ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

《子育て四訓》

2016年02月23日 | こころの子育て
《子育て四訓》

乳児はしっかり肌を離すな

幼児は肌を離せ手を離すな

少年は手を離せ目を離すな

青年は目を離せ心を離すな


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《父親のスキンシップは社会性》

2016年02月22日 | こころの子育て
《父親のスキンシップは社会性》

母親のスキンシップは、優しい抱っこ、優しい触れ合い。

母親のスキンシップは、子どもの心の安定になる。

父親のスキンシップは、高い、高い、コチョコチョなどの刺激的なスキンシップ。

父親のスキンシップは、社会性が育つ。

父親のスキンシップが多い子どもの方が、自分の行動を抑制できる。

やたら、ギャーギャー泣いて泣き止まない子どもを抱き締めると、
泣き止む。


***
子どもの頃に抱きしめられた記憶は、

『抱きしめる、という会話』

子どもの頃に抱きしめられた記憶は、

ひとのこころの、奥のほうの、

大切な場所にずっと残っていく。


そうして、その記憶は、

優しさや思いやりの大切さを教えてくれたり、

ひとりぼっちじゃないんだって思わせてくれたり、

そこから先は行っちゃいけないよって止めてくれたり、

死んじゃいたいくらい切ないときに支えてくれたりする。


子どもをもっと抱きしめてあげてください。

ちっちゃなこころは、いつも手をのばしています。

公共広告機構の《抱きしめる、という会話》より




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《スキンシップは幸せの素》

2016年02月21日 | こころの子育て
《スキンシップは幸せの素》

著書「子供の「脳」は肌にある」(光文社新書)の山口 創先生によると、

未熟児へのマッサージ、いわゆるカンガルーケアをした赤ちゃんが
10歳になった時に調べてみると、
マッサージをしてない子どもと比べて

母親とのコミュニケーションが多く、
ストレスホルモンの分泌が少ないというデータがあるそうだ。

子どもが一歳までに身体的に沢山スキンシップをした子どもの方が自己像を大きく描き、自尊感情が高く
IQが若干高くなるという結果が出ているそうです。

抱っこされた赤ちゃんには、オキシトシン受容体が増え、授乳するお母さんにもオキシトシンが分泌される。

オキシトシンが分泌されると、愛情を感じる。
信頼するようになる。


赤ちゃんを育てて居ない人は、相手を思いながら、マッサージする、

相手を思いながら優しくするのでもオキシトシンが分泌するそうです。

オキシトシンは、ストレス耐性も高めるそうです。


優しい子ども、ストレスに強い子ども、頭の良い子どもに育てたかったら、

①まず、抱っこ。
スキンシップ。
ベビーマッサージ。
自然の中で身体を動かす。

②自然の中で五感を使う。
自然の中で感情、感動を感じる。
気持ちを受け容れる。

③知的好奇心を覚え、
もっと知りたいと思う→知れば面白い→もっと知りたいと思う
と、いう良い循環になり
体験した生きた知識が入るようになる。
一生、勉強も好きになる。

オキシトシンを分泌させる方法は、

⑴スキンシップ

⑵人に親切にする

⑶優しい言葉がけ

⑷感情を発散させる

⑸飲み会(女子会のような飲み会だそう)

相手に触れること、相手に優しくすることは、相手の存在を認める働きかけ。

心理学用語では、「ストローク」と言います。

「ストローク」は、「心の栄養」

発した方にも「心の栄養」になる。

パートナーにハグやマッサージをおねだりしてもいい。

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ああ雪!

2016年01月24日 | こころの子育て
博多も雪。

足元に気をつけてくださいね。

はしゃぐ子どもたち。

いつになく、幻想的な世界。

滅多に積もらない雪、ワクワクする。

雪だるまがたくさん!

こんな時こそ、子どもと一緒に雪だるま作ろう!

長崎も記録的な積雪らしいです。

ニュースによると、この前の長崎の15㎝の積雪は、私が3歳くらいの時だったらしい。

私が保育所に行く途中で
父が雪だるまを一緒に作ってくれた記憶
忘れられないなあ~
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傷は癒される

2015年12月16日 | こころの子育て
《愛ある環境の重要性》

愛のない環境、守られない環境から救出して、
守ってくれる、愛してくれる環境に子どもを置くことが大切です。

環境を改善する可能性があれば、改善するための親のカウンセリングが急務です。

子どもにとっての環境とは、親だけではありません。

保育士さんや学校の先生方も、また子どもにとって重要な良くも悪くも影響の大きい環境です。

子どもを木に例えると、根っこの部分に影響があるのが、親や家族。

木の幹の根幹の部分に影響があるのが、親、家族、親戚、先生、友だち、近所の人々など。

昨日は、糟屋郡宇美町のしーず宇美で講演後、福岡市立鶴田小学校に伺いました。

教職員研修で、
「カウンセリングの視点からの子どもの見方・褒め方・叱り方
~子どもたち生まれてきてくれてありがとう~」
と、いうテーマでお話させていただきました。

先生方が、より子どもの心を理解し、言葉かけ、接し方を改善して、子どもが心身ともに健全に育つお手伝いになればと思っております。

***

虐待された子どもに、脳の変化が生じるという研究結果があります。

福井大学 友田 明美著
「いやされない傷―児童虐待と傷ついていく脳」
***

虐待によって子どもの脳が変化するのは、
シナプスの刈り込み現象のせい。

子どもの脳は2歳ごろまで、シナプスの数が急速に増え、多めに形成されます。

その後16-24歳ごろまで、不要なシナプスを刈り込み、神経伝達の効率を高めていきます。

このシナプスの刈り込み現象によって、
子どもの脳は思春期ごろまで柔軟性に富みます。
何か不具合なことがあれば、それに対応することができるのです。
これは神経回路を柔軟に作り変える可塑性として知られています。(p51-52,98,125)

子どもの脳に柔軟性があって、虐待を受けても、それに対応できるように脳が変化するということ。

友田先生は虐待によって脳に変化が生じる意味をこう説明しています。

***
われわれからみたら、虐待というのは非日常的で普通ではない状態である。

しかし被虐待児は「日常的で普通の生活」を経験したことのない者がほとんどであるから、
たとえそれがストレスフルな状況であっても、その環境を疑うことができない。

ゆえに、耐え難い苦痛や恐怖の中でも、何とかして生きていく術を身につけていく。

…これは戦争体験などにはみられない、特異な反応の仕方である。 (p108)

DVを目撃しつづけた子どもの視覚野が小さくなっているのは、
母親がひどい目に遭わされるショッキングな光景を見ないでよいように脳が適応した結果です。(p76)

親から日常的に暴言虐待(バーバル・アビュース)を受けてきた子どもの聴覚野に発達の変化があるのは、
聞くに堪えないののしりを聞かないで良いように脳が適応したからです。(p131)

海馬が萎縮するのは、ひどい状態に対処しようとして、ストレスホルモンであるコルチゾールを多量に分泌した結果です。
扁桃体が過敏になるのは、生き残るために“逃走か闘争か”に徹した結果です。(p40,61,127)

虐待を受けた子どもの脳に見られた異常は、避けられないストレスにあらがい、
普通でない日常を生き抜こうとして、脳の柔軟性をフルに用いた成果なのです。

友田先生はこう結論しています。

虐待による脳の変化は、冷酷な世界を生き抜く“適応”ではないのだろうか。

…ホルモンの量がわずかに変化し、子どもの脳神経の配線を“適応”という形で永久に変えてしまう。
そして他人の不幸を喜ぶような冷酷な世界でも生きていけるように適応していけるのである。(p127)

愛情遮断症候群の子どもの場合、
患者を劣悪な環境から切り離すことで急速に改善することが知られています。
(p93)

写真は、学校で研修会場の二階の教室に
お姫様抱っこで運んでもらっている姿~
恥ずかしがりながら、甘える猛練習中!
愛ある環境に感謝(礼)
傷は、着実に癒されております。
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赤ちゃんの声がうるさい

2015年11月30日 | こころの子育て
 今日は講演にJRで移動中、奈多駅に向かう途中です。

これから福岡市立奈多小学校に伺います。

n-skyさんからコメントいただきました。
ありがとうございます。
***

「幸せ」になるのではなく
「幸せ」を感じられるようになることが大切!

なるほど!と思いました。


また、「幸せの気持ち」の中身は、ほとんどの場合は、「感謝の気持ち」つまり、「ありがたいと思う気持ち」なのかなと思いました。

いや、“ほとんどの場合”というよりも、
「ありがたい」と思うような“謙虚な気持ち”がないと、本当の意味での幸せを感じることはできないのかなと思いました。

***
確かに、謙虚さは、必要。

だけど、謙虚になるには、幼い頃に十分愛情を与えられたか、が大事になります。


赤ちゃんの泣き声が、生まれた時は「嬉しい」「かわいい」と思えたのに、
孤独で不安な育児をしていると
だんだん「うるさい」と感じるようなることは、あります。

もっと、育児支援があったらいいと思います。


それとは、別に
精神的な未熟さ故に、赤ちゃんが「かわいい」「いとおしい」と思えない。

これは、「甘えが足りない」か
「甘えが過ぎた」か
どちらかだと言われています。

こんな不幸なニュースに触れるにつけ、
子育て支援・保護者支援の必要性が逼迫していると痛感します。

***

共同通信によると
山形県警米沢署は29日、生後16日の長女をごみ箱に閉じ込め死なせたとして、傷害致死容疑で同県米沢市、無職鈴木好美容疑者(23)と妻(17)を逮捕した。米沢署によると、2人とも「泣き声がうるさかった」と容疑を認めている。

 鈴木容疑者らの逮捕容疑は、5月7日午後10時~11時半ごろ、当時住んでいた同市李山の自宅1階寝室で、長女美蒼ちゃんをプラスチック製で円筒形のごみ箱(高さ約20センチ、直径約20センチ)の中に押し込み、さらに上から別のごみ箱をかぶせて閉じ込めたまま放置し、窒息死させた疑い。

 一緒に暮らす鈴木容疑者の家族は別の部屋におり、知らなかったという。

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《いじめられた方は、悪くない》

2015年11月17日 | こころの子育て
《いじめられた方は、悪くない》

いじめにあった子どもさんや昔いじめで傷ついた方たちからお話しを聴く。

多数対一。

怖くて、辛い思いを我慢し、登校し続ける。

親に心配かけたくないから、という子どもも多い。

そして、「怒り」を抑えた結果、「こんな目に遭うのは、自分が悪い」
と、考えてしまいがち。

人は、「怒り」を抑えると、その「怒り」が自分に向かい(これを内向と言います)
「自分が悪い」
とか、
「もう少し、自分が~すれば、いじめられなかったのでは?」
などと思ってしまう被害者は、多いものです。


また、いじめのニュース。

「ころすぞ」と、悪質いじめで、
札幌の私立中の被害生徒が退学したというニュース。

外国では、いじめた方が、転校させられるのが当たり前なので、
いじめられた方が転校するのは、おかしいと本で読みました。

《いじめられた方は、悪くない》

親は、ゼッタイに子どもさんの味方をして、守ってあげてください。

子どもの命、人権を どうしても、守りたいです。

ホームページ
《いじめ問題を含む子供のSOSに対する文部科学省の取組》

いじめの防止等は、全ての学校・教職員が自らの問題として切実に受け止め、徹底して取り組むべき重要な課題である。

いじめをなくすため、まずは、日頃から、個に応じたわかりやすい授業を行うとともに、
深い児童生徒理解に立ち、生徒指導の充実を図り、児童生徒が楽しく学びつつ、いきいきとした学校生活を送れるようにしていくことが重要である。

《いじめの定義》

【 これまでの定義 】
この調査において「いじめ」とは、
「(1) 自分より弱い者に対して一方的に、
(2) 身体的・心理的な攻撃を継続的に加え、
(3) 相手が深刻な苦痛を感じているもの。なお、起こった場所は学校の内外を問わない。」
とする。
なお、個々の行為がいじめに当たるか否かの判断を表面的・形式的に行うことなく、いじめられた児童生徒の立場に立って行うこと。


【新定義】(平成18年度間の調査より)
本調査において個々の行為が「いじめ」に当たるか否かの判断は、表面的・形式的に行うことなく、いじめられた児童生徒の立場に立って行うものとする。

「いじめ」とは、
「当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの。」
とする。

なお、起こった場所は学校の内外を問わない。

(注1)「いじめられた児童生徒の立場に立って」とは、いじめられたとする児童生徒の気持ちを重視することである。

(注2)「一定の人間関係のある者」とは、学校の内外を問わず、例えば、同じ学校・学級や部活動の者、当該児童生徒が関わっている仲間や集団(グループ)など、当該児童生徒と何らかの人間関係のある者を指す。

(注3) 「攻撃」とは、「仲間はずれ」や「集団による無視」など直接的にかかわるものではないが、心理的な圧迫などで相手に苦痛を与えるものも含む。

(注4)「物理的な攻撃」とは、身体的な攻撃のほか、金品をたかられたり、隠されたりすることなどを意味する。

(注5)けんか等を除く。

定義に
《いじめられたとされる児童生徒の気持ちを重視する》
とあるのに…。

1984年「葬式ごっこ」いじめ自殺、
1994年 名古屋の中二男子自殺、
2011年 大津の中二いじめ自殺、
最近の名古屋の中一いじめ自殺などが起こる度に
いじめ認知件数の報告は修正されるけど…

先生、親が協力して、防止、早期発見、適切な対処しなければ!

以下、朝日新聞デジタルニュースより転記します。

***

 札幌市内の私立中学校の1年の男子生徒(12)が入学直後から半年間にわたって複数のクラスメートからいじめを受け、退学したことがわかった。

同校もいじめを認め、いじめ防止対策推進法の「重大事態」として北海道庁に近く報告するとしている。

 同校や被害生徒の母親(50)によると、生徒は今年4月に入学し、その直後から同じクラスの男女の生徒数人から繰り返しいじめを受けるようになった。

殴られたり蹴られたりするなどの暴力に加え、無料通信アプリ「LINE」で、「こ・ろ・す・ぞ」などのメッセージが送られてきたという。

 被害生徒は9月中旬、登校できなくなり、母親にいじめを明かした。

母親から相談された同校は加害生徒らへの聞き取りなどを進め、いじめがあったと判断した。

 同校によると、加害生徒らは謝罪の意思を示しているほか、同校もいじめを見抜けなかったなどとして謝る方針。

主導した生徒を停学処分にし、ほかに関与した生徒らとともに指導するという。

 被害生徒は不登校になったころ、自殺をほのめかすなど精神的に不安定な状態が続き、病院で神経症の疑いがあるなどと診断された。

10月末に退学し、公立中学への転校手続きを済ませたという。

 校長は「担任はふざけているのだと思い、いじめだと考えなかった。

生徒と母親には申し訳ない」と話した。母親は「学校の助けがなく、転校を余儀なくされたことに憤りを感じる」と話した。

■執拗に暴力、担任にSOS出したが

 札幌市内の私立中学校で発覚したいじめは、半年もの間、複数のクラスメートによって執拗(しつよう)に続けられた。

被害生徒は担任に「SOS」を出しており、学校側の対応が問題になりそうだ。

 被害生徒の母親によると、息子からいじめの存在を打ち明けられたのは9月17日の夜。

この日も学校でいじめを受けていた。

朝、いじめを主導した男子生徒から背中を強くたたかれ、昼休みには水筒の茶を勝手に飲まれ、顔に吐きかけられた。

音楽の授業中、女子生徒からシャープペンシルで何度も太ももを刺されたという。
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《笑顔は承認》

2015年11月10日 | こころの子育て
今日11月10日は、午後3時から福岡市立野多目小学校で講演です。

参加されたい方は、学校まで直接お問い合わせください。

《笑顔は承認》
ふたごの赤ちゃん、一卵性双生児の研究で、

こんな実験があります。(うる覚えですが)

赤ちゃんが泣いた時、お母さんは赤ちゃんを抱っこしに行くのですが

①一人の子には、笑顔で。

②もう一人の子には、笑わずに。

同じように抱っこして対応するのに、どちらかの赤ちゃんが、
泣く回数が減るのが観察されました。

さて、どちら?

②の笑わない方。


そうなんです。

《笑顔は、承認》

言葉が、まだ理解出来ない頃から

私たちは、お母さんの表情を見て

《泣かないほうがいいんだ。私は、泣いたら受け入れてもらえない》

と、判断して行動を変化させているのです。

これを《学習》と言います。

他の言葉で、表現すると
《インナーメッセージ》=《自分で決めて取り入れたこと》


①の赤ちゃんは、おそらく

《私は、泣いても受け入れてもらえる》

と、《決断》して、行動は、自然なまま、泣きたい時に泣いているのでしょう。

また、自分が赤ちゃんの時に、笑顔で抱っこされたお母さん、お父さんは、
赤ちゃんが生まれて抱っこする時に、
自然に笑顔が出るのでしょう。

その《笑顔》も親からの《取り入れ》

つまり、親の養育態度が、連鎖するということ。

私たちは、泣きたい時に泣けると、スッキリして、安心し
辛いことを乗り越えることが出来ます。

抱っこする方も
《抱擁ホルモン》オキシトシン、幸せホルモンが分泌されると言われます。

抱っこされる赤ちゃんには、オキシトシンの受容体が増えると言われます。

写真は、福岡市早良区内野にあるひばり保育園で、講演後にお母さん、お父さんたちと給食をいただいた時に、抱っこさせてもらった赤ちゃん。
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「~しなさい」は批判と同じ

2015年11月03日 | こころの子育て
明日11月4日は、福岡市立東若久小学校で講演です。

午後1時15分~3時までの予定です。

連日の講演活動も、近ごろは、おかげ様で、心のことを伝えることを楽しんでます。

もし、参加したい方は、直接学校までお問い合わせください。


さて、子育てしていると、

「~しなさい」

と、ついつい言ってしまう。


日々、子どもたちが言われる言葉。


「早よ、起きなさい」

「早よ、ご飯食べなさい」

「忘れ物ないね?」

「テレビばっかり見らんで、早よお風呂に入りなさい」

「早よ、ご飯食べなさい」

「宿題したとね?」

「携帯ばっかりせんで、早よ、寝なさい」

一日、親から浴びせられる言葉は、

「~しなさい」


この言葉は、自分で考え、行動する能力の「値引き」

だから、「~しなさい」という言葉は、
相手を批判、否定するのと同じようなもの。






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《あたたかい人》

2015年11月02日 | こころの子育て
《あたたかい人》

人間的にあたたかい人は、どうやって育つと思いますか?

特別な育て方だと思いますか?

実は、とてもシンプルだと言われています。

人が赤ちゃん時代に
肌と肌の触れ合いによるあたたかさを体験しているかどうかが大事だと言うのです。


ウィリアムとバージの研究で
人間が持つ
抽象的な、高次な性格特性としての《あたたかさ》は、
身体的な接触から来るあたたかさから来ていると言われます。

つまり、飢えや渇きなどと同等に、
赤ちゃんには、柔らかくて、あたたかい身体的接触を伴う心地よさが必要。

その身体的な接触によるあたたかさが
人間的にあたたかいと言われる人になっていくというのです。

アカゲザルの実験でも、哺乳瓶をつけた針金で作られた物より

フワフワの物の方に長く居ることが分かっています。


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子どもに苦労は買ってでもしろ

2015年10月16日 | こころの子育て
《苦労は買ってでもしろ》

とは、よく言ったものです。

生きていれば、
特に、子育てしていて、苦労していない人は、なかなか居ないのでは?


苦労は、成長の時。


子どものこと以外では逃げられたとしても、
子どものことで逃げるわけにはいかない。

だから、親は苦悩する。
親は、つらいよ。


でも、それが、あなた自身の成長につながる。

一昨日は、福岡市立野多目特別支援学校に講演で、講演前後にお母さん方と沢山お話できました。

昨日は、北九州市にある九州女子大に講義に行って学生さんたちに嬉しかった話を聴かせてもらいました。

今日は、山口県下関市海峡メッセに杉田峰康先生の講義を聴きに行ってきます。

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《みんな違ってみんな良い》

2015年10月05日 | こころの子育て
n-skyさんへ

初コメント、ありがとうございます。
お褒めに預かり恐縮です。

さて、最新の心理学では、どうも人によって何がエネルギーになり、ストレスになるかが違うことが分かってきています。

◯人の役に立つこと
◯人から喜ばれ愛されること
◯好きなことをしたいようにすること
◯目的に向かって計画通りの人生を歩むこと
◯人から尊敬され正しく生きること
◯思い通りの人生を生きること
◯人に迷惑をかけない人生を生きること
◯刺激のある波瀾万丈の人生を生きること
など、など

あなたは、どんな言葉がピンと来ますか?

どれが、良い、悪いはありません。
それが、個性。

みんな違ってみんな良い。

最新のこの理論で、
相手のタイプと自分のタイプの違いを理解するだけでも人に優しくなれるんです。

そこで、今年の後期もまた、11月から
博多駅前の朝日カルチャーセンターで
《相手のタイプに合わせたコミュニケーション法講座》を開講させていただくことになりました。

とはいえ、参加する方が集まってくれたらの話ですが…

平日の午前中来られる方に限って申し訳ありませんが、
講座にいらっしゃいませんか。

お問い合わせ、お申し込みは、直接
朝日カルチャーセンターまで、お電話くださいませ。
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《お母さんの幸せが子どもの幸せ》

2015年09月25日 | こころの子育て
《お母さんの幸せが子どもの幸せ》

ひまわり先生の子育て講演会の感想より

「子どもが愛おしく思えてきました。
早く帰って抱っこしたいです。」

「子どもは、ニコニコしてるけど、私に心配かけないようにしてるんですね。我慢しなくていいよって言ってあげます。」

「母親の私さえ我慢していれば、家族は幸せになると思っていました。
私が我慢しているから、子どもも我慢しているんですね。」


これらの感想は、カウンセラー冥利につきます。

子どもたちが心から笑顔になってもらいたい、

その為には、まずお母さんが心から幸せであることだと思っています。

だから、できる限り、講演会も足を運ぶようにしています。

お母さんが、「私さえ、我慢すればいい」なんてことは、ありません。

感想でいただいた通り、お母さんが我慢している姿を見て、子どもも我慢するようになります。

お母さんが不幸そうなら、自分だけ幸せになってはいけないと思ってしまうのが、子どもです。

だって、子どもは、お母さんが大好きだから。

お母さんの幸せが、子どもの幸せでもあります。

だから、まずは、お母さんが幸せであることを優先して考えるのです。

これは、利己的、自己中心的、自己愛的にと言っている訳ではありません。

お母さんがかわいそうであったり、自己犠牲的であることを止めること。

お母さんは、他人ばかり優先して、自分の気持ちや欲求を抑えていては、

子どももそうしてしまうか、
逆に、子どもが人のことを思いやれない自己中心的なわがままな性格になってしまうかもしれません。

自分を大事にすること。自分の気持ちや欲求を大事にすると。

お母さんが自らそうしている姿を見せることで、
子どもも自分を大事にするようになります。

子どもが自分の気持ちや欲求を大事に出来れば、自分らしく自分の人生を生きていけることに繋がるでしょう。
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《だっこボランティア》のススメ

2015年09月14日 | こころの子育て
お母さん支援活動 「だっこボランティア」しませんか?


市役所で手続き中に子どもを抱っこします。

そんな武雄市の母親支援策「だっこボランティア」が好評だそうです。

月曜から金曜日の午前10時から正午まで受け付けるが、始まって一年で、利用は約100件に上っているそうです。


武雄市子育て総合支援センター長の吉牟田美代子センター長が考えられたそうです。

吉牟田先生は、佐賀や長崎で50年に亘り、大学などで幼児教育に携わって来られたパワフルな先生です。


乳児を抱っこしながら上の子の手を引き、荷物を持って市役所の階段を上る母親の苦労を見て、
「何とかしてあげたい」とひらめいたそうです。

武雄市地域子育てサポーターに呼びかけて、
約20人のボランティアをお願いしたそうです。

私もおせっかいと思いつつ、赤ちゃんも可愛いし、ついだっこさせてもらいます。

子育て中、子育て経験のある女性が、優しく話しかけてくれ、

「大変ね、でも、今が一番いいわよ。」

「今だけよ、大変なのは」

などと慰めてもらったり、
ちょっと抱っこしてもらったことが、地域の方からしていただいた
一番の育児支援でした。

それくらい、子育て中のお母さんは、孤独で不安なのです。

《だっこボランティア》
イイ響きですね。

だっこさせてもらった方も

・赤ちゃんを抱き締めたこと

・人に親切にしたこと

で、幸せホルモン オキシトシンが分泌されることでしょう。

駅、バスなどで一人で大変そうなお母さん、見かけますよね。

「赤ちゃん、ちょっと、抱っこさせてください」

「そこまで、お荷物 お持ちしましょうか?」

子どもを笑顔にするためには、お母さんを笑顔にすること。

地域・社会が保護者、お母さん支援をしていくこと。

大切だと思ってます。
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ハグは、心の栄養

2015年09月14日 | こころの子育て
100万回のハグよりも2回のワクチンを…?
↓このポスター、変?
よりも???


ハグは、絆や社会的行動を高め、
親子やカップルの距離を縮める効果があると言われる
「オキシトシン」ホルモンも関係しています。

ハグは、心の栄養です。

私たちは、身体の栄養と同じように心の栄養なしには、生きていけません。

つまり、ハグは、生きていくのに必要不可欠なものです。

イギリスの精神科医ウイニコットは、
「抱え込むこと(ホールディング)」=身体も心も程よく抱えることにより
子どもが一人で居られるようにすることが大切だと言いました。


生まれてから2歳まで

いや、

生まれてから死ぬまで

たくさんハグしてあげてください。

人には、一生、無条件の愛情が、必要です。

ハグ、程よく抱えることは、
心の土台、安定、安全基地、愛着形成となりますが、

ハグは、少な過ぎはもちろん
多過ぎも、不安定になると言われています。

それは、子どもがどう感じるか?

つまり、子どもが「安心感」を感じることが大切です。

子どもが恐怖を、感じている時にハグを。

子どもが傷つき、苦しみ、苦痛を感じている時にもハグを、。

喜びを分かち合う時にもハグを。

ハグは、「安心感」にも
「拘束感」にも、成り得るものだから、子どもが必要としている時にハグすることが大事です。

だから、赤ちゃんが泣いたら、ハグして。

100万回のハグと。並べて、どちらも大事と言いたいなら分かるけど…

ハグとワクチン…
比べるものではないのでは?
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