地震その時あなたは？

福岡西方沖地震、5年前の今日3月20日午前10時53分
玄界灘で発生した最大震度6弱の地震があった。


カウンセリングに来た方に

「今、地震が来たらどうしますか？」

と質問することがあります。

ある６歳の女の子は、
「机の下に隠れる」と

１３歳の女の子は、
「お母さんをかばう。」
と答えた。


わずか６歳で
事実志向ができ

たった１３歳で
親的役割を担っている。


ちなみに、我が家では

こどもたちと友だちが居て
一斉に机に隠れた。

が、１５歳の長男は、
一人だけ隠れずに
皆が隠れたテーブル横にある食器棚を
支えていた。

親や人を守ろうとする性格は、
長男、長女に多い。

両親がけんかしている家に育っても。

ああ、今考えたら
長男には、だいぶ守ってもらったなあ。

心配かけたなあ。


これからは、良い子を止めて
人より
自分を優先して
自分を守ってください。

良い子はつらいよ

渥美清主演の映画は
「男はつらいよ」
だけど

「良い子もつらいよ」


小さなこどもは、

「はしゃぐ、
散らかす、
言うこときかない、
じっとしてない、
わがまま言う、
甘える、
弱音を吐く、
自己中心的。


なのに
はしゃぐな。
散らかすな。
言うことききなさい。
じっとしてなさい。
わがまま言うな。
甘えるな。
弱音を吐くな。
自己中心的でなく、
常に他人を優先しなさい。」

と親や先生から日常的に言われて
育ったらどうでしょうか？

自分の気持ちや欲求は我慢して

大人しくて、良い子。


お利口さんにしていると
こどもらしさが
発揮出来なくなる。

自由じゃない。

カウンセリングに来た人は

「翼をもがれた」と比喩したり

「人の顔色ばかり気になる」


もうこれからは

自由に

はしゃきま、
散らかして、
言うこときかずに、
じっとせず、
わがまま言い、
甘え、
弱音を吐き、
自己中心にもなってみる。

人の顔色を伺わず、
羽ばたいてみる。