ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

玄人への戒め

2019年10月24日 | こころ


写真は、福岡市博多区博多消防署に咲く大輪のひまわり。

先週10月というのに、ひまわりがノビノビと太陽に向かって咲いていました。

さて、私はカウンセリングの技法を学び
相談を受けるようになって18年目になりました。

大学院も卒業して
公認心理師という国家資格も取得しました。

そんな私は、面談している10代、20代のクライアントさんからも
沢山のことを教えてもらいます。

特に、

「純粋性」

「率直さ」

違った視点からの意見、見方も新鮮です。

その度に、傲慢にならないように自分を戒めます。

「素人と玄人」というタイトルの夏目漱石のエッセイにも、
その様な記述があります。

1914年(大正13年)東京朝日新聞に掲載された夏目漱石のエッセイを引用します。


以下、引用

***
まず第一にわが眼に入るのはその輪郭である。次にはその局部である。

次には局部の又また局部である。

観察や研究の時間が長ければ長いほど、段々細かい所が眼に入って来る、ますます小さい点に気が付いて来る。

これはすべての物に対する我々の態度であって、ほとんど例外を許さないほど応用の広い自然の順序と見ても差支さしつかえない。

だから芸術の研究も亦またこの階段を追って進んで行くに違いない。

いわゆる黒人というものはこの道を素人より先へ通り越したものである。

そうしてそこに彼等の自負が潜んでいるらしい。

彼等の素人に対する軽蔑の念も亦そこから湧わいて出るらしい。

けれどもそれは彼等が彼等の径路を誤解して評価づけた結果に過ぎないと、自分は断言してはばからない。

彼等の径路は単に大から小に移りつつ進んだのである。

浅い所から深い所に達しつつあるのでもなければ、上部から内部に立体的に突き込んで行きつつあるのでもない。

大通りを見つくしたから裏通りを見る、裏通りを歩き終ったから、横丁や露地を一つ一つ覗のぞいているという順序なら、たとい泥板どろいたの上を一軒一軒数えて廻っても、研究の性質に変化の来る筈はずがない。

それを低い平面から高い平面に移された様に思うのは、いわゆる黒人のイリュージョンで、平凡な黒人は皆このイリュージョンに酔わされているのである。

単にこれだけなら彼等の芸術に及ぼす害毒はさほど大したものでないかも知れない。

けれども彼等はこの甘いイリュージョンに欺あざむかれて、大事なものは何処どこかへ振り落して気が付かずにいるのである。

観察が輪郭に始まって漸々ぜんぜん局部に移っていくという意味を別の言葉で現すと、観察が輪郭を離れてしまうという事に帰着する。

離れるのは忘れる方面へ一歩近寄るのと同然である。

しかもその局部に注ぐ熱心が強ければ強いほど輪郭の観念は頭を去る訳である。

だから黒人は局部に明るい癖に大体を眼中に置かない変人に化けて来る。

そうして彼等の得意にやってのける改良とか工夫というものはことごとく部分的である。

そうしてその部分的の改良なり工夫なりが毫ごうも全体に響いて居ない場合が多い。

大きな眼で見ると何の為にあんな所に苦心して喜んでいるのか気が知れない小刀細工をするのである。

素人は馬鹿馬鹿しいと思っても、先が黒人だと遠慮して何もいわない。

すると黒人はますます増長してただ細かく細かくと切り込んで行く。

それで自分は立派に進歩したものと考えるらしい。

高い立場から見下すとこれは進歩でなくって、堕落である。

根本義を棚へ上げて置いて、末節にばかり齷齪あくせくする自分の態度に気がついたら黒人自身もしか認めなければなるまい。

素人はもとより部分的の研究なり観察に欠けている。

その代り大きな輪郭に対しての第一印象は、この輪郭のなかで金魚のようにあぶあぶ浮いている黒人よりは鮮やかに把捉はそく出来る。

黒人のように細かい鋭さは得られないかも知れないが、ある芸術全体を一眼に握る力に於おいて、糜爛びらんした黒人の眸ひとみよりもたしかに溌剌としている。

富士山の全体は富士を離れた時にのみ判然と眺められるのである。

ある芸術の門を潜もぐる刹那に、この危険は既にその芸術家の頭に落ちかかっている。

虚心に門を潜ってさえそうである。

与えられた輪郭を是認して、これは破れないものだと観念した以上、彼の仕事の自由は到底毫釐ごうりの間をうろついているにすぎない。 

だから在来の型や法則を土台にして成立している保守的の芸術になると、個人の自由はほとんど殺されている。

その覚悟でなければ這入はいる訳に行かない。

能でも踊おどりでも守旧派の絵画でもみんなそうである。

こういう芸術になると、当初から輪郭は神聖にして犯すべからずという約束の下に成立するのだから、その中に活動する芸術家は、たとえ輪郭を忘れないでも、忘れたと同じ結果に陥って、ただ五十歩百歩の間で己の自由をみせようと苦心するだけである。

素人の眼は、この方面においても、一目の下に芸術の全景を受け入れるという意味から見て、黒人に優っている。

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私たちは、人の温もりを感じる力を持って生まれてくる

2019年07月26日 | こころ



dropさん
コメントありがとうございます。

確かに、人の温もりを知らないとさびしいとも感じないのでしょうね。

私たちは、他の動物のように歩けない、自分でご飯を食べることが出来ない、未熟な状態で生まれて来ます。


本来、あと、一年近くお腹の中にいないといけないのに、
二足歩行になり、手を使うようなり、頭脳が発達し、大きな頭の赤ちゃんを出産するのが困難になったために
ホモ・サピエンス、人間は、生理的早産をするようになりました。

だから、赤ちゃんは、抱っこされ、お乳をもらい、全ての世話を親にしてもらわないと生きてこれなかったということになります。

人の温もり…
お母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃん、看護師さん、保育士さん、近所のおばちゃん、おじちゃん…

誰かの温もりを感じて、赤ちゃんは、安心してスヤスヤ眠ったのでしょう。

もし、守ってくれる人がいなかったら、生きていないかもしれません。

それくらい、赤ちゃんは、人の温もりを感じるのが上手だということです。

私たちの中にある温かさを感じる力を信じて、その力を使いましょう。

今日からワークショップに参加するために東京に来ています。

電車移動中、お腹に力が入っているのに、気がつきました。

こんな時は、力が入っているお腹から力を抜きながら、口からフーっと息を吐きます。

息を吐きながら、お腹が縮むと…
心がスッキリ、楽になります。

もう、一度、フー。

思わず、緊張している時には、フーと息を吐く。

ぜひ、やってみてください。

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楽しいことがありますように…

2019年07月25日 | こころ
最近、笑ってますか?

苦しくなった時、自分が狭い視野でもがいているのに気がつくことがあります。

そんな時は、自然や子ども、映画やお笑いに触れることにしています。

カウンセリングルームのお隣から聞こえる無邪気な子どもの笑い声や泣き声、歌声に癒されます。

昨日の夕方、ふと、空を見上げると、梅雨の空から夏の空へと切り替わる予感…。


筆で空をなぞった様な雲の動き

大雨のあと、ようやく夏の出番だとばかりに空の景色が変わって行くのを見ました。

いつまでも雨は続かない。

今日は、昨日までと打って変わって、眩しい夏空。

大きな窓が切り取った絵の様な空もいい感じ!

どうか、どうか、楽しいことがありますように…。




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夢の話をしてみませんか?

2019年04月14日 | こころ
毎朝、家族と夢の話をしてみませんか?
マレー半島の山岳地帯に暮らすセノイ族は、長い期間、精神疾患の人が居ないということで、多くの研究者たちが訪れています。
そして、研究者たちの報告によると、セノイ族の心の健康の鍵は、「夢」だというのです。
セノイ族の親たちは子どもたちにどんな夢を見たのかを聞きます。
気になる夢は、長老に報告し、夢を操るようにアドバイスを受けます。
子どもたちは、セノイ族に伝えられてきた方法で、夢を見るようトレーニングをしていくのです。
たとえば
・夢の中で友人を作る。
・夢の中の敵の集団とも仲良くなって助ける。それができなければ夢の中の友人と協力して敵を倒す。
この、「明晰夢」Lucid dreamingとは、睡眠中に見る夢のうち、自分で夢であると自覚しながら見ている夢のことです。
明晰夢を見たことがあるという人は、しばしば、夢の状況を自分の思い通りに変化させられると語っています。
セノイ族で明晰夢を見る方法として実行されているのは、家族で夢の話をするという方法です。
村全体で夢に対する議論も行われるそうで、一日のほとんどを夢の話をして過ごしているのです。
夢をポジティブに解釈し、夢をコントロールしていくことで、セノイ族は、心の健康を手に入れていると考えられているのです。
実際にセノイ族の人々と過ごし、彼らの夢見観の体験の本に載っています。
「夢を操る」マレー・セノイ族に会いに行く (講談社文庫)大泉実成著
セノイ族の夢見のアドバイスは、以下の様なものです。
①夢の中では意識して積極的であるようにしなさい夢は、ちょうど学校の教室のようなものだから、積極的に学ぶようにしなさい。
②夢の中で出会った相手とは、できるだけ友だちになりなさい。このふたつを守れば、夢の中の相手は、有用な情報やパワーを与えてくれるという考え方だそうです。
***
セノイ族の夢の教え
①危険に立ち向かいそれに打ち勝つ
②夢の中では快楽を目指す
③プレゼントや宝物をもらったり、ねだったり、見つけたりする
④夢の中で友達を得る
⑤夢の中で得たもの(宝、食べ物他)は夢の友達と分け合う
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生きてて良かった

2019年04月11日 | こころ
親知らずを抜歯して丸2日
痛みも腫れもマックスなのか、
 
痛み止めの薬の効果が切れると、ズーンと重く奥に響く痛み。
顎まで、腫れて二重顎に。
 
年齢がいって、親知らずが癒着してたから
後が腫れるとは、聞いていましたが、その通りでした。
 
コメントもいただいてましたが、
カウンセラーの仲間からも
「丸いのも可愛いよ」
とか、冷やかされています(笑)
 
気分転換に、博多駅にある博多マルイ6階でちょっとしたMichael Jackson展に立ち寄って覗いてみました。
 
その中に
マイケル・ジャクソンの名言
僕は生きてることが幸せ。
僕が僕らしくいられることが幸せ。
(I'm happy to be alive, I'm happy to be who I am.)
 と、書かれているイラストがありました。
 
ああ、確かにそうだな。
 
痛みはあるけど、ご飯も食べられるし
人と話したり、笑い合ったり、勉強したり出来るし
しみじみ…こんな時こそ感じます。
 
ああ、生きてて良かった。
 
自分らしく居られて良かった。
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頭で考えることが平和でありますように

2019年04月07日 | こころ
頭で考えること
 
・ねたみ
 
・うらみ
 
・負けたくない
 
・見返してやる
 
・嫌われてるのかも
 
・好かれたい
 
・見離されたくない
 
・迷惑かけないように
 
・相手を困らせやしないか
 
・出し抜いてやる
 
・邪魔された
 
・疑い
 
・だまされやしないか
 
・バカにされた
 
など、など…。
 
もしかしたら??
相手の行為は
 
・思いやりかもしれない
 
・優しさかもしれない
 
・仲良くしたいと思ってくれてるのかもしれない
 
・わざとではないかもしれない
 
・私に対する悪意でなく、ただ機嫌が悪いだけかもしれない
 
・こっちに当たって、ストレスを発散しているのかもしれない
 
など、など…と、疑いよりも、平和な考えをしてみると
自分の心が平和になるのではないかと思います。
 
頭で考えことが、平和でありますように…。
 
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相手が「分からない」のではなく、相手と違うだけ

2019年03月26日 | こころ
親子、夫婦、同僚、上司、部下、近所の人との人間関係で
「分かってくれない」と言っている時、
私たちは、相手に分かってもらいたいからそう言うのでしょう。
相手に分かってもらいたいということは、どこか、相手を変えようとしているということかもしれない。
「分かってくれない」のではなくて、相手と自分が違うだけ。
その違いを認めて初めて、相手と分かり合えるんだと思う。
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【脳細胞を新しくするのには、運動と共感】

2019年02月09日 | こころ

【脳細胞を新しくするのには、運動と共感】

米コロンビア大学の研究で、脳神経細胞は年齢を重ねても新しく生まれると突き止められました。

人と楽しく話して、

人に共感することで、脳神経細胞は、新しく生まれるそうです。

ニューズウィーク日本版によると、

育ち切っていないニューロンが高齢者の脳に大人になると脳細胞は増えることがなく死滅する一方だ、というのがこれまで通説になっていた。

しかしこのほど発表された研究により、人間は年齢にかかわらず生涯ずっと脳の神経細胞(ニューロン)を増やしていることが分かった。

米コロンビア大学で神経生物学を教えるモーラ・ボルドリーニ准教授が、45日付の学術誌「セル・ステム・セル」に発表した。

研究チームは、生前健康だったが事故で突然亡くなった1479歳の28人の海馬(記憶や学習を司る脳の部分)を検視した。

コロンビア大学の報道発表文によると、これまでこの分野の研究では、新たに生まれるニューロンの数は歳とともに減り、ある程度の年齢に達すると増えることは全くなくなると一般的に考えられていた。

神経画像の研究では、成人の海馬が成長を続ける様子が見られたものの、これは新しいニューロンが発生しているというより、「既存のニューロンが大きくなったもの」または「血管や脳内の支援組織が拡大したもの」と見る科学者が多かったという。

そのため、ボルドリーニ准教授は今回検視を行なった際に、そのような結果が見られるだろうと予想していたという。

しかし実際は、「私たちが調べた最年少の人と最高齢の人のいずれにおいても、ニューロン前駆細胞(のちにニューロンになる細胞)や、まだ成長途中のニューロンが何千個と見つかった」と准教授はコロンビア大学の報道発表で述べている。

英紙インディペンデントは、海馬のサイズも年齢による違いが見られなかったと伝えている。

エクササイズや食べ物で脳機能が改善もただし、年齢で違いが見られた部分もあった。

血管の数や神経同士のつながりが、年齢が高い方が少なかったのだ。

つまり、脳は年齢にかかわりなく新しいニューロンを作ることができるが、ニューロン同士で新しいつながりを作る力や酸素を運ぶ能力は衰えるということだ。

そしてこれが、歳とともに認知力などが衰える理由だと考えられるという。

さらなる研究が必要ではあるが、脳内での血流の改善がこうした衰えに有効であり、エクササイズや食生活、薬などが改善に役立つだろう、とボルドリーニ准教授は述べている。

なおタイム誌によると、身体的なエクササイズが認知能力の衰え防止に有効だとの研究結果が過去に複数発表されている。

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『メルカリで 妻が売るのは 俺の物』

2019年01月23日 | こころ
妻側から、夫が捨てる物は私の物と聴きます。

夫側から、妻が捨てる物は俺の物と聴きます。

最近は、捨てるならメルカリ時代になっていて
それが川柳になっているのを知りました。

おもしろい!


第一生命が昨年9月から10月にかけて、全国の幅広い世代のサラリーマンを対象に川柳を募集しました。

第32回『第一生命サラリーマン川柳コンクール』を実施し、全国から寄せられた4万3691句の中から“平成最後”の全国優秀100句を決定したそうなので、ここに転記します。


 今年の優秀100句には“定年延長”“再雇用”により遠ざかる人生の余暇を嘆く句が多数入選しています。


 そのほかにも、不要なものはメルカリで「売る」、

情報はインスタグラムやLINEで「すぐに共有」など
モノや情報を効率的にシェアする様子が、優秀100句にも多く見られるようになっています。

 今後、全国優秀100句の中から平成最後のサラリーマン川柳コンクールベスト10を決める投票を実施(3月15日投票締切)。投票結果は、5月下旬に発表するそうです。

あなたの好きなものは、ありますか?

■第32回サラリーマン川柳の優秀100句は以下のとおり
作品(雅号)

『五時過ぎた カモンベイビー USAばらし』(盆踊り)

『人生の 余暇はいつくる 再雇用』(年金未受給者)

『ご馳走を インスタ用に 作る妻』(なるほどマン)

『ジュエリーを 平成最後と ねだる妻』(ことは)

『新人の 名前が読めぬ 時代来た』(真珠2シャイ)

『再雇用 昨日の部下に 指示仰ぐ』(白いカラス)

『ゴール前 延びる定年 老い越せない』(チコちゃん55歳)

『メルカリで 妻が売るのは 俺の物』(島根のぽん太)

『意見箱 反映されず ただの箱』(下の気持ち)

『妻の愚痴 返す言葉は うん、そだねー』(クズギルティ)

『生産性 語る上司の 非効率』(悦)

『本題を 外れ会議は 活気付く』(安田 蝸牛)

『テレワーク そばに妻いて 緊張し』(あんどらごら)

『母強し いいえ女性は 皆強し』(人生百彩)

『切った後 価値が上がった 株と彼』(しーちゃんのばあば)

『手紙書き 漢字忘れて スマホ打ち』(忘却の人)

『AIも 太刀打ちできぬ 妻の勘』(うみうし)

『飛「車」よりも 健康将棋じゃ 「歩」が強し』(組織の駒)

『子供服 ダンナのこづかい 上回る』(天童のサイトーです。)

『諦める 妻のトリセツ 日日進化』(赤塚不二子)

『朝ラッシュ ランチ満席 夜一人』(生一丁喜んで)

『脱サラし 農業継ぐも 親上司』(くら)

『半端ない 妻の小言は 容赦ない』(さごじょう)

『ジム帰り かいた汗より 重い酒』(おたやん)

『イクメンを 育てる前に 子が育つ』(みつ豆)

『神隠し!? 二次会なると 消える部下』(パスタ)

『会議中 本音と建前 懐疑中』(怪傑もぐり33世)

『「これ優先」 みんな言うけど どれ優先?』(全て最優先)

『間食を もぐもぐタイムと 正当化』(松戸ラガー)

『兄ショック ガンダム以来の アムロロス』(シャアの友人)

『ノー残業 趣味なし金なし 居場所なし』(リトルプー)

『議論無し 「そだね~」だけの 役員会』(ぴんけろ)

『上司宅 家ではこんなに 動くのか?』(よみ人知らず)

『「前向きに 検討します!」と 後ずさり』(柳川良紗)

『下腹が 気づかぬ内に ひょっこりはん』(のあ)

『手間暇を 掛けてインスタ 冷める飯』(ハルル)

『女子会の モグモグタイム はんぱない』(ゆうこりん)

『何度目だ? 平成最後の 頼み事』(玉ねぎ頭)

『「あの頃は!」 今を語れぬ 我が上司』(カマキリ)

『大安か 上司出張 妻不在』(喜夢多来)

『子におもちゃ 捨てると言ったら 「イヤ、売って」』(しぇありんぐ、え?好みー?)

『俺四番 野球じゃなくて 風呂の順』(ぽん吉)

『いい数字 出るまで測る 血圧計』(とん吉)

『納税で 知らない土地も ふるさとに』(なにわのあっちゃん)

『この先は AI上司に 査定され』(トンケイ)

『顔認証 今では無理な クラス会』(ご同輩)

『今どきの ホウレンソウは LINEから』(しーしーちゃん)

『頼まれる お手すきの時 ありません』(うどんはいから)

『ふところは 年中無休 クールビズ』(逆ペリカン)

『病院へ 来ない仲間を 心配し』(カープひろし)

『趣味探し 定年前の 大仕事』(光男)

『腕枕 乗ってくるのは にゃんこだけ』(また旅)

『「やせなさい」 腹にしみいる 医者の声』(べごちゃん)

『「パパじゃやだ」 それでも送る 保育園』(毎朝大変)

『飲み会の 日程調整 まず妻と』(調整くん)

『「また残業」 俺のツイート 妻いいね!』(仮面夫婦)

『報告後 課長必ず 「メールして」』(ケンシロウ)

『夢を持て そういう上司も 夢見せて』(よみ人知らず)

『夕飯で 分かる明日の お弁当』(じゅん)

『お犬様 俺の四倍 床屋代』(ナナハン親父)

『給料も シニア割され 半額に』(再任用)

『家にいて 娘と会話 ラインにて』(ノア)

『よく切れる スマホの電池 うちの妻』(みらいむ)

『見える化を したのに見えない 小さい字』(リオカウル)

『例の件? ありすぎて困る 何の件?』(まじめ人間)

『叱っても 褒めても返事は 「ヤバイッス!」』(国語辞典)

『やっと縁 切れた上司が 再雇用』(アカエタカ)

『在宅勤 家事もまかされ フル稼働』(紫柳(シリュウ))

『定年が 手招きしつつ 遠ざかる』(マリちゃん)

『再雇用 家にいなくて 最高よ!』(糟糠の妻)

『人事異動 オレの後任 人工知能』(A.I.)

『どう耐える 百年時代 恐妻家』(ゆうちゃん)

『ライバルが 去ってAI 現れる』(ひぐらし)

『来春は 10連休だが 定年後』(蓼喰う虫)

『コインより 仮想に近い 夫婦仲』(仮面妻)

『忖度で ちがう意見が 一致する』(団塊世代)

『大変ねー 気遣うあなたは 再配達』(宅配便)

『伸び悩む パパの出世と 貯蓄額』(甘酒)

『昼休み 上司とランチ 勤務時間』(あやまる)

『休日に 働き方の 打ち合わせ』(きの子)

『組織人 英語で言えば YESMAN!』(NO MAN)

『削減だ 改革起こすと 仕事増え』(一生船乗り)

『そだねーと 妻の返事は スルーパス』(モグたん)

『ストレスで モグモグタイムが エンドレス』(ウエスト半端ねえ!)

『インスタで 妻のランチを 二度見する』(田中十字路)

『詰め込まれ 社に着くまでが 一仕事』(マニョ)

『上司から ともだち申請 見ないふり』(公私混同)

『終業後 家に帰れば 家事始業』(ワンオペ育児)

『効率化 他部署に負担が 移動した』(にしびん)

『ちょっといい? ちょっとで終わった 試しなし』(散らかりカレンダー)

『部下休み 理由知ったの SNS』(小豆)

『マラソンは 靴とウェア-で 勝負する』(嶋 一)

『まえは犬 いまはスマホに 話しかけ』(みっちー)

『オレ正論 妻へりくつで なぜ勝てぬ』(のりちゃん)

『ためている 俺はストレス 妻は金』(紙風船)

『会議終え 本音を言いに 喫煙所』(ほのぼの)

『意見出せ 出したとたんに 担当者』(七色とうがらし)

『効率化 提案会議で 残業か』(疲れる)

『U・S・A 流行りにのれない まあいっさ』(しん)

『参観日 こっそり祖父母も ひょっこりはん』(もりもりタイム)
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コミュニケーションの極意

2019年01月19日 | こころ
コミュニケーションの極意

話し下手だという人は、コミュニケーションが苦手だと言う。

カウンセリングを勉強する前は、私も、話し上手な人がコミュニケーション上手だと思っていた。

ところが、カウンセリングを勉強して、その考えは変わりました。

カウンセリングは、人の話を聴く仕事。

人は、話すタイプの人と、話を聴くタイプの人がいる。

話すタイプの人ばかりだと、だれも話を聴く人がいなくなる。

だから、話をするのが苦手な人は、無理に話そうとするよりも、
聴き役に徹すればいい。

訊かれたら答えるといい。

そんなアイデアを出してみたら、上手く行ったという人がいる。

コミュニケーションで大事なのは、実は、話をすることではなく、
話を聴くことである、と私は思っている。
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赤ちゃんに接する様に優しく、触れて ユマニチュードという接し方

2019年01月15日 | こころ
赤ちゃんに対して人が自然に行う技術が認知症の方の脳を守る

赤ちゃんへの接し方がユマニチュードの基本と一致するそうです。

ユマニチュードとは、認知症患者さんのケアのために作られた哲学、技術で、フランス語で「人間性」を指します。

ユマニチュードとは、「人間をケア」するための哲学です。

基本となる4つの柱のうちの1つでは、「話す」。

話すは、声掛けのことです。ヒトは理性を持った生き物です。
そのため、自分に起こることを説明されなければ不安に感じます。

ユマニチュードを作られたジネスト先生は、こう説明します。

「犬に説明は不要ですが、認知症の人には説明が欠かせません」


施術者はケアを行っている最中は常に今何をしているのか、声掛けをします。

ほかに、基本の一つは、「立つ」です。
認知症の方をできる限り起立した状態でケアします。

多くの施設は臥位のままシャワーをしたり清拭したりします。

しかし、ユマニチュード認定施設では40秒間立位が取れる人であれば、
座位と立位を組み合わせることで、臥位のまま保清することはないようにします。

基本のあと2つは、「見る」と「触れる」です。

これは、赤ちゃんを抱いたりあやしたりするときのテクニックと同じです。

生後3カ月くらいの赤ちゃんを抱くとき、大人は顔と顔を近づけて見つめます。

触れ方も、なるべく広い面積でゆっくりと抱いたりなでたりします。

赤ちゃんに対して、かわいいね、愛しているよと前向きな言葉を掛けます。

これは赤ちゃんに限らず、恋人や大切な人など自分がポジティブな人間関係を築きたい相手に自然と行っているコミュニケーションの基本です。

つまり、これがユマニチュードの基本です。

ジネスト先生によると
「私たちは赤ちゃんや恋人には自然にこのテクニックを使っています。しかし、高齢者に対してはなかなか自然にこのテクニックを使えていないというだけなのです」

高齢者に対して、ケアを行う人がどの程度目を合わせてケアをしているか、ジネスト先生は調べました。

すると、アイコンタクトが成立していたのは1日に9回未満でした。

言葉も短く、声掛けする時間は24時間中でたった120秒だけでした。

ユマニチュードを学習した前後である看護師のアイコンタクトの状況を比べてみると、ケアの間に目を合わせる時間が60倍に延長したという日本の例も紹介されました。

当たり前と思っている「目を見る」ことも、実は学ばなければ実践できないのだと
ジネスト先生は指摘します。

また、70歳代女性のケースでは、シャワーしながら介護者が無意識のうちに何度も女性の腕をつかんでいました。

「腕をつかむのは、ケア中には無意識にやってしまいがちですが、日常で腕をつかまれるのは連行される時くらいです」

腕をつかむのではなく、手を握ったり支えたりすべきなんだそうです。

全ての行動には、非言語化されたメッセージが含まれています。

例えば、手の握り方一つを取っても、
息子との手のつなぎ方、
恋人との手のつなぎ方、
友達との腕の組み方など、
ちょっと変えるだけでその行動が伝えるメッセージは全く異なるものだと 。

ユマニチュードの考え方と技術について具体的にジネスト先生は、

「大切なことは、ケアする人を責めないということです。

彼ら、彼女らはとても優しい人たちで、一生懸命患者さんのために良いことをしたいと頑張っているのです。

ケアをする人とは何者かという哲学と、コミュニケーションの4つの柱、そしてそれぞれのケアに必要な5つのステップを身に付けることで、

ケアを受ける人、ケアを実施する人双方が心地よい時間をともに過ごせたと感じることができるようになるのです」
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しないよりマシ Better late than never

2019年01月13日 | こころ
英語のことわざ

Better late than never.

しないよりマシ


一度しかない人生を生きている私たちには、

タイムリミット、時間的な制約があります。

前のBlogで書いた様に、人生を1日で例えると、まだ午前中の人もいれば

午後のご褒美の時間に入った人もいます。

人生の午前中の乳幼児期、児童期、思春期、青年期は、精神的にも、身体的にとまだ未熟で、
かつ不安定で、
将来への不安も大きい上に

人を騙す人も見抜けずに、
人は皆、善人だと思いたいという願望も手伝って
嫌な思いもしてきました。

カウンセリングを学ぶまでは、人の長所、短所を見るのも下手でした。

つまり、自分の長所、短所は、本当に分からないまま卑屈で、傲慢でした。

そんな私が子育てしていたのですから
子どもたちも大変だったでしょう。

人生の午後に入り、自分の長所、短所も見られる様になり
以前よりは、精神的に成熟してきて
午後3時のおやつの時間が楽しいです。

Better late than never.

何かをしたいと思った時
しようか、しまいか悩みます。

今は、残りの人生で一番若いから、今のうちにやっておこう。

しないよりマシ。

今は、あれこれ仕事をした後のご褒美に

あちこち研修に行ったり
温泉に行ったりするのが楽しく、人生の午後の時間が充実しています。

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人生の正午は、人生の危機。そろそろ親の敷いたレールから外れる準備を

2019年01月11日 | こころ
東京でのアサーション研修を終えました。

自分の気持ちを率直に正直に伝えることがいかに大切で、

それはが難しいかをグループ演習で体験させていただきました。

もし、誰にも伝えられないとしても、
自分の本当の気持ちを大切にしましょう。
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さて、人生を一日に例えてみようと考えました。

例えば、私の80歳が寿命だと仮定すると…

0歳が夜中の0時としましょう。

10歳は、午前3時。まだ、辺りはまだ暗い夜中。

20歳は、午前6時。夜が明けたばかり。早起きの新聞配達の音が聞こえてくるころ。

30歳は、午前9時。学校、会社など、1日の活動が始まったばかり。

40歳は、お昼12時。お昼ご飯の時間。

50歳は、午後3時。おやつの時間。もう、一働き。

60歳は、午後6時。ようやく1日の仕事が終わるころ。人生では、そろそろ定年を迎える、もしくは、定年を意識する頃。

こうして考えると、60歳は、人生を一日に例えると、沢山働いたから、これから、遊ぶぞという時。

70歳は、午後9時。人生の終焉を意識する時期。人生の締めくくりに、やり残したことはないか?
会いたい人はいないか?

そういえば、大学院の時の先生が、70歳で再婚されてと聞きました。

いいですね。まだまだ、若いし、人生は楽しい。

80歳は、午後12時。24時。一日が終わり。80歳が寿命だとすると、人生の終わりころ。

平均寿命は、男性が約80歳で、女性が約87歳で、ますます、寿命は長くなっています。

もう少し、1日の午後の時間がゆっくりになりますね。

80歳が寿命だと仮定すると、40歳までは、人生の午前中。

カール・ユングは、人生の正午を40歳とし、人生の危機としました。

ユングが活躍したのは、約100年前でしょうから、
2019年の今は、人生の正午は、45歳か、50歳なのかもしれません。

人生の午前中に準備をしておけば、人生の正午の危機を乗り越えられると言われています。

人生の午後に備えて、何を準備するのか?

そろそろ、親の敷いたレールから、外れる準備もいいのかもしれません、
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アサーション まずは、自分の気持ちを伝えよう

2019年01月10日 | こころ
「アサーション」というコミュニケーションの考え方と方法を学んでいます。

コミュニケーションには、技法(内容の伝達)と
プロセス(心理的・社会的相互作用)が同時進行していることを体験し

グループアプローチによるアサーションの学習を通して、
職場や日常生活におけるコミュニケーションとかかわりを見直し、
自分らしい生き方を探るための学びです。

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「アサーション=assertion」とは、
辞書で引くと断言とか、主張と出てきますが、本当の意味は違います。

「アサーション」とは、自他尊重の自己表現のことで、「伝えてみる、話す」と「受け止める、聴く」のコミュニケーション、相互交流、循環的やり取りです。

自分と相手も大切にするやり取りで、率直にわ正直に自分の気持ち、考えを伝えると同時に、相手の思い・表現も大切にします。

コミュニケーションとしてのアサーションは、
言語(思考)と非言語(感情)を活用した相互交流のことです。

アサーションの心理状態としては、率直、正直、ありのままです。

人のあり方としては、
人は、人間として共通性を持ちながら違っていることを前提とした関わりです。

人間は、DNAが違うから生き延びてきたそうで、違うからグループで生きることの難しさです。

なので、アサーションとは、「違い」を排除せず、
創造性を生み出す刺激にするやり取りのことです。

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このアサーショントレーニングは、
非主張的自己表現の多い日本人には、特に必要だと思っています。

非主張的自己表現とは、

・自分を抑えて、相手を立てる

・言いたいことを言わない、言えない、伝わらないような言い方をする、遠回しに言う

・「自分は二の次」という姿勢・態度になっている

非主張的になる理由としては、大きく分けると以下の3つのようなことが考えられます。

①自分の気持ち、考え方を把握していない
②排除、葛藤、攻撃を体験したくない
③非現実的な常識、制約(規制など)、制度、自らの人権軽視、など

この非主張的自己表現が続くと…

・怒りが溜まったり、相手を恨んだり、八つ当たりをしてしまう

・よそよそしくなる、キレる

・忍耐する、自分を責める、うつっぽくなる(感情の麻痺)

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非主張的自己表現は、自信のない人にありがちな表現です。

コミュニケーション改善には、
まずは、穏やかに、上手に自分の気持ちを伝えていくことが始まりとなると思います。

そして、目指す目標は、二人が分かり合うだけでなく、
二人の新しい世界を創造するという壮大なものです。
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我慢しないで、自分の気持ちを伝えましょう

2019年01月08日 | こころ
人を傷つけまいとしてつい我慢してしまうことも多いものです。

例えば

相手が大きな声を出したり

にらんだり

最悪、手を上げたり

こちらは怖いのですが、それを我慢してしまうことがあります。

我慢する原因は、

相手に嫌われたくないと言う思いや

怖いと言うことで相手を傷つけてしまうのではないかという思い

などです。

怖いと感じる相手が

子供だとしても

夫や妻だとしても

できるだけ自分の感情を伝えるようにしましょう。

「私は怖い」と。

それでも、あなたは、良いお母さん。良い妻、良い夫。
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