ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

「あなた」のためは「誰」のため?

2015年01月17日 | こころの子育て
「あなた」のためと言っているのは、「誰」のためでしょうか?

《成長出来ない子どもの親は自分の価値を認めていないのかもしれない》

「あなたのためよ」

「あなたの幸せのため」

親が子どもにそう言って育てることがあります。

こう言う親は、自分がないのかもしれません。

そう言われて育った子どもは、負担になります。

子どもの側からすると、恩着せがましいのです。

親が恩着せがましいのは、おそらく親自身が
自分の価値を認めていないから。

親自身がその親から認めてもらえなかったと感じているから、
自分の子どもに自分の価値を認めてもらいたいと思っているのかもしれません。

子どもがなかなか大人になれずに子どもに成長して欲しい時、

子どもに「あなたのため」と、
あれこれ言ったり、仕事を辞めたり、引っ越ししたりすると
さらに子どもにプレッシャーをかけて
大人にしようとすると、
それがさらに負担になってしまい悪循環になるようです。

子どもがなかなか成長しない時は、ベクトルを自分に向けることも考えましょう。

親が自分自身と向き合い、
自分自身の価値を認めることが先決なのかもしれません。

つまり、「あなた」のためと親が言ってるのは、「誰」のためでしょうか?!

子育ては、自分育てとよく言ったものです。
コメント (1)
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