1.対象物にコテを当てる
2.対象物が熱くなったところで、対象物に糸ハンダを当てる
3.糸ハンダが適量溶けたら離す。
4.ハンダが馴染んだところでコテを離す。
特に2,3,4の間は時間差はほとんどありません。
注目は、コテ先に糸ハンダを当てていないところです。
僕らが無線を始めた頃はBCL(海外短波放送を聞く)ブームなどがあって、電気好きな男の子はアマチュア無線にたどり着いたものです。中、高生も大勢出ていて6mを中心にとても賑わっていました。他のバンドもビッシリ賑わっていました。1エリアのプリフィックスは1年で進み、映画「私をスキーに連れてって」の影響なのかハンディ機のヒットと共に便利だからと始める人も増え、それはすごい勢いでした。
いきなり50メガのバンド中にノイズがあふれる事件が起きます。それは某ゲーム機からのノイズでした。現在でも衰えることのないゲームブームの到来です。若い人が最初に夢中になる機械はラジオや電子ブロックではなくゲーム機やパソコン、インターネットになり、便利さを求めた人達は携帯へと、無線にたどり着く道は細くなるばかりとなりました。
根っからの無線好きしかたどり着かないというのはある意味健全なのかも知れませんが、存在すら知られないようでは困りもの。なんとか若い人達に紹介して無線を始めてもらいたいものです。
アマチュア無線家なら必ず持っているのがSWR計ですね。特にHFでは無調整でそのまま使えるアンテナは滅多にありませんから必携です。
どれも大差は無いのですが、私のお気に入りはDAIWAのクロスメーターです。進行波と反射波のパワーが直に表示され、その針の交差点でSWRを示します。
キャリア調整も切替操作も必要無くいつでも直読出来るすぐれもの。
メーカーさんはもう作ってないような話を聞いたことが・・・在庫限りか中古探すしか無いようです。
以前も紹介したこのタイヤベース、ハムランドさんのオリジナルですが、こんな感じに根本を折ることが出来ます。
2本のピンでベースとポールがつながっているので、1本ピンを抜くと倒せる構造です。ピンの刺し位置は前後方向と左右方向のどちらかを選択します。前後方向の場合は前後に倒せるようになり、左右方向の場合は横に倒せるというわけです。
この写真では広い河原を利用して横に倒し、まな板に釣竿をくくりつけたMDRFを組み立てているところです。このあと、スッと立ててピンを刺しポールを伸ばしてハイ出来上がり、というわけです。
倒す角度はポールの下にビールケースなどを置けば調整出来ますから八木アンテナなどの調整も簡単に出来るはず。なかなか便利なタイヤベースだと思います。