなると、8sq以上の太いケーブルを引き回さないといけなくて、水素ガスが出ることもあるし、重くて大きなバッテリーをどこに置くか等、まだまだ課題はあります。
アイソレーターを使ってもフル充電できる、ということを知っただけでもやる気が出てきました。