ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

親への無償の愛

2016年06月12日 | こころの子育て
子どもたちやクライアントさんは、
親への愛を色んな形で語ります。

時には「憎しみ」として、
時には「期待」として
時には「文句」として。


これらは、私に
「どんな親でも見捨てない。
どんな親でも愛してる。
どんな親でもやっぱり愛して欲しい。
諦めないから、お母さんどうか私を愛して。
そして、お母さんも幸せになって。」
と、聴こえます。

根底には、愛を感じます。
無償の愛。

なぜなら、愛していないのなら、「無関心」になるはずだからです。

たとえ、子どもを捨てた親にでも期待する。
弁護する。
許す。

子どもってすごいです。

私自身、恥ずかしながら文句は多いし、人に素直に甘えるのが苦手。

だからこそ、素直に「怒り」を出せないと文句も多くなるんだなって教えてもらいます。

クライアントさんの姿は、デブォルメした姿で 私に
「このままじゃいけないよ」
って、見せてくれてるんだろうなって…

だから、カウンセリングでは、クライアントさんがこれまで我慢してきた「怒り」「怖れ」「悲しみ」などを感じて、消化した上で
素直に甘えられるように支援します。

支援していながらも、逆に
「子どもたちの無償の愛を見習いなさい。
人は行動は間違う。
それでも、存在そのものはOK-OKだという真実を
教えてもらいなさい」
って、子どもやクライアントさんの姿を使って
未熟な私に啓示されているのだと思います。

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おんぶのススメ

2016年06月11日 | こころの子育て
「子どもの脳は肌にある」の著者山口創(はじめ)先生が
赤ちゃんを育てるのに、スキンシップが大切で、
ベビーカーやカゴより抱っこやおんぶがいいですと話されてました。

特に、おんぶがいいそうです。おんぶの効能を3つ程あげます。


①視界が広がり好奇心(脳への刺激)が増す。

人間には5つの感覚(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)がありますが、
その中でも最も大事なのは視覚です。

なんと視覚情報はヒトが得られる外部情報のおよそ8割を占めています。

もちろん赤ちゃんにとっても視野を確保するのはとっても大事なことです。

この視野を遮ってしまうのは”抱っこひもでの対面抱っこ”。

視界のほとんどをパパ・ママの胸でさえぎられてしまうので十分な知育ができません。

一方おんぶの場合赤ちゃんはパパ・ママの肩越しに周りを見渡すことができるため視野が広がり、十分な脳への刺激を与えることができます。

赤ちゃんの視野が大幅UP


②パパ・ママにおんぶをしてもらうことで、赤ちゃんは日常生活の中からより多くのものを学ぶ。

幼いころに肩車をしてもらったときの視野の変化の驚きとわくわく感は記憶にあります。

おんぶもその時に感じた肩車と同じように”パパ・ママと同じ、高いところから色々な景色を見ることができるので、知的好奇心を育むことができるのです”。

さらにおんぶの良いところは、パパ・ママが行っていることをあたかも赤ちゃん自身が行っているように感じさせることができます。(脳科学ではこの現象をミラーニューロンと言います)

家事や散歩でのちょっとしたおんぶ。

パパ・ママにとっては何気ないひとときですが、赤ちゃんにとっては”普段の視界では見えない、とっても新鮮で楽しい時間であり、同時に赤ちゃんは”目の前で起こっている事を認識し自分で再現するにはどうしたらよいかと考える学習時間”なのです。



☆ミラーニューロンの大切さ:
ミラーニューロンとは、”他人がおこおなっていることを見ることで、まるで自分が同じことを行っているかのように感じれる力”を意味します。

つまり、”他人の心と共感する”という、社会性を養うことにもつながっています。


③おんぶで赤ちゃんの姿勢・情緒・運動神経を良くする。

だっことおんぶの違いは視界だけではありません。

抱っこだと”パパ・ママの体が胸やおなかのために前方向に盛り上がっているため、赤ちゃんがパパ・ママにしがみつくことが非常に難しくなってしまいます。

その結果、赤ちゃんは抱っこひもの中でつりさげられている形になってしまい、赤ちゃんは自らほとんど何もできなくなっている状態になってしまいます。

一方おんぶの場合、赤ちゃんのおしりを支えるだけなので赤ちゃんの動きを遮ることはありません。

赤ちゃんはパパ・ママと同じ視線の、普段とは違った景色を見ようと、赤ちゃん自らの両腕でパパ・ママの背中にしがみつき、自らの力で腰(仙骨)を伸ばして立ちあがろうとする姿勢を取ることができます。

つまり、おんぶをすることはお座りから立つことへの練習と姿勢の良い体つくりにつながっているのです。


最近、転んで手をつけない子どもが増えているそうですが、おんぶして
しっかり捕まらせることも大事なんですね。
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急募します《子どものタイプ別コミュニケーション法講座》

2016年06月09日 | こころの子育て
明日6月10日からの講座、おかげ様で開講決まりました。
既にお申込みくださった方で
子ども適応論のピンク色のテキストをお持ちの方は、お持ちくださいね。

急募します!子どもに優劣は、ない。

大人しい子どもも、明るい子どもも。

落ち着きのない子どもも、自己主張しない子どもも。

きっと、子どもに対してだけでなく、自分にも、大人の他人にも
それぞれの長所、短所を認めてあげる寛容さが生まれます。

《子どものタイプ別コミュニケーション法講座》

2016年6月10日~全4回

博多駅前の朝日カルチャーセンターで

子どものタイプ別コミュニケーション法講座を開講します。


時間帯は
午前10時~12時まで、楽しく人との関係性を改善していく講座です。

朝日カルチャーセンターには、お母さん方だけでなく、保育士さん、孫育てのおばあちゃん、主夫のお父さんなど。

共に学び合うとても、安心できる場所となっていることがありがたく
私にとってもかけがえのない講座だと思って大切にしています。

お申し込み、お問い合わせは、直接
朝日カルチャーセンターまでお電話お願いいたします。
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りふじんじん

2016年06月05日 | こころの子育て
夜空の天の川ので様な蛍を見ました。

対馬に来ています。

蛍の光の瞬きが、夜空の星と区別が出来ないほど星の瞬きも美しく

また、川面に映る蛍の光も一連の景色となって

新緑の匂い、川のせせらぎ、優しい月明かりと共に
私の身体の隅々までスーっと染み入りました。

何百年も、ひょっとして何千年も前から
こうした景色と匂いがここにはあるのかもしれない。

その偉大なる自然に抱かれている感覚、
タイムマシンにでも乗って宇宙の一部に帰ったような不思議な感覚になりました。

そして、無数の幻想的な光は、時々私たちの届くか、届かないくらいの頭上を舞うのです。

まるで亡くなった両親や友人、祖先…が漂って、「見守っているよ」と、言ってくれているようでした。


対馬に初めて来たのは、9年前の子育て支援センター。

その同じ場所で、講演させてもらいました。

原点に返った気分です。

この9年の間に

対馬でのカウンセリング講座の継続的な開催

独立開業

本の出版

両親の相次ぐ他界など

振り返れば、私にとって公私共に大きな変化の9年でした。

最初の一つの講演から拡がり幸せの種まきの輪が大きくなりつつあります。

心理カウンセリング力(ちから)を学んで
介護、育児、職場、家庭内で自分がラクになり、
ひいては、子育て中の親の支援などをされる方も出てきています。

さて、怒りが苦手な方や子育て中のお母さんにこんな曲をご紹介。

YouTubeで見れます。

♫りふじんじん

みんなのうたで流れていた「りふじんじん」と言う歌は、子どもさんが大好きだと聴きました。

この歌詞は、子どもの目線からの親の理不尽さ。

今では親となったパパやママたちも、
子どもの頃はりふじんじんの歌詞にある理不尽さを
体験しているのではないでしょうか。

この歌詞、共感する多くの方が共感するのでは?

理不尽①「さっさと寝なさい!大人はいいの!」

「りふじんじん」歌詞

何とかいえっていうからさ、何とか言ったら「口ごたえ」
「テレビばっかりみるんじゃない!ニュースはいいんだ!」
いいよってパパは言ったのに ダメってママは言うんです
「さっさと寝なさい!大人はいいの!」



「りふじんじん」歌詞

嗚呼 宿題やろっかな
「早く宿題やりなさい!」
「早く宿題やりなさい!」
嗚呼 やろうって思っていたのに!

「お兄ちゃんだから ガマンしなさい」
頑張ってるのに
同じこと していても なぜ僕ばかり
怒られちゃうの…はぁ

そんな"りふじんじん"に子供達は…夜な夜な一杯「やけミルク」


僕にもたくさん ダメなところは あるんだけれど 大人って勝手よね~
やってらんないよ やってらんないよ やってらんないよ

今夜も やけミルク
ママ おかわり!


曲を作ったのは、"ヒャダイン"こと前山田 健一さん。ニ
コニコ動画で作詞作曲や自らの歌を披露して有名になり、いまや人気音楽プロデューサーになられたそうです。

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「老いては子に従え」

2016年05月29日 | こころの子育て
「老いては子に従え」

と、いう諺

老いてきて、いい言葉だと思います。

老いては子に従えとは、年をとったら出しゃばったり我を張ったりず、
何事も子に任せて、これに従っていくほうがいいということだそうです。
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「聴き方入門」講座にどうぞ

2016年05月27日 | こころの子育て
皆さん、コメントありがとうございます。

講演のパワーになります。

さて、今度は
博多駅前の朝日カルチャーセンターで、
「聴き方入門」を6月1日から始めます。

~本当の気持ちに耳を傾ける
  感情処理法の理論と実践~
聴き方入門


人間関係においては、相手の話を聴き、気持ちを受容・共感することが大切です。

しかし、わかっていても、私たちは、受容・共感のやり方を習う機会はあまりないどころか、
習ったとしても、相手をまるごと受け入れることはなかなか上手くできないものです。

相手が、ありのままの自分を受け入れてくれたと感じることができると、安心で安全な居場所を感じ、自己肯定感も高くなり、生きていく上でぶつかる苦悩や困難を乗り越えるパワーを得ます。

介護されている方なら、その人の精神が安定していくことでしょう。子どもであれば、子どもの精神が安定し、のびのびと育っていくことでしょう。

また、どんなに不快な感情を感じても不安や落ち込みは解消しないので、気持ちがスッキリする方法を現役の人気カウンセラーが、カウンセリングをお見せしながら、実践法をお伝えします。

❒ 講座日 6月1日・6月15日・6月29日・7月13日(水)
                いずれも 10時~12時
 
❒ テキスト 「交流分析にもとづくカウンセリング」ミネルヴァ書房 2,700円(税別)


★お申し込み、お問い合わせは 福岡市博多区博多駅前2-1-1福岡朝日ビル8階
                         TEL 092-431-7751 
             受付時間9:20~19:00日曜は15:00迄(祝日は除く)
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お母さんたちみんな同じ悩みで頑張ってるんだから…

2016年05月25日 | こころの子育て
ゆにさんからいただいたコメント、ありがとうございます。
みなさんで共有するために
ここに載せさせてください。


***
昨日、先生の講演を拝聴しました。
どのお母さんも、先生のお話にみんな涙して聞いていました。私も思い当たるふしがありすぎて、あふれる涙が止まりませんでした。

きっと、お母さん達はみんな同じ気持ちなんだなって思うと、みんな同じことで悩みながら頑張ってるんだから私も頑張ろうって勇気が湧いてきました。

いつも、保育園に行かないとダダをこねたり、何でも嫌だという子どもに、仕事に間に合わないからとガミガミ怒鳴って、後で反省しています。

昨日の講演を聞いて、叱ることより、褒めることを増やしていけばいいんだ、と教えていただき、実践していこうと思います!

今まではプラスのストロークより、明らかに無条件のマイナスのストロークが多かったです。

何というか、言葉では言い表せないんですが、今までの子育ての不安やイライラが、先生のお話を聞いて肩がフワッと軽くなり、子どもに優しくしようという気持ちが出てきました。感謝しています。

イヤイヤ期には、そうね、保育園行くの嫌だよねと本人の嫌な気持ちに共感してあげるという事を教わりました。

あとは、共感した後に、いかにその嫌なことを、納得させてスムーズに行かせるかが課題です。

行ってしまえば、楽しく遊んでいるのですが、朝は全てがイヤイヤになってしまいます、、、
しかし、イヤイヤ期も成長のために必要なんだと知ったので、乗り越えます!

本当に貴重なお話をありがとうございました。

とても素晴らしい講演会でした。

早速、県外でイヤイヤ期に奮闘している実妹にも講演内容を伝えました!
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真剣な悩み

2016年05月20日 | こころの子育て

21日土曜日午前中は、福岡市東区のまごころ保育園で講演会です。

さて、dropさん
コメントありがとうございます。
「そのとき、柔らかなこころで本当に手助けのいることなのか、そうでないのか。」
大切ですね。

今日もそれを考える出来事があったんです。


今日、博多駅で時間にしたら、ほんの数秒、の出来事。

子どもがあまりに大声で泣いているので、

泣き声の方向に歩いて行った。

逃げる子どもを怒るお母さん。

「怖い。お母さん、怖い。」

「何も怖くない。」と、キレ気味に怒るお母さん。

気になって10メートルくらい、思わず付いて行って

でも、何も声をかけきれず…

ただ、叩かれたりしないか見張るような気持ちで。

そして、人が見てるよって、お母さんにプレッシャーを与えたくて。

怒鳴っているお母さんと一緒に、もう一人お母さんが居て、
その人は、あきらかに気持ちが引いているのが様子で分かるんです。

連れがいるから、まだマシかなあと考えている間に

叩くとか、そんなこともなく、バスセンターの方へ上がって行ってしまいました。


教えてください。


こんな時、何と言ったらいいのでしょうか?

こんな時、何が出来るでしょうか?



写真は、対馬の夕陽
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お母さんを責めない

2016年05月16日 | こころの子育て
写真は隅田川とスカイツリー。
無事、臨床心理学の一週間の実習を終え福岡空港に到着。

体力の衰えは感じつつも、一生でこんなにみっちり勉強したことはなかったと思うくらい
充実した貴重な経験でした。

さて、福岡空港に到着すると、
飛行機に預けた荷物が
ターンテーブルを回ってくるのを待つ間、ベンチに座ってました。
隣で2歳くらいの男の子が「ママ、ママ」とママにくっついて、ぐずっていました。

ママに目をやると、スマホに夢中。

横には4歳くらいの女の子がブスッとむくれて、黙って座っています。

ママは、面倒くさそうに「ほらっ」とスマホを男の子にほうりなげるように渡すと、
プイッとターンテーブルの方へ行ってしまいました。


男の子は、とうとうベンチに横になって、スマホの画面に見はまってました。

一瞬、ママに、言いたくなりました。

責めたくなりました。

でも、余計なお世話。

ママは、荷物をターンテーブルに取りに行かないといけないという事情も分かります。

ここで、お母さんを責めるより、一人で子育てを抱え込み、イライラしているお母さんの支援、
子育て支援を考えてあげないと。

周りがお母さんを注意したり、責めたりすると、
下手すると、
そのイライラは、ますます子どもに行くかもしれないのです。

ああ、難しい…

ちなみに、2歳児の頃は、愛着形成の大切な時期。

この時期にしっかりとお母さん〔もしくは主な養育者〕に愛着し、愛情の暖かさを感じ
子どもの心の中に安心感が醸成されなければ、

もしかしたら、将来…

人と関係を上手く作れず、
恋人や友だちとも上手くいかず、
精神的に不安定な人になってしまうかも。

子どもが小さいとお母さんは、大変。

それでも、敢えて言いたい。

子育て中、スマホを置いて

子どもを抱っこして

子どもに微笑みかけて

子どもと会話して。

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《周りが幸せじゃないと、私は幸せを感じちゃいけない》

2016年04月28日 | こころの子育て
《周りが幸せじゃないと、私は幸せを感じちゃいけない》

・不幸でないけど、幸せじゃない

・何のために生きているのか、分からない

「幸せ」というのは、考えて分かるものではなく、感じるもの。

例えば、先進国で、食べ物にも着るものにも、住む所にも不自由してないから
「幸せと思わなきゃ」

と、私たちは頭で納得しようとしても、案外「幸せ」だとは思えないものです。

小さい頃に、お母さんが不幸そうにしていると、
私たちは「自分も幸せと思っちゃいけない」と思うかもしれません。


お母さんが幸せそうにしていたら、子どもは、それだけで幸せを感じるもの。

子どもが幼稚園に行ってる間に、
スイーツとお茶でちょっとゆっくりする
なんて、大事なこと。







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余震が続いて怖い…心のケア

2016年04月16日 | こころの子育て
写真は、博多駅前の植え込みのツツジの花。2016年4月17日日曜日に博多駅前のカウンセリングルームで予定しています
ワークショップは、予定通り開催します。

16日に日付が変わった直後一時半ごろに
福岡でも震度5~4の余震?にしては
すごく揺れました。

ひょっとしてこれが、本震?と思うほど
九州では、珍しく揺れました。

熊本の方は、今回の夜中の揺れで、
食器棚が倒れて、食器などが散乱して
避難所に避難した方もいらっしゃいます。

何よりも、スマホの地震警報で目が覚めて、突然の大きな音に驚き、
その後も何度か地震警報で眠れませんでした。

関東の方々は、慣れていると言われていました。

それにしても、九州では、ここ数十年
これほど余震を頻繁に経験したことがなく
「心のケア」が大事になってきますね。

不安が大きくなった時、
ビックリした時、
恐怖を感じた時、

「守られている」

と感じられることが大切です。

特に、小さい子どもが「守られている」と感じるためには、

・一緒に居てあげること

・抱きしめること

・優しく、軽くタッチすること

・目を合わせること

・互いにほほえみあい、笑顔には必ず応えること

・興味を持って話しかけること


家族、近所の人、知人にも、実行したいものです。

今日は、一日「親育ち」について勉強しています。








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《地域の大人が安全基地になって子どもを見守る》

2016年04月09日 | こころの子育て
「ただいま」です。

「おかえりなさい」のコメントありがとうございます。
こうして、皆さんに見守ってもらって、幸せです。

ようやく、移動の疲れ、時差ぼけも癒され、日本時間に戻り
映画も二本「リリーのすべて」と「ルーム」を観ました。

どちらも決して経験することのないであろう
想像を絶する状況。

映画は、自分が経験できない人生を体験したかの様な感情や知恵を知ることが出来るので好きです。

その微妙な心理状態が、無言や眉間のシワなどで巧妙に描かれ
観た後も主人公たちの心のヒダを感じて、
心にぐっと来ました。春は新たな出発の時、そしてお別れの時でもあります。

この春、大切な人が旅立たれた方、

ご自分が新たな出発をした方、

春はワクワク、ドキドキ、嬉しくもあり、
しょんぼり…寂しくもありますね。

さて、火曜日のお昼休みに
今年最期のお花見を楽しもうと、
近くの公園の桜の木の下でお弁当を食べました。

舞い散る桜ではしゃぐ子どもたちに話しかけるお花見のサラリーマンたち。

こんな光景を見て「日本って良いな」って、思いました。

私も子どもの頃に
近所の大人に沢山 声をかけてもらい、
見守ってもらい、
地域全体が安全基地となって
育ててもらったと思っています。

特に、習字の白いお髭のおじいちゃん先生が大好きでした。

「けいこ、来たか。」と、ニコニコ迎えてくれ、

お習字を書く時は、余計な介入もせずに見守ってくれて

沢山の中から、自分がコレだと思う作品を持って行くと
「けいこ、良くかけとる。」と、赤い細筆で丸を沢山、沢山書いてくれる。

だからでしょうか…
サラリーマンが話しかけて子どもたちも楽しそうに触れ合う光景を見て、
私は「幸せ」と感じました。

私たち大人が、子どもたちを温かく見守っている地域作りをしたい
古き良き日本に戻りたいと願っています。

季節の変わり目、
環境の変化の時、
皆さんも、どうぞ、ご自愛くださいませ。
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《困った子どもが自慢の子どもになった》

2016年03月07日 | こころの子育て
《困った子どもが自慢の子どもになった》

自分が子どもに優しく出来なかった罪悪感がある。

自分が子どもに怒ってしまった罪悪感がある。


愛情があるのに、怒ってしまう。

愛情があるのに、何かに堰き止められてる。

お母さんたちの変化でこんな感想を聴きます。

「最近、起きてる時も可愛いなあと思う様になった。

子どものことで、何か言われたら、ゴメンなさい、
と、思ってたのに、
今は、腹が立って子どもの味方が出来るようになった。

一生懸命だなあ、
まだ小さいのに、色々考えて頑張ってるんだあなあって、子どもが愛しい。」

お母さんも子どもさんも
良かった…

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睨む人が怖いのは「怒り」の抑圧

2016年02月25日 | こころの子育て

《睨む視線がこちらに向けられると、自分が悪いと思ってた》

カウンセリングのおかげで、睨む人が怖くなくなりました。

睨む人が悪いと思えず、睨まれる自分が悪いと思うようになった原因が、
カウンセリングを受けてわかりました。

私が2歳の頃、保育園の待機児で、6ヶ月くらいの間、朝8時から夕方5時までの9時間、近所のおばちゃんに預けられていました。

このおばちゃんは子どもが嫌いな人で、ちょっとでも動くと
「じっとしていなさい。」
と大きな声で脅し、睨んで私がいい子にするように操作していたのです。おばちゃんは、子どもに向けてはニコリとも笑わない人で、怒ったり、睨んだりして、眉間にシワが寄り、子どもを前にすると仁王立ちになっていました。

幸せを感じることの少ないような…不幸そうな人でした。

私はそのおばちゃんから睨まれるのが怖くて、いい子にしていてました。
おばちゃんは、かわいそうな人だから、迷惑かけないようにしないといけない、手を煩わせないように…私が我慢していれば、母が迎えにきてくれるまで。

私がじっとしていれば、ニコニコ笑っている優しいお母さんが来てくれる。

ある日おばちゃんは、私を待たせていたことを忘れてしまったことがあって、気がつけば、私は同じ場所でちょこんと3時間もじっと座っている子だったと、後日談で聞きました。

おばあちゃんが睨む、その視線が私に向けられているから
私が悪いんだと思っていました。

その場面に身を置くと、幼い私は感じないように、欲求を出さないようにしています。

そうしていると、世界が白く、気が遠くなりそうになります。

でも、嫌だと感じ、自由にはしゃぎたいと思うと、世界に色が付き、肩が痛く、胃が膨らみ、身体が温かくなって汗をうっすらかくほどです。

私の身体は、吐いたり、席したり、肩こりしたり、胃が膨らんだり…
色んな信号を私に送って怒りを教えてくれていたのです。

私の身体は賢かった!

「怒り」「いやっ」を感じて初めて思考も働き出すものですね。

今思えば、おばちゃんは子どもが嫌いで、私をじっとさせたかったから、大きな声で脅したり、睨んだりしていい子にさせようとしていたと、わかりました。

睨まれる私は、悪くない。

睨まれるのが、嫌で良い。

睨む人が、嫌いで良い。

そう再決断したら、ここ数日、睨む人が怖くなくなりました。

息を止める癖もこの辺りから来てたようです。

約一年前の11泊12日の瞑想所への出発の朝の息苦しさは、
きっと子どもの頃のおばちゃんの家に預けられる時の息苦しさ、閉塞感だったと思います。


また、瞑想に行ったら、閉鎖された空間でも、さらに心の自由を感じられるかもしれない。
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抱っこ

2016年02月25日 | こころの子育て
《抱っこ》

《抱っこ(holding)》とは、身体的に抱えることでなく
抱っことは、精神的に支え、情緒的に包むこと


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